大相撲中継アナしか語れない 土俵の魅力と秘話

  • 講談社 (2025年3月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784065395417

作品紹介・あらすじ

大相撲アナとして、1988年から2022年まで本場所中継を担当した元NHKアナウンサー・藤井康生。昭和・平成・令和にわたって角界を見守ってきた唯一のアナウンサーだからこそ語れる、大相撲の魅力とその秘話を余すことなく紹介。この一冊を読めば、大相撲中継を視聴するのがより楽しくなること間違いなし!

<内容>
第1章 群雄割拠!史上まれにみる下剋上!
今、大相撲が面白い!/世代交代の足音ちょんまげでの賜盃/番付は必要なの?/ついにやって来る!最強日本出身横綱の時代/旬を極める伊勢ヶ濱 名門二所ノ関に佐渡ヶ嶽

第2章 大相撲にどっぷり!昭和 ・ 平成 ・ 令和
日本人の心を揺さぶった栃若の熱戦/柏鵬時代こそ番付の確かな時代/颯爽と北の富士、地味に強い玉の海/判で押したように左四つ、輪湖時代/千代の富士というヒーローの出現/若貴ブーム、666日連続満員御礼/モ ンゴルからの刺客 大相撲を席捲

第3章 実録大相撲伝!そこには物語がある
大相撲アナウンサーとして伝えた名勝負三選/寺尾が見せた相撲人生最大の悔しさ そして意地/日本中が感動した「鬼の形相」/モンゴル出身横綱対決 至極の四つ相撲/

第4章 大相撲中継面白解説、 まさかのハプ ニ ング
NHK解説者 とっておきの話/初実況の隣には大相撲解説の名人/人間味溢れる名解説に巧みな表現/双葉山と対戦した最後の現役力士/本名で解説席に座っ た唯一の解説者/放送途中の即興川柳?でお馴染み/北海道出身の元野球少年は話術の達人となる/1年契約のはずがもう四半世紀 ほか

第5章 大相撲中継、 アナウンサーの技
大相撲放送の深みと重み/大相撲アナウンサー 感性と感覚/テレビ中継でのコメント/解説者との会話/先人を超える工夫/実況の極意必須のアイテム/歴史としきたりの伝承者

第6章 知れば興味は膨らむ大相撲!歴史としきたり
壮絶すぎる大相撲の始まり/まわしは高価なユニホーム/土俵は四角だった?/「土俵入り」と「横綱土俵入り」/所作にあふれる専門用語/なくてはならない「塩」と「力水」/力士にだけにはマゲを残そう/様式美、吊り屋根と房/仕切りと立ち合い、阿吽の呼吸/勝負審判と物言い/懸賞今昔物語/番付は金庫に厳重に保管/一日の結びは弓取式 ほか

第7章 大相撲は変わりすぎた?力士の大型化に待った!
最近の力士は大きすぎませんか?/技も決まり手も時代につれて変遷が見られる/抜本的な改革を

第8章 伊勢ヶ濱親方は語る
対談:伊勢ヶ濱親方×藤井康生

終章  大相撲への期待
大相撲に望むこと

感想・レビュー・書評

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  • 先週大の里が優勝、そして第75代横綱に。これから、益々大相撲が面白くなりますな。元NHK大相撲中継のアナウンサーの藤井康生さんが裏話をたっぷりと。
    例えば、「物言い」では、今では「ビデオ判定」が採用されていますが、その「物言い」を付けることができるのは、5人の勝負審判だけではなく、東西の四人の控え力士も物言いをつける権利があるという。あの行事差し違えというのは昇進には影響あるんでしょうか、気になるところです。


    懸賞金は今は一本7万円。協会の手数料が1万円、そして実際の祝儀袋には3万円、残り3万円は税金ように力士が豪遊に使ってしまわないように協会が預かっているようです。


    「締め込み」のまわしは普通10ⅿ前後あると、何て長いんでしょう。またあの「さがり」も締め込みの残りの同じ絹織物の縦糸だけを束ねて作ってるんですが、その本数も縁起を担いで2で割れる偶数は、土俵を「割る」につながることから、奇数の本数にしていると・・。


    そして決まり手も、力士の重量化によりまわしをとる相撲から押す相撲に変わって「押し出し」「寄り切り」「はたき込み」「突き落とし」が多くなって、かつての「つり出し」「うっちゃり」「上手投げ」などの四つ相撲が少なくなったのは残念で、今やがっぷり四つに組んだだけで客席から歓声がわきます。
    みんな、そんな相撲観たいんですよ。


    でも、来場所からは東西の横綱が揃っての本場所、楽しみですな。

  • ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00574809

  • 読了 20250713

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著者プロフィール

大阪市立大学名誉教授。
主な著書に『幻想劇場─フランス・バロック演劇の宇宙』(平凡社)、
『東西チャンバラ盛衰記』(平凡社)、『神戸を読む』(晃洋書房)、
訳書に『魔笛─秘教オペラ』(白水社) などがある。

「2013年 『大阪に東洋1の撮影所があった頃』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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