だいじなだいじなたからもの

著者 :
  • 主婦の友社
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感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784072318638

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  • 大切なことがぎゅっと詰まっている絵本

  • 主役は三姉妹の末っ子。

    お姉ちゃん達が優秀で自分はダメだって思ってしまう。

    でも、いつもと違った景色を見たあとにお母さんから素敵な言葉を贈られます。

    きっと自信というのは誰かに認められて少しずつ大きくなるんだろうな。

    そのことに気づいている大人はどれだけいるのだろうか。

  • 子供が読んだら微笑ましい絵本。
    大人が読んだら泣ける絵本。

    もうダメだ・・・
    って思った時に背中を押してくれます。
    温かい。

  • ネコ3姉妹。 末っ子のみいちゃんはドジでダメっ子なわけです。
    お姉ちゃんたちがしっかりしている(←ように見えるだけかも)だけに、 余計自分のことを 『じゃまな子』 『いらない子』 『迷惑ばかりかけているから いなくなった方がいいのかなぁ』 とか考えながら街に出ます。 街中でも 『みんな しあわせそうで いいなぁ』と羨みます。街に出てもやっぱりドジ・ダメらしく、ついには『きえてしまいたい きもちです』ことまで漏らします。最終的には足から血を流しながら探しに来てくれたおかあさんに、『なにをいってるの あなたはあなたのままでいいの』『いてくれるだけで だいじな だいじな たからもの』と抱きしめられます。
    もう何も言うことありません、王道パターンかもしれないけれど、
    短く端的に気持ちが伝わってくる良作。
    個人的には『お涙ちょうだいの三文芝居』のような、 あたかも作者が
    『はい、じゃあこの場面で泣いてください!』 『泣〜け!泣〜け!』
    みたいなのはダメなんだけども、 これはそういうフィルタでは見られなかったね、
    スッと心に馴染んできた。

  • ちっちゃな主人公の猫が今にも壊れそうで、ぎゅっと抱きしめたくなる。

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