シュメル人 (講談社学術文庫)

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  • 講談社 (2025年2月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784065386927

作品紹介・あらすじ

紀元前3500年、まだ日本が縄文時代だった頃に巨大神殿を建て、古拙文字を発明。ビールを飲み、都市文明を謳歌し、華やかな宴会を繰り広げたシュメル人たち。紀元前2004年のエラム侵入により忽然と消えてしまった彼らの日常には、現代の日本や西欧社会に通じる様々なしきたりと人間模様が隠されていた! 古典の名著『ギルガメシュ叙事詩』や発掘された奉納額、図像などの一等史料を丹念に解読。王の父子相伝や戦記、后妃の葬儀、交易記録などから最古の文明人の驚くべき栄華と崩壊を識る!

内容紹介
第1章 シュメルの父と息子――現代人にも共感できる、王と息子の話
第2章 ラガシュ王奮戦記――自国を守るため戦う王の弱気な横顔・・・
第3章 后妃のお葬式――シュメル女性の結婚、育児事情
第4章 商人が往来する世界――シュメル人がほしかった銅、レバノン杉、瀝青と、貿易活動
第5章 星になったシュルギ王――決して楽ではなかった王の一代記

<目次>
はじめに
1 シュメルの父と息子――ウルナンシェ王の「奉納額」
ウルナンシェ王の「奉納額」/都市国家ラガシュ市/ウルナンシェ王の王碑文/奉納額の絵解き/家族の肖像/教育は人類不変の悩み
2 ラガシュ王奮戦記
二方面の宿敵/「正史」の始まり/初代王、第三代王の戦い/「エアンナトゥム王の戦勝碑」/ラガシュ最後の輝き
3 后妃のお葬式――シュメルの女性たち
葬儀は語る/シュメルの女性群像/后妃の結婚生活/后妃として母として/仇(かたき)の妻に弔われた前后妃
4 商人が往来する世界――シュメル人の交易活動
古代人の商売繁盛/ 瑠璃(るり)に魅せられて/銅は海からやってくる/ギルガメシュと「杉の森」/石油より大事なもの
5 星になったシュルギ王
帝王の佇まい/ウル第三王朝の最盛期/王の公務/神になったシュルギ王/戦いに明け暮れた後半生

あとがき
主要参考文献
主要図版引用文献
コラム 
「正統な後継者」/「油あふれる」ディルムン/シュメルのモナ・リザ/生きているシュメル語/文字と争いの起源/メルッハからの「砂金」/エブラ市の発見/中島敦と古代オリエント史/王の称号
学術文庫版あとがき
索引

本書は『五〇〇〇年前の日常 シュメル人たちの物語』(新潮選書 2007年刊)を改題したものです。

感想・レビュー・書評

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  • 五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語 : Ordinary 2007年03月24日
    https://motomiya.livedoor.biz/archives/50793435.html

    「古代オリエント全史」著者、小林登志子さんに聞く歴史を学ぶ意義 - 産経ニュース 2023/5/22
    https://www.sankei.com/article/20230522-ACIET47HXNL6VACW7T3GSGNAT4/

    小林 登志子 - Webcat Plus
    https://webcatplus.jp/creator/675069

    五〇〇〇年前の日常 : シュメル人たちの物語 小林 登志子(著/文) - 新潮社 | 版元ドットコム
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784106035746

    『シュメル人』(小林 登志子)|講談社
    https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000409077
    -----------------------------
    (yamanedoさん)本の やまね洞から

  • 時は今から5000年前、場所はメソポタミア。ここにこんなにも豊かな都市国家があるなんて、この本を読むまで知らなかった。
    麦が豊かに実る大地で家族もあり、文字の読み書きもしていた。知的、精神的レベルは現代人と何ら変わらないだろう。
    もちろん今の時代と比較すると不便だとは思う。が、そこには楽園を思わせる雰囲気がある。気候もさぞ暮らしに適していたのではなかろうか。
    これが、1000年前ではなく、5000年前なんだ。
    因みに日本でざっくり1000年前というと、源氏物語の時代。5000年前と言うと…
    5000年前のメソポタミアの地は人類のパラダイスというと言い過ぎかもしれないが、憧れてしまう。
    わずかな時間ではあったが、古代オリエントの世界を堪能できた。楽しいひとときだ。

    ところで、レバノンの国旗にもなっているレバノン杉。実は高さ30メートル、幹の直径2メートル以上ある大木。神聖、不滅の象徴のようだ。てっきり杉の木だと思っていたが、実はマツ科の木らしい。

  • シュメル人の社会が垣間見られた。所々で楔形文字の例が挙げられていて、参考になる。

  • 東2法経図・6F開架:B1/1/2856/K

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著者プロフィール

小林登志子
1949年、千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業、同大学大学院修士課程修了。古代オリエント博物館非常勤研究員、立正大学文学部講師等をへて、現在、中近東文化センター評議員。日本オリエント学会奨励賞受賞。専攻・シュメル学。
主著『シュメル―人類最古の文明』(中公新書、2005)、『シュメル神話の世界』(共著、中公新書、2008)、『文明の誕生』(中公新書、2015)、『人物世界史4 東洋編』(共著、山川出版社、1995)、『古代メソポタミアの神々』(共著、集英社、2000)、『5000年前の日常―シュメル人たちの物語』(新潮選書、2007)、『楔形文字がむすぶ古代オリエント都市の旅』(日本放送出版協会、2009)ほか

「2022年 『古代オリエント全史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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