タマや 新装版 (講談社文庫)

  • 講談社 (2025年2月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784065385142

作品紹介・あらすじ

孤独な魂と猫(タマ)の奇妙な日々を、独特のユーモアで描く珠玉の連作短編集。

顔が大きくて丸い猫をおしつけられて、ぼくは困ってしまう。間もなく五匹の仔猫も誕生した。気ままで頼りない、おかしな人間たちと猫との日々。さびしさも哀しみもゆるやかに流れ……。英米をはじめ翻訳出版が欧州各地で話題の著者による、猫のようにしなやかな美文。読む喜びをもたらす麗しの連作短編新装版。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

日常の何気ない瞬間を独特のユーモアで描き出すこの作品は、孤独な魂と猫との奇妙な日々を通じて、人生のさまざまな価値観や感情を探求しています。登場人物たちは、道徳や善悪にこだわらず、日常生活の中でのささや...

感想・レビュー・書評

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  • 『タマや 新装版』/金井美恵子|現役大学生が読んだ!『タマや 新装版』/金井美恵子・著|tree
    https://tree-novel.com/works/episode/1cab495b5cd3f7251b62a5ea036b2f82.html

    「世界の読者」に発見された「日本の隠れた大傑作」…34年の時を経たいま翻訳出版が切望される「深すぎる理由」(講談社文庫出版部) | 群像 | 講談社 2025.02.22
    https://gendai.media/articles/-/147149

    金井 美恵子|重箱の隅から|webちくま
    https://x.gd/3qf6H

    第23回「机上芸術」と正座の人たち  清方と雪岱|2
    金井美恵子「新 スクラップ・ギャラリー」 | ウェブ平凡 web heibon 2021.09.13
    https://webheibon.jp/newscrapgallery

    猫が持っているのは河出書房新社の
    タマや 金井美恵子:著、金井久美子:カバー装幀・装画、保坂和志:解説 208P 1999年6月4日...
    https://x.gd/a8QXk

    タマや :金井 美恵子|河出書房新社
    https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309405810/

    『タマや 新装版』(金井 美恵子)|講談社
    https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000407497
    ※本書は1987年11月に小社より刊行され、1991年1月に文庫版として刊行された作品の新装版です。本文は1999年6月に刊行された河出文庫版に順じて修正しました。
    (旧版)
    https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000161005
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    (yamanedoさん)本の やまね洞から

  • 一読してよくわからなかったので、二度読んだ。
    結局わからないままだった。
    感想を書く。

    主人公たちは、道徳、善悪、価値観みたいなことに関わらず、こだわりなく日々を裏返しながら進んでゆく。
    どこにでもある出来事の裏に、実は!みたいなことはない。いつもの日常をひっくり返しても、おんなじようなだらだらした日常だった。

    誰かが誰かを好きにならない。
    誰かが誰かを貶めない。
    誰かが誰かを信頼しない。
    誰かと誰かが喜び合わない。
    誰かが誰かを憎まない。
    そういう日々はとてもイノセントで、かけがえのないものではないでしょうか。

    との問いかけなのかもしれない。
    たぶん、よめてないなぁ

  • 猫は人間の言葉を使うことはできないが、どちらとも雄と雌がいなければ子どもを作れない。本作は人間と猫に焦点を当てるが、どちらも父親の所在がわからないが特徴である。

  • 思ったほど,よくなかった、難しい

  • 相変わらず主述分かんねーし会話文の区切りも不明だけど、めちゃくちゃ良い文章。まどろみのなかで部屋の些細な事物と対峙する瞬間とか、桜湯とか、見つめているものがすばらしい。あと悪口のバリエーションがすごい。幼児の口唇期に近い形でチンチンをイジイジする男を「ペニス•グルーマー」と呼んだり、自分で髪を切る女を「自己懲罰的」だと言ったり、コンサバばばあであったり。

    単語メモ 
    薔薇刑 三島由紀夫的切腹。
    熟寝 共寝のこと。「うまい」と読ませる。

  • ふわふわした人たちのとりとめない暮らし
    「なめまかしい」事件もなく、淡々と過ぎる

    読点で区切られながらも、ずれていきつつ息長く続いていく、長回しのような文体は、はまれば気持ちいい。

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著者プロフィール

金井 美恵子(かない・みえこ):1947年、群馬県高崎市生まれ。67年、「愛の生活」で太宰治賞次席を受賞し作家デビュー。翌年、現代詩手帖賞を受賞。79年、『プラトン的恋愛』で泉鏡花文学賞、88年、『タマや』で女流文学賞、2018年、『カストロの尻』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。他の作品に『軽いめまい』『柔らかい土をふんで』『岸辺のない海』『恋愛太平記』『噂の娘』『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』『小春日和』『スタア誕生』『単語集』他。エッセイ集に『迷い猫あずかってます』『目白雑録』シリーズ、『金井美恵子エッセイ・コレクション』(全4巻)他。また、金井久美子との共著に『たのしい暮しの断片』『鼎談集 金井姉妹のマッド・ティーパーティーへようこそ』などがある。

「2026年 『重箱のすみから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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