- 講談社 (2025年2月14日発売)
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感想 : 23件
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Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784065385555
作品紹介・あらすじ
業界震撼させた『神薙虚無最後の事件』、待望の続編!
〈名探偵倶楽部〉シリーズ第二弾!
「名探偵たるもの、信じ抜くのです!」
剣が宙を舞い、炎を操る。
そんな証言を、あなたは信じられますか?
やさしい名探偵の傑作ミステリー
ーーー
人を不幸にしない名探偵を目指す大学生・志希が出会ったのは、
自らを魔法使いと信じる女性だった。
依頼された事件は、師匠の死。
剣が宙を舞い首が落ちる事件で、
獄炎使いも人形師も次々に犯行を自白する
という異常事態を論理で解決せよ!
「探偵たるもの、依頼人を信じ抜くのです!」
魔法を信じる心に〈名探偵倶楽部〉の論理は届くのか。
青春の日々が蘇る、やさしいミステリ。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
人を不幸にしない名探偵を目指す大学生が、魔法使いと信じる女性との出会いを通じて、複雑な事件を解決していく物語です。シリーズの第二弾として、前作に引き続き魅力的なキャラクターたちが登場し、魔法とミステリ...
感想・レビュー・書評
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前作【神薙虚無最後の事件】はかなり面白く印象に残った作品でした!
今作【魔法使いが多すぎる】は文庫本書き下ろしで名探偵倶楽部シリーズとして動き出しました。
魔法使いという良く聞くワードをどう調理してミステリーに落とし込むのか!?
ミステリー初心者にピッタリなシリーズです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「神薙虚無最後の事件」の続編。
聖川麻鈴の依頼で、10年前の殺人事件を解くことになった。麻鈴は自分は魔法使いの一族だと信じていて、殺された父は偉大な魔法使いだと思っている。そして偉大な魔法使いを殺せるのは、やはり偉大な魔法使いである姉のうちの一人が犯人に違いない。
麻鈴がつけている日記が、彼女を過去に向かわせているのではないかと、日記と引き換えに次々と犯人だと名乗り出る姉たち。しかし名探偵倶楽部の面々によって、姉たちには犯行不可能だと論破されてしまう。
意外な結末が待っていた。 -
魔法によって師匠を殺されたと主張する麻鈴と殺したと主張する麻鈴の姉弟子達、幸せな結末へ辿り着くため探偵が模索する話。殺人事件と魔法の存在をどう落とし込むのかどんどん気になる。めちゃくちゃ難題やのに頑張る来栖さんを応援したい。
-
シリーズ第二弾!
タイトルから魔法使いとか出てくるそういう世界の話だったっけ?
と思いながら読みましたが、なるほどそういう事か。
来栖さんの絶対に依頼人を信じる力はすごいと思う。
そうでなきゃあの結果は導き出せない。
<魔法の極意>が優しすぎる。 -
シリーズ2作目
今回は魔法使いの師匠殺しを巡るお話
以下、公式のあらすじ
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業界震撼させた『神薙虚無最後の事件』、待望の続編!
〈名探偵倶楽部〉シリーズ第二弾!
「名探偵たるもの、信じ抜くのです!」
剣が宙を舞い、炎を操る。
そんな証言を、あなたは信じられますか?
やさしい名探偵の傑作ミステリー
ーーー
人を不幸にしない名探偵を目指す大学生・志希が出会ったのは、
自らを魔法使いと信じる女性だった。
依頼された事件は、師匠の死。
剣が宙を舞い首が落ちる事件で、
獄炎使いも人形師も次々に犯行を自白する
という異常事態を論理で解決せよ!
「探偵たるもの、依頼人を信じ抜くのです!」
魔法を信じる心に〈名探偵倶楽部〉の論理は届くのか。
青春の日々が蘇る、やさしいミステリ。
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冒頭から、炎を操る姉弟子との対決だの、グリモワールだのとファンタジーな要素が登場するけど
やはり読者としては、仕掛けは手品だし、手記に何か不都合なものが書かれてあるのだろうなぁというのが予想できる
そして、他の姉達も同様にグリモワールを渡すように言ってくるのは、麻鈴を守るためというのも予想がつく
しかしまぁ、魔法の存在を否定せずに姉弟子の犯行ではない事を証明するとか、難しくね?
魔法があってもできない事があるというのは、錬金術師のシリーズでも似たようなミステリを書いているけど
今回はさらにそのベースとして、魔法は存在内現実世界という前提になっているのでややこしい
ある意味で、「魔法の存在を証明する」物語にならざるを得ない
そして、そんな魔法をあのように定義したのは個人的には納得感があるし、好き
もう、事実であるかどうかは別問題なんだよね
ただ、あの真相は結構無理があると思うんだが……
兄弟と言えど、色々と知っている事知らないこと、それまでに生きてきたあれこれがあるわけで、ねぇ?
全体を通して、普通は探偵役が魔法という荒唐無稽な存在を論理的に否定するという話の方が多いだろうけど
逆に探偵役が魔法の存在を論理的に肯定する推理をするという構造が面白かった -
来栖志希は東雲大学一年で名探偵倶楽部の一員
そこにある事件の相談に聖川麻鈴がある殺人事件の相談に
師匠の光琳殺害事件の真相と真犯人と名乗る姉妹たち
様々な伏線回収して気持ち穏やかに読めるミステリー
ハード系が多いのでこの程よい心地良さ前作も読みたくなる優しいミステリー -
『神薙虚無最後の事件』の名探偵倶楽部が登場。シリーズ物になったらしい。
自らを魔法使いと信じる女性に師匠の死の真相を明らかにしてくれと頼まれた来栖たち。姉弟子たちが、依頼人の持つ手記を手に入れようと次々に師匠殺しの犯人と名乗り出るのだが…
どう考えても現実とは思われない手記を手掛かりに事件に取り組むというのは島田荘司のようで面白い。ミステリとしては少々弱いところもあるが、読後感はほっこり。
ちなみに魔法世界の正体には茶を噴きそうになった。 -
2025.5.8読了。
シリーズ1作目の完成度が高かっただけに、今回はやや期待外れでした。 -
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やさしいまほう。
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自らを魔法使いと信じる女性から10年前の殺人事件の調査依頼を受ける女子大生の来栖
夢見がちに思える依頼人の言葉を信じて調査するが‥
皆から大切に思われていたことを知らせ前を向かせることができたのは信念を貫いたから
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《名探偵俱楽部》シリーズ2冊目。
単体で見たとしたら、
それほど不満点はないように思うけれども、
1冊目のカッチリした理屈と比べると
偶然性に頼った要素とか
謎解きというよりはただの雑学、
というところもあって
シリーズの並びで見ると落差があったな、という感想。
1冊目に完成度を感じすぎたかな。 -
今回も斬新な設定で、過去の手記を読みながら、過去の事件を解き明かす。それも、誰もが傷つかない推理で。
白髭事件と呼ばれる事件で、犯人を目撃した少女の手記では、魔法を使え、魔法世界があり、魔法により殺害された事に。
そして、真相が綴られてるらしいその手記を奪うため、かつての姉妹の魔法使い達が、自分が白髭事件の犯人だと言う。
魔法とは優しい嘘。真相はみんなの優しさによってうみだされるのであった。 -
師匠が魔法で殺害されたと証言する女性と魔法使いを自称する女性の義理の姉たちが物語序盤から登場するなど中々特殊な始まり方をした本作だが、その感動的な真相にはミステリーではあまり味わえないほっこりしたものが感じられた。もちろんミステリーとしての完成度も中々のものだった。
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本作も最高だった。魔法使いを名乗る女性から語られる彼女の師匠の殺害事件から浮かび上がる「剣が宙を舞い首が落ちる」不可能犯罪と姉弟子達が次々に犯行を自白する状況、何より魔法という非論理的な事象を組み込んだ多重解決の推理劇に惚れ惚れした。作中の師匠が最後に残した言葉はまさに至言だった。
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2025/02/25読了
著者プロフィール
紺野天龍の作品
