アンナ・コムネナ 6 (星海社COMICS)

  • 講談社 (2025年2月5日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (128ページ) / ISBN・EAN: 9784065386538

作品紹介・あらすじ

西洋中世唯一の女性歴史家、ビザンツ皇女アンナ・コムネナの数奇な運命を鮮やかに描く!
最終6巻!

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脚本家 吉田恵里香さん推薦!
(代表作 連続テレビ小説『虎に翼』 アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』)

今、私達が当たり前にように持つ権利や選択肢は、過去にその道を開拓してきてくれた誰かのお陰だ。アンナがいなければ、私達の手の中にある選択肢の数は大きく変わっていたかもしれない。
アンナの壮絶な人生をポップに愛らしく大勢の読者に届くように描き続けた佐藤二葉先生に心からの拍手を送りたいです。
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感想・レビュー・書評

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  • とうとう最終巻が来てしまった。

    メリハリのついた話運びでとても楽しゅうございました。

  • 完結巻。アンナの弟たる皇帝ヨハネスへの反乱は、一番愛し信頼した夫ブリュエンニオスによる土壇場での裏切りに失敗に終わり。それでも愛することは止められず。アンナとヨハネスの長きにわたる対立も、アンナの息子に盛大な結婚式をひらき、率直な祝辞を贈ったヨハネスに、アンナが礼を言うことで、ひとまずは和解という形をとり。陛下、愛とは服従ではありません、というアクスークの真摯な諫言が響く。そしてアンナのまわりの家族譚。孫もでき、ばあばと呼ばれ、弟や夫より長生きし、歴史書を著し、「ようやく見つけたわ、あなたが信じてくれた「アンナらしい戦い方」を!」といった境地に達したことで大団円を迎える。その書が今も読みつがれ、生き続けていることが語られて。なんと、日本語でも読めるんですよね、今は。それを紹介した井上浩一「歴史学の慰め アンナ・コムネナの生涯と作品」は大変面白かった。

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著者プロフィール

俳優・演出家・古代ギリシア音楽家・作家。北海道出身。国際基督教大学卒業。首都大学東京大学院博士前期課程中退。西洋古典学を専攻し、ギリシア悲劇を研究する。座・高円寺劇場創造アカデミー演出コース修了。著書に漫画『うたえ!エーリンナ』(星海社)、小説『百島王国物語 滅びの王と魔術歌使い』『百島王国物語 竜騎手の反逆』(星海社)がある。

「2023年 『アンナ・コムネナ 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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