漆花ひとつ (講談社文庫)

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  • 講談社 (2025年2月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784065383704

作品紹介・あらすじ

変転する時代を生きのびろ!

平安末期、貴族の世から武士の世に時代が移ろうとする都を舞台に、権力者に翻弄されながらも懸命に生きる人々
の姿を描く。
二十二年前に討たれたはずの悪対馬守が二人舞い戻り、「我こそが本物」と衝突する表題作、内裏に勤める楽人が琵琶の達人を帝の師に迎えるため奔走する「鴻雁北」など至高の五編収録。

必死に足掻いて生き続けるのさ。この国の政がどうあろうともーー。

宮廷を覆う不穏な影。
猛き者たちの世へ時代が移ろう中で、滅びゆくものと、生き続けるもの。
歴史小説の一等星、澤田瞳子が描く至高の短編集。

みんなの感想まとめ

時代の変遷を背景に、平安末期の人々の生き様を描いた短編集です。著者は、あまり語られることのない庶民の視点から、歴史上の有名な事件や人物を巧みに取り上げ、読者を引き込む魅力を持っています。各短編は、異な...

感想・レビュー・書評

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  • 「うーむ」と唸るしかない!さすが、澤田瞳子さんの作品は、平安時代後期という、あまり描かれない、描かれても、源平の争いがほとんどの時代における庶民の話という、普通だったら面白そうもないことを、これ程面白くしてしまう。今更ながら、凄い。

  • 平安後期の短編集。
    面白かった~。色んな人物の視点で、歴史上有名な事件が語られるのは面白い。

  • 毒っ気があるというか。好み。

  • 短編集。平清盛の出世の時期と重なる時代運び。

    1話目 平忠盛の父親が打ったはずの源義親の偽物が2人も現れる
    2話目 典薬寮の女医者が主人公。寵を失った中宮と皇后の話
    3話目 遠藤盛遠(文覚)出家譚
    4話目 平治の乱は誰の画策で起きたのか
    5話目 琵琶桂流の仄聞記

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著者プロフィール

澤田 瞳子(さわだ・とうこ):一九七七年京都府生まれ。二〇一〇年に『孤鷹の天』でデビュー、同作で中山義秀文学賞、一三年『満つる月の如し 仏師・定朝』で新田次郎文学賞、一六年『若冲』で親鸞賞、二〇年『駆け入りの寺』で舟橋聖一文学賞、二一年『星落ちて、なお』で直木三十五賞を受賞。『火定』『名残の花』『輝山』『月ぞ流るる』など著書多数。


「2025年 『東海道綺譚 時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

澤田瞳子の作品

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