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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784065391617
作品紹介・あらすじ
「ただ普通でありたかった」
誰か教えてください。
ぼくはどう生きればよかったのでしょうかーー。
三通の手紙に刻まれた魂の叫びが、現代の精神的堕落をあぶりだす。
中学受験、トー横、起業サークル、悪徳コンサル、闇バイト。
「普通」が壊れた時代に漂う「自己本位」への誘惑。
【あらすじ】
ある青年から届いた手紙には、幼少期から「普通」を願って生活を送ってきたことが書かれていた。普通の家庭、普通の教育、普通の交友関係。多少の挫折はあっても、彼は「普通」の軌道に乗り続けている--はずだった。今、彼はとても困難な状況にいる。どこでそうなったのか。どうしてそうなったのか。両親が不仲だからか、トー横に行ってしまったからか、それとも大学時代の起業サークルが原因か、それとも重くのしかかる奨学金のせいだろうか。三通の手紙があぶり出すのは、あらゆるものが可視化された現代社会にはびこる精神的幼稚さと、その行く末。
ぼくだけが悪いのでしょうか?
見えますか? この暗黒が。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
「普通でありたかった」という願いが、現代社会における精神的な苦悩を浮き彫りにします。主人公は、幼少期から普通の生活を望みながらも、いつの間にか犯罪に巻き込まれ、厳しい現実に直面することになります。手紙...
感想・レビュー・書評
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常に現時点の社会問題と並走するような物語を紡いでくる月村了衛さん。本作もまた、今の時代の空気をそのまま吸い込むような一冊。
描かれるのは、「普通の人生」を生きるために、小学生の頃から細心の注意を払ってきた青年の告白。自分語りの形式で綴られる文章は、読み進めるほどに痛々しさと禍々しさを増していく。それは特異な犯罪者の物語というよりも、「今、普通の底にいる人間の、普通の話」と感じられるからかもしれない。
先のことを考え、踏み外さぬよう行動してきたはずの主人公。しかし人生の途上で、ふとした拍子に闇に引き寄せられそうになる瞬間が訪れる。一度は踏みとどまり、社会人としての道を歩み始めたにもかかわらず、なぜか再び闇へと落ちてしまう。その過程は劇的ではなく、むしろ現実的だ。
本作は、いわゆる「闇バイト」を扱った作品として括られがちだが、焦点は犯罪そのものよりも、そこに至るまでの心理の揺らぎや、自己認識の歪みに置かれているように思う。理性があり、判断力もあるはずの人間が、なぜ抗いきれなかったのか。その問いを告白という形で突きつける。
同じ作者の『半暮刻』を先に読んでいれば、また違った読み方ができたのかもしれない。残念ながら未読ですが、二作は異なる角度から、同じ時代の影を書いているように思います。
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オーディブルで聴いたのだが、すごい作品である。ごく普通の人が、いつの間にか犯罪に巻き込まれ、殺人者として死刑を宣告されてしまう。そんな現実が実際にあるのだろう。闇バイトに従事せざるを得なかった若者の実際はごく普通の人なんだと…。かつては普通の人は普通に生きれたのに、現代社会では普通に生きることさえ難しくなっているのだと思う。
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令和の人間失格「普通でありたかった…」という書き出しの手紙に記された青年の幼稚な叫び声 #普通の底
■あらすじ
ある青年からの手紙には、幼い頃から「普通」を願って生きてきたをことが書き記されていた。多少の失敗はあれど、ほぼ「普通」の人生を歩めてきたはずだったのが…
■きっと読みたくなるレビュー
本作はある青年からの手記によって構成される物語。
彼は幼年期から目立つことを避け、いかに普通に生き抜くかだけを最優先に考えている。常に利己的で合理的、無駄なことは一切したくない。いつも正しそうな理屈ばかりこねている。現代的で理にかなった生き方かもしれません。しかし私には幼稚すぎて、彼の生き様は見るに堪えなかったですね。
物語の前半は彼の幼年期から学生時代、中盤以降は社会人になってからのお話。後半に入ると、まさしく現代の社会問題になっているテーマがいくつも描かれています。リアリティがあり過ぎて… なんでこんな世の中になってしまったんだと憂うしかありません。
彼の気持ちはわかる… しかし、説教したくてしょうがない。
・自分の利益を最優先に考える人には、同じ考えの人しか集まってこない
・なんでも他人のせいにする人は、自分の人生すら他人のせいにする
・社会の責任だと批判してもいい人は、自ら進んで社会を変えていこうとする人だけ
・学歴フィルターは存在する、ただあくまで基準のひとつでしかない
・上級国民は存在する、ただどれだけ羨んでも他人は他人。自分にプライドを持ち、胸を張って生きるべき
一方で、現代の日本で「普通に生きる」ことがいかに難しいというのもよくわかる。一度社会のレールからはみ出すと、セカンドチャンスが与えられず、元のレールに戻っていけないんだよね。私も恥ずかしながら大学を中退しているので、どれだけ大変なことかは痛いほどよくわかるし、肌で感じるよ。
ただ誰も彼に手を差し伸べてあげられなかったのが残念でなりません、しかしそれも自業自得なんですよね。「情けは人の為ならず」と言います、現代こそこの座右の銘を広げたいと思いました。
■ぜっさん推しポイント
この青年の手紙を読んでいると、自分の人生をゲームみたいに「仮の人生」にしてしまってる感じがするんですよね。負け=リセットして終わり、みたいな軽い感じがするのです。
知らぬ間にどんどん年齢を重ねて、いつの間にか他人の都合に巻き込まれていく。自分自身クソみたいな人生だと気づいてたとしても、必死にもがくことはせず、すぐに諦めちゃう。
現代でもこういった人生を送ってしまう人は少なからずいますが、どんなことがあっても、まごうことなき、あなたの人生であるということを忘れないでほしいです。-
なんか感動しました。akiさんの説教部分を拝見して、頑張って切り拓いて来られたんだなあとなんか、とにかく感動しました。゚(゚´Д`゚)゚。なんか感動しました。akiさんの説教部分を拝見して、頑張って切り拓いて来られたんだなあとなんか、とにかく感動しました。゚(゚´Д`゚)゚。2025/05/09 -
yukimisakeさん、コメントありがとうございます。
いえいえ、さぼってた自分が悪いんです^^
ほんと普通に生きるのだけでも大変なん...yukimisakeさん、コメントありがとうございます。
いえいえ、さぼってた自分が悪いんです^^
ほんと普通に生きるのだけでも大変なんですよね。2025/05/09
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普通でありたかった…と、川辺優人はこれまでの人生を回顧しつつ手紙に綴ります。普通に生きてきたはずなのに…なぜ?そうなったのか??どこが自身の岐路だったのか??回顧しつつも、すっきりはしません…。
清々しいまでの落ちっぷりでした!川辺優人だから??もちろんそれもあるでしょうけど、普通に生きたい私たちだって、こんな極端な落ちっぷりはしないかもだけれど、落ちるリスクは誰にでもあるんでしょうね…。
気になるのは、普通に生きたいと思いながらも、普通に生きられないのは自分のせいじゃない…という面が強くよみ取れたこと…。ある意味、自己中なのかも…!!気をつけないと、ね(^-^;-
どんぐりさん、おはようございます。
ホント何が悪かったのか…結局自分の弱さなんでしょうね!
ちょっと、誰にでもあり得る感じもしたんで
...どんぐりさん、おはようございます。
ホント何が悪かったのか…結局自分の弱さなんでしょうね!
ちょっと、誰にでもあり得る感じもしたんで
ちょっと怖いなぁ〜って思いましたよ(・・;)2025/07/21 -
1Q84O1さん、おはようございます。
普通が一番ですよね!
でも、普通に生きられない人もいるってことですかね〜
その原因は自分にある...1Q84O1さん、おはようございます。
普通が一番ですよね!
でも、普通に生きられない人もいるってことですかね〜
その原因は自分にあるってこと、気づかないとこ、
なぁ〜んか、もやっとしますよね^^;2025/07/21 -
ぴこさん、おはようございます。
ホントどこまでも落ちますよ(;´∀`)
それも、誰かのせい、社会のせいにして、ね…!
ここまで落ちるか...ぴこさん、おはようございます。
ホントどこまでも落ちますよ(;´∀`)
それも、誰かのせい、社会のせいにして、ね…!
ここまで落ちるか〜って感じで
ちょっと面白くも読めましたけどね!2025/07/21
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「ただ普通でありたかった。」という書き出しで始まるこの手紙は、幼少期から今まで生きてきた自分のことを書き綴っている。
普通に目立つことなく学生生活を送ってきた彼が、何がきっかけでこうなったのか…。
不仲な両親のせいか、トー横に行ったことか、大学時代の起業サークルが原因か、警察がきたことか、会社を辞めたことか、重くのしかかる奨学金の返済のせいか、闇バイトに関わってしまったことか…
時代ごとの三通の手紙に書かれたことは、特別なことなどないと思えるにはかなり重い告白のようである。
何が重いのか…とんでもなく貧困だとかネグレクトを受けているとか差別されているとか虐められているわけでもないのに読んでいると息苦しさを感じる。
多かれ少なかれこの程度の経験はある、と誰もが言うのだろうか?
これが今の時代だとすれば普通に犯罪が蔓延る世の中で生きているということだろうか。
普通とは何なんだろう。
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悪い人間に出会ってしまったことが運の尽きか。上野千鶴子が入学式で言っていた、あなた達は環境に恵まれたからここに居る、という言葉が腑に落ちた気がする
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読書備忘録939号。
★★★★。
読んでてぜんっぜん!楽しくない!
メンタルを根こそぎ持っていかれる!
★5つは無理!
主人公の転がり落ちていく不幸が自分のこととして夢に出て来そう。
なんなら、既に家を出た息子とか娘の人生が破壊される可能性があるのでは?とうなされる・・・。
主人公の川辺優人。
どうやら誰かに手紙を書いている。
第一の手紙。
この世に生まれて普通に幼稚園に通い、普通に中学を卒業するまで。普通に。
第二の手紙。
高校から新卒で入社した教育コンテンツを手掛ける会社を退職するまで。
普通でいたいが為に高校でちょっと判断を誤る・・・。
さらに普通が良かったんじゃないの?と思わざるを得ない退職理由。
第三の手紙。
転職から人生破滅まで。
もうここは普通じゃないです。決して。
辛いから備忘したくない。
トー横。
未成年女子を食い物に。
奨学金返済の重い負担。
外国人差別。
闇バイト。普通のバイトと闇バイトの区別がつかなくなる末期症状。
最後にジャーナリストが言っている。
普通とは?
普通がいいけど凡庸ではないことを望む薄っぺらさ。
誰もが紙一重の時代。世代ではなく時代。
最後に。この世が若い世代にとってちょっとでも住みやすい世の中であって欲しい。
ワタクシは年金要らん!働けるだけ働く!頑張って支給開始を遅らせるよ!支給開始直後からの速攻でコロリを目指すよ!
身体鍛えるよ!健康寿命伸ばして医療費掛からないようにするよ!
だから、若い世代の笑顔が絶えない世の中であって欲しい・・・。-
2025/08/25
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2025/08/25
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2025/08/25
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普通───
それは1Qさんみたいな人のことを指します
ま、私ってものすごーく普通じゃないですか
何かに秀でているわけではなく、何かに劣ってあるわけでもなく、ものすごーく普通だと思っています
それが一番です
それを望んでいます
だけど、ブク友さんの中には本を読むのが異常なまでに速い人や、本の知識が異常なほど豊富な人たちもいらっしゃいます
このような人たちは「普通」ではありません
しかし、それは素晴らしいことですし、尊敬しますし、羨ましいです
また、中には異常なまでに裸になりたがる人もいらっしゃいます
この人も「普通」ではありません
それは、変態ですし、犯罪ですし、軽蔑します
さて、何が言いたいかといいますと、、、
えーっと、何が言いたいのでしょう、、、
うーん、分からなくなってきました、、、
とにかく、本作は執拗に「普通であること」を望んでいた者が「普通でない」選択をして堕ちていくという話です
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2025/05/08
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ひま師匠
そーですか
天上人ですか
もうこの世の人ではないのですね
召されたのですね
なむあみだぶつΩ\ζ°)チーンひま師匠
そーですか
天上人ですか
もうこの世の人ではないのですね
召されたのですね
なむあみだぶつΩ\ζ°)チーン2025/05/08 -
2025/05/09
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こ、これは…!!
読んでいる途中で、とある小説に雰囲気が似ていることに気づきました。
それは――太宰治の『人間失格』。
ものすごく似ている。現代版・人間失格と謳ってもいいかもしれません。
まず、手紙が三つに分けて書かれている点。
主人公・川辺優人の生い立ちが、時系列で三つに分けて描かれています。
そして、自分のことなのに、どこか他人事のように綴られていて、彼が本当はどう思い、何を考えていたのか、その実態がつかめないのです。
自分があるようでいて、ない。
倫理的にまずいことでも、他人の指示に従ってしまう。
そして、逃げない。逃げられない。
読み進めるほどに、主人公の輪郭がぼやけ、気分が悪くなっていく――そんな感覚に襲われました。
彼が「闇バイト」に手を出すに至った理由は何だったのか。
生まれ育った環境か、学生時代に出会った悪友か、新卒で入った会社を辞めたことか。
どれも決定的な原因には見えません。
おそらく、原因はひとつではない。
彼の性格と選択と運命――最初はゆるく絡まっていただけのものが、年月を経て強く結びつき、ほどけなくなってしまった。
とても抽象的ですが、そんな空気を感じました。
人が落ちていくとき、その瞬間には気づけないのかもしれません。
本人が「落ちた」と自覚したときには、もう元の「普通」に戻れない条件が、いくつも積み重なっている。
彼の人生を遡っても、「彼のようにならないためには」という明確な答えは出ません。
そこに気味の悪さを覚えると同時に、恐怖すら感じました。
その感覚を、言葉にしてくれていた箇所があります。
「ジャーナリスト・松井達行による覚書」の中の、この一文です。
“私とO氏がともに抱いた根源的な恐怖。それは、今すぐにでもその<何か>を解明しなければ、明日闇バイトに応募しているのは私自身かもしれないという予感である。”
私も、いまだにその<何か>が分からない人間です。
正直、自分よりも、子どもが主人公のようにならないか…という不安が強く残りました。
この小説から私が学んだことはただひとつ。
付き合う人間は選ぶべきだ――それも、幼いころから。
「三つ子の魂百まで」とはよく言いますが、人間関係にも当てはまると思います。
小学生時代の人間関係が、成人してなお続き、人生をコントロールされることもあるのです。
自分の身を守れるのは、自分しかいません。
悪意ある人との縁の切り方を、早いうちに知っておく必要があると感じました。
小説で、ここまで心理的に不安にさせられるとは――。 -
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3つの手紙から構成される。書き手の川辺には全然共感できないのですが、なぜかぐいぐいと引き込まれる文章。夢中になって読みました。面白かったです。
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今までにない月村作品に完全に惹き込まれてしまった。
主人公からの獄中からの手記ということには全く気づかず読み進めていくなかで、なぜ犯罪に手を染めていくのか、第三章に続くまでのその時々の心理状態が丁寧に描写されているけど、見事に薄っぺらい笑
果たしてこんなにもうまくいかない人生ってあり得るのか、逆にうまくいくってどんなことなのか、そして普通って何?と改めて考えさせられる作品であるのは間違いない。 -
ただ普通でありたかった。
この書き出しで始まる手紙。
スクールカースト、いじめ、中学受験、奨学金、闇バイト。
学校での自分の立ち位置を常に考え、目立たぬように息を殺している。
就職しても変わらず。
あっけなく仕事も辞めてしまう。
重くのしかかる奨学金の支払い。
追い詰められ、闇バイトに手を出す。
自分が犯した罪に対しては、反省も何の感情もないのが気持ち悪い。
考えが短絡的で他責的。
親や付き合う人達。
自分の置かれている環境も影響するのかもしれないが、それだけではない。
普通に生きたかっただけなのに。
自分は悪くないのに。
どうしてこんなことになったのか。
自分の事だけしか考えられない。
普通って何だろう。
普通ってよく使う言葉だけど、普通なんてないのかも。人はそれぞれみんな違う。
とにかく読了後も気持ち悪さでいっぱい。
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普通の子供が普通の生活を送る内にドン底まて堕ちる鬱作品。語り手の手紙という体裁の一人称視点で語られるが、もどかしい気持ちで一杯になる。
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小説現代2025年1月・2月合併号掲載のものを2025年4月講談社刊。話のベクトルが暗い。そして、あり得る話やなと。そうかも知れんなとも思うし、このパターンって誰しも考えつくんじゃ。それがどーした、それでどーしたい感があります。別の視点もあり得ますしね。というようなところの逡巡があって、うまく楽しめませんでした。残念。
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自分が考える普通が他の誰かの普通と必ずしも同じではないという事に気付いてから、私は「普通」という言葉を極力使わないようにしている。
だがこの物語の主人公・川辺優人は幼少期から普通に拘り、決してそれ以上にも以下にもなるまいと心を砕いて来た。
本作は彼が書いた三通の手紙で構成されている。
勉強が出来、計算高さも併せ持つ彼であれば、要領よく人生を渡っていけそうなものだが、一つの過ちから坂道を転げ落ちるように転落していく。
それは負の連鎖などと軽々しく言えない程の墜落ぶり。
普通である事に囚われ、底で視た景色はまるで地獄。 -
普通でありたかった。この言葉が重いなー。
川辺優人が、己の人生を語る手紙が大半なのだけど、怖いと思ったのは、本当にクラスに何人かいそうな平凡なキャラクターで周りに埋もれてしまいそうな子が、ふわふわと流されて生きている間にだんだん底辺まで落ちていったということ。
全く他人事じゃない。今の時代に刺さるノンフィクションのような作品だなと思った。 -
Audibleにて聴書。
アドラー心理学、「嫌われる勇気」の後に読んだからかトラウマ(過去の経験)について考える事例として読んでしまった。過去をリセットする機会はいくらでもあったのに、とかあのくらいで会社を辞めなくてよかったのに、、、とか。闇バイトの犯行描写は計画が杜撰なだけに生々しい。でも現実の犯行はもっと酷かったのだろうな。
#読了 #Audible #聴書記録
#読書好きな人と繋がりたい
#普通の底 #月村了衛 -
川辺優人という25,6歳くらいの男の生い立ちから始まる自叙伝。
淡々と読み進めて第二章の後半で急にジェットコースターのように坂を登り始め、第三章で奈落の底に落ちる。「普通の底」というタイトルがピッタリな小説でした。
川辺のような人間は世の中にごまんといて誰しもが川辺になりゆる選択肢が散りばめられていて怖くなった。(隣でスヤスヤ寝てる0歳の息子を案じながら)
親ガチャ失敗と言ってるけど小中高、大学受験までさせてもらえても失敗なの?
なぜすぐ捕まる闇バイトなんかに手を出すのかってよく言ってるけど、もうせざるを得ない状況ってことなんだよなー
広域強盗のシーンはまるで自分もトクリュウの一味になってるかのような臨場感。ホラー小説でした。 -
普通とは何なのか?を考えさせられる物語でした。
時代の世相を交えたストーリーでリアリティがあり、主人公の一見合理的な思想も興味深く面白かったです。
本来は恐ろしい犯罪である闇バイトが、滑稽に思える描写でコントのようで面白かったです。
著者プロフィール
月村了衛の作品
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感想 :

私も もっと読みたくなりました
文庫化されたものから
私も もっと読みたくなりました
文庫化されたものから
半暮の方はもっとズバババーと落ちていきますけど、こっちはなんかリアルすぎて...
半暮の方はもっとズバババーと落ちていきますけど、こっちはなんかリアルすぎて…
ぼちぼちやってますか?
普通って難しいよね
2番じゃダメなんですか?って
なったら 8番くらいになっちゃったから...
ぼちぼちやってますか?
普通って難しいよね
2番じゃダメなんですか?って
なったら 8番くらいになっちゃったから
普通を目指したら 底に近くなっちゃうのかな