- 講談社 (2025年4月15日発売)
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感想 : 9件
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784065392560
作品紹介・あらすじ
作家・林真理子の代表作
第32回吉川英治文学賞受賞の連作小説
妻、夫、愛人、父、娘・・・
その「秘密」はもう、隠せない。
倉田涼子、三十四歳。不倫という甘やかな幸福を手にしても、まだそれは接吻にとどまっている・・・「爪を塗る女」。
水谷修司、四十八歳。大手銀行勤務。女子大生と関係中だが、過去の従姉の記憶に苛まれている・・・「従姉殺し」。
十二人の生々しい人間の「秘密」を描く、第32回吉川英治文学賞受賞の連作小説集。
解説:藤田宜永
みんなの感想まとめ
多様な人間関係や秘密を通じて、個々の内面に迫る連作小説が描かれています。主人公たちの心の葛藤や暗い過去が、緻密な心理描写を通じて浮き彫りにされ、読者は思わず引き込まれます。特に、平凡に見える人々の隠さ...
感想・レビュー・書評
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前作で傍に控えていた人が次作で主人公になりその人の秘密が詳らかになる12編の構成。脇にいると平凡に思える人であっても、まさに「誰にでも秘密がある」んだなぁと思わせられる。
私が愛してやまない林さんの人物・心理描写がここでも冴えているのだけど、「母の曲」で、実父が娘の後ろ姿を見て「自分がいちばん抱きたいのは実はこの娘だということもわかったのである」などというくだりは、本当にそうであるとしても、かなりの嫌悪感を感じてしまった。林作品でこの感覚ははじめてかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1997年出版
第32回吉川英治文学賞受賞
2001年に続いて二度目の文庫
リレー形式12話
長編小説だと、最初の方を忘れてしまう私は
なんとか短期間で読むよう、頑張る。
この本は連作とはいえ、
最初の方を忘れてしまっても
なんら問題無しなので
日にちかけて読めて良かったです。
とはいえ図書館で後ろにたくさん待っているので
のんびりできません。
皆さん新装版を読みたいんですね。
林真理子さん日大理事長のお仕事が忙しくて
新しい小説を書くの難しいかしら。
こんなふうに昔の作品を新装して出版
とても良いことですね。
そしてほんとうに面白かったです!
さすがです!
でも時々心に刃物が突き刺さるようなことが。
これは自力で乗り越えるしか無いですね。 -
【爪を塗る女】から始まって、登場人物が次の短編の主人公になる話し。どこかにあるかもしれないような妖しい話しだけど、林真理子らしく、話しの終わり方が小気味よく秀逸。
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林さんが、この手のものを書いているのを知りませんでした。面白く、なかなかの表現 観察に鋭さを感じました
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みんなの秘密
#読了
12編の短編集。
妻、夫、愛人、父、娘などがほぼ不倫をベースに繋がっている連作短編集。
1人が2人と不倫をしていたら、その相手もしてる可能性が高いし、ご近所の目に晒されたり、近場で不倫相手を見つければ標的が家族になるのは目に見えてる。
秘密が秘密でなくなったとき、人の本性が垣間見える。 -
物語の主人公が脇役→主役にリレー形式で変わっていく感じが面白いと思いました。
秘密とだけあって、それぞれの主人公の心の闇や、泥くさい部分を覗いている感じ。
一昔前の(しがらみ)(生きづらさ)が散りばめられてる気がしました。それを考えると現代は随分、自由になったのかな、、と思った。
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著者プロフィール
林真理子の作品
