ちはやふる plus きみがため(4) (BE LOVE KC)

  • 講談社 (2025年6月13日発売)
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本 ・マンガ (175ページ) / ISBN・EAN: 9784065397848

作品紹介・あらすじ

ついに始まった全国大会。父と妹の緊急事態のため、ブロック予選を控えるみんなと離れ近江から一度東京に戻った凛月。
OBの千早、奏、優征(肉まんくん)の助けも借りて、予選を戦うみんなのもとへ帰れるよう急ぐ――!
一方、「凛月不在の今、誰がどうやって3勝するのか」初戦を前に頭を抱える瑞沢かるた部。
運営の手伝いをしている太一や、駒野(机くん)らOBの対戦相手の分析も参考にしながら部長の筑波はスタメンの5人を決める。
そこにはかるた(ほぼ)初心者の千隼の名前も…!
瑞沢が対するは、全国から集まった「この時」に懸けてきた者たち。
菫と筑波、3年がいる最後の夏、いざ開幕――!
その相対は、誰がために――。あらたな『ちはやふる』、緊張の第4巻!

感想・レビュー・書評

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  • 怒ってしまったことを後悔している時に
    恨みになる前に怒れて良かったと言ってもらえるのは
    ちょっとほっとするなと思う。

    一年に大会の経験を積ませるという考え方は偉いと思うし
    そういうことの積み重ねで次に繋げるのが部活だとも思う。

    どうでもいいが、着物より頭を覆う方が暑いだろうに。
    東京に住んでいるがヒジャブをつけている人は
    見たことがある程度でたくさんいると感じたことは無い。
    別に透明にしている訳でもないのに決めつけないでほしいし
    決めつけておいて良いこと言った風なのが嫌だ。
    意味がわからない言葉を大声で言われたら
    集中力が乱されそうだが、マナー違反ではないのか。
    実際こんな感じなのだろうか。
    不調和だから美しいというのも違和感。
    色を揃えて互いを気遣い調和を取ろうとしたからこそ
    チームが出来てきたのでは?
    ヒジャブがどうこうではなく個性の話だろうに
    「もうヒジャブをつけている人を見逃さない」
    が昨今流行りのLGBTQのノリを思い出してしまった。

    田丸は本当に嫌い。
    原ちゃんがはっきり言ってくれて良かったし
    彼女は田丸を嫌いで言っている訳ではないのが偉い。
    確かに「どうするんだ」じゃなく「大丈夫」と
    実力者を自称するなら言ってほしかった。
    原ちゃんが「田丸が3勝させるしかないって言うとこだった」なんて
    なんて甘えた人間なのだろうか。
    なら可愛く甘えていればまだ良いものを。

    裏方でスタッフとして働きに来ているはずの真島に
    随分頼り過ぎだが、寝不足になるほど激務なのではないのか?
    確かに後輩のピンチが気になるのは分かるが
    作戦会議をしたりかるたを教えてくれと言われたり
    そんな暇はあるものなのだろうか。

    試合の前に動画を撮ってSNSに上げるのは
    余裕だなと思いこそすれ好きにすれば良いと思うが
    音がしないアプリを使えば試合直前に写真を撮っても良いのか?
    スポーツとは言えある程度伝統や礼儀を大事にするのが
    かるたという競技なのかと思っていた。

    かるた大会が無いから自分たちで作るというのは素晴らしい。
    しかし大会で揉めてしかも大人が子供に嫌味を言って、
    誰も止めないものなのか。
    それだけで減点にしても良い気がするが。

  • 怪我をした父親に啖呵を切って、妹を連れて近江に戻る凛月。
    そこに、千早と西田とかなちゃん登場!

    千早の恋バナとか……。
    太一、ずっと不憫だったのに、番外編では報われそうじゃないか!!

    けど、千早はなんとしのぶちゃんちに泊めてもらうんだ。
    え、しのぶちゃんて、実家だよね?(一人暮らし無理そ……)
    泊めてくれるんだっていう。

    あと、しのぶちゃんが意外と子どもの面倒見が良い。

  • 新シリーズと旧シリーズの、キャラの絡ませ方とか、登場頻度とか、そのへんの塩梅が圧倒的。新旧ファンどちらもが満足するって意味で、これ以上のバランスって、そう無いのでは。

  • 初めて父親に怒りをぶつけたことを後悔しながら、凛月は千早たちと近江神宮へ向かう。団体戦ではほかの2年生がスタメンにならないことに田丸が腹を立て……。

    ムスリムの選手の登場、裏方や周りの大人の支え、キャラクターとしてやや苦手だった田丸の心などがしっかりと描かれていて以前より好きになった。敵チームについてもそれは同じことで、瑞沢を応援したいけど、相手チームにもこれまでの苦労がしっかりあると描かれているのがいい。百人一首に怒りの歌はない、怒りは通りこすと恨みになるのだ、というかなちゃんの言葉はいいなあ。強くなろうともがく千隼と、太一の教育でかるたについてまた深く知れる。

  • 全国大会の団体戦が開幕。
    筑波くんも田丸も原ちゃんも、
    みんな成長してるなぁ。
    対戦相手の高校も個性的で良いですね。

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著者プロフィール

1992年「太陽のロマンス」で第14回なかよし新人まんが賞佳作を受賞、同作品が「なかよし増刊」(講談社)に掲載されデビュー。07年から「BE・LOVE」(講談社)で「ちはやふる」の連載を開始。09年同作で第2回マンガ大賞2009を受賞するとともに「このマンガがすごい!2010」(宝島社)オンナ編で第1位となる。11年「ちはやふる」で第35回講談社漫画賞少女部門を受賞。

「2021年 『ちはやふる(46)限定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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