たのしい江戸絵画入門 「推し」の魅力に漫画で迫る

  • 講談社 (2025年3月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784065383858

作品紹介・あらすじ

江戸絵画の深い深い“沼”にはまった漫画家が、7人の「推し」絵師の魅力を徹底解剖。多彩な造形に驚嘆し、細部に宿る面白みにしびれ、絵師たちの気持ちに思いを馳せます。美術を深く、自由に鑑賞するための、日本一ディープな美術入門書です。

●円山応挙の「リアル」
●長沢蘆雪の「やさしさ」
●与謝蕪村の「ぎこちなさ」
●岸駒の「かっこよさ」
●歌川広重の「実験」
●伊藤若冲の「かたち」
●司馬江漢の「ファンタスティック」

■コラム「好きな絵の話」
中村芳中
鍬形蕙斎
俵屋宗達

【この本について】
●本書は、自らも絵を描く著者が、心から敬愛する7人の江戸時代の「推し」絵師の魅力を「エッセイ」「イラストレポート」「漫画」という3つの形式で紐解いてゆく、江戸時代絵画への入門書です。どこでも好きなところからお楽しみください。

●紹介している絵の図版はすべて著者による模写です。やむをえず部分図となっている場合があります。オリジナル作品の作品名や所蔵などの情報は、それぞれのページに記載しています。

●漫画は、絵師自身が残した日記をはじめとする様々な資料・文献を参考に、著者が想像力を羽ばたかせて描いたフィクションを含んでいます。

感想・レビュー・書評

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  • 721/オ

  • 長田さんの絵と説明が凄まじい…!
    今まで「ふーん」とか「かわいい」くらいにしか見ていなかったけど、そんな視点があったのか、そんなふうに感じるのか!など長田さんの目を通して絵を見直すと楽しい。作中の全作品は長田さんが手掛けており、再現度に驚く。この絵を見てるだけでも楽しい。

  • 無心に目の前のものを見つめ追い続ける「目と手の力」
    描けけば何でも描けてしまう「画力の大きさ」
    「江戸の雰囲気」を描きたいとき
    絵の中にだけある「ファンタジーのような世界」
    「素朴さ」
    「震える線」
    好きな絵を誰かに伝え共有できた幸せ
    推し絵師の魅力
    ぎこちない味わい
    俳気
    かわいいかわいい
    真面目で、やわらかい人
    隙のない絵も描ける技術
    我々と同じように世界を見ている
    眼鏡絵の制作を通じて西洋画法を習得
    異様なほどの凄み
    一切の妥協をせずにそれを再現するひたむきなこだわり
    クレイジーな人間
    いとおしい
    近景モチーフの見切れ方
    ファンタジーの世界を描きたい
    奥行きや「せり出してくる感じ」
    ぐっとこちらへ近づいてくる
    波打ち際や砂浜、山々、富士山を描く線がゆったり
    普段の生活にそっと寄り添うような穏やかな絵
    一瞬の閃きに冴える水墨画
    風通しの良い教えの場
    幅広くつかみどころがない
    「そんな風に楽しめばいいのか」
    不自然なほど揺らぎのない丸や直線
    純粋な好奇心
    色鮮やかな着色画
    独自の造形感覚
    混じり気のない画家の姿
    線の太さや細さを変えたり
    形をとらえる「力」
    身体の奥まで染みてくるような感動
    江戸絵画を通して感じた思い熱く
    血の通った生き物のように見える
    ブレーキのない車のアクセルを全力で踏んでいる

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著者プロフィール

金子信久(かねこ・のぶひさ)
1962年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。福島県立博物館などを経て、府中市美術館学芸員。担当展覧会に「亜欧堂田善とその系譜」(福島県立博物館、1990年)、「司馬江漢 西洋との接触、葛藤と確信」(府中市美術館、2001年)、「亜欧堂田善の時代」(府中市美術館、2006年)、「リアル 最大の奇抜」(府中市美術館、2018年)など。「亜欧堂田善の時代」展の企画と図録論文で第18回倫雅美術奨励賞受賞。主要論文に「亜欧堂田善の銅版江戸名所図群に関する絵画史的検討」(『国華』1220、1997年)、「迫真と形象化‐司馬江漢と亜欧堂田善の油彩画」(『民族藝術』22、2006年)、「司馬江漢 西洋風景人物図屛風」(『国華』1336、2007年)など。著書に『日本美術全集14 若冲・応挙、みやこの奇想』(共著、小学館、2014年)、『もっと知りたい長沢蘆雪』(東京美術、2014年)、『子犬の絵画史 たのしい日本美術』(講談社、2022年)ほか多数。

「2022年 『作って発見! 日本の美術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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