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- / ISBN・EAN: 9784069348525
感想・レビュー・書評
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受験の時、これを読んでいたおかげでかなり助けられた。
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職場の方のお嬢さんが、受験対策のために読みたいというのでお貸ししました。
本棚から出したら無性に読みたくなり、思わずお貸しする前に全巻読み返してしまいました!
私も受験ではとても役立ちましたし、それどころか平安文学や古代史に目覚めたのもこの本がきっかけでした。。
茶色く色あせているとはいえ、今売ってる文庫版ではなく当時のコミック版(文庫より少し大きい)を持っているのが自慢です♪(しかも途中からはすべて初版モノよ。)
相変わらず雅やかで美しく、繊細な絵にうっとりしながら読みました。
原文に忠実に絵でそれを表現しているんですよね。ストーリーももちろんだけど、衣装や建物やお庭までね。
(なんて原文は読んだことないんですけど、訳本や解説本は何冊も読んできたのでこれくらいは言わせて。。)
よく、顔の区別がつかない、との意見を聞きますがそうでしょうか?
登場人物の個性をよくあらわした衣装や髪形(髪型は微妙な差ですケド)などとあわせれば、区別がつかないなんてことはないと思います。
大和和紀さん天才! -
通常コミックと十年以上前の愛蔵版持ちなんですが、面倒なので此方で登録w
今でも源氏物語の入門としてベストと思いますし、小説と比べても、コッチが好きですね。
まず絵がマッチしてると思いますし、
一応主人公は源氏だという体ですが、
女性たちの方が生き生きしているところが
シックリきます。
(紫式部も女性ですしね)
逆に男目線な源氏物語は、違和感強いです…
交わす文(手紙)の繊細さ、
単なるハーレムじゃないやり取り、
そして女性のしなやかな強さと豊さ、
色んな気持ちになりながら、読み進んでいけます。
男性が読むには、少女マンガな絵がハードルでしょうけど、何回か読めば平気になるかと。
(自分も最初は拒否反応でした)
男性マンガも良いんですけど、
それとは違った女性マンガ独特の
繊細な心理描写に引き込まれました。
小6の時にハマった自分が、
勉強の古典を得意になったのは、
この本のお陰です!w -
昨年度映画にもなった『源氏物語』。平安中期に紫式部によって書かれたとされるこの物語は、日本初の長編小説です。その中身はといえば、皆様ご存じの純粋な恋愛小説…。
原文は仮名で書かれた古典ですので、現代語訳を円地文子さんをはじめ瀬戸内寂聴さんなど数多くの作家がされていますが、それを読むには長編のため重く感じます。サラリと気楽に読みたいとき、大和和紀さんのこのコミックは傑作です。
主人公となるプレイボーイの「光源氏」がとにかく素敵。
天下に二人といない美貌の源氏の君をめぐり、源氏の君をとりまく美人ぞろいの宮廷の女性たちの間では、恋の火花がパチパチ。生霊となって恋敵にたたる「六条御息所」のやり場のない恋心は、恐ろしくもあり、物悲しくもあり、プレイボーイの「光源氏」に腹立たしくなります。が、なぜにこんなに「光源氏」は女性を恋求めるのでしょう。一番あこがれていた義理の母にあたる「藤壺の中宮」がこの世にいなくなったからでしょうか。そうであれば「光源氏」は寂しい男性だと思います。
理想とする女性の姿を永遠に追い求め愛の遍歴を辿る「光源氏」。一途な女性の真心を踏みにじってはいけないと、みな同様に扱うので愛人は増えるばかりなのですね。それは平安の世だから許されること…。
現実は無理なので、せめて小説やコミックの中の恋物語を、垣間見たくなります。特にコミックだと美しい描写で書かれているので、夢物語を十分味わえますので…。
この恋愛合戦に参戦しようとは思いませんが、主人公たちの「純粋さ」は見習いたいものです。 -
そのままじゃ長くて読みづらい源氏物語を読みやすくマンガにした作品。
絵が少女漫画なので男性には違和感があるかもしれませんが、
源氏物語の入門としては一番のオススメです。
【福岡教育大学】ペンネーム:こまち -
透析中に読みました
一夫多妻制は晩婚少子化、唯一の解決策?
浮名を流しまくりの光源氏に対する息子の恋愛下手さに
「因果応報」を感じました -
光源氏にちょっとイラッとしてしまうのは、私だけ?!
紫の上がかわいそう。。 -
私が読んだのはこの版ではなく普通の単行本だが、1冊1冊登録するのが面倒なのでコレで登録。
面白いけど登場する女性の顔がみんなほとんど同じで区別するのに苦労した記憶がある。