言葉でわかる「話を聞かない男 地図が読めない女」のすれちがい

  • 主婦の友社
3.06
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072319000

感想・レビュー・書評

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  • 長らくベストセラーになっているのを横目に見ていた本。
    ブームに反発したのと、私も方向音痴なので『地図が読めない女』のところの題名が刺激的との理由もあった。

    男脳と女脳があって、男脳と女脳とを科学的に証明して、性のちがいによる能力差はあくまで

    『生物学的な特徴、脳の作りのちがいなのだ』

    『女であることが失敗なのではない。女は男と同じように出来ないだけだ』と解く。

    なるほどね、でもどうも、女性と心穏やかに過ごすための申し開きのような気がするのは僻みかしらね。

    夫婦共著とはなっているが、男の言い訳めいた書物ではないかと、密かに思った。
    作者に失礼な話よね。でも、当たらずといえども遠からずではないかな。

    男性の不誠実だといわれている現象の説明に多くを費やしているもの。

    いわく、何かしている男に話しかけても聞いてくれない理由は、一つことしか同時には出来ないから。
    それは男は左脳しか使ってしか話さないから話下手だし、何かに夢中の時は生返事になると。
    女は左右両脳を使うので上手、ながら族も出来るのだ。

    そして「空間能力」とやらの無し女は、方向音痴(地図が読めない女)となってしまうのは仕方が無いと説明してくださる。

    「空間能力」とは大昔から男は狩猟し続けてきたので、適する遺伝子が脳に組み込まれた。
    すなわち、遠くまで獲物を追いかけて、帰り道に迷わない能力と、獲物を狙うための『対象物の形や大きさ、空間に占める割合、動き配置を思い浮かべること』ができる能力が。

    男が出来ることが成功だなんて誰が言ったのだろう?と慰めても下さる。いままでの男支配の男が勝手に決めた価値観なのだからと。

    そうして、最後の章「新しい未来へ」でその「性差」を理解して、お互い仲良くやりましょうと。

    でもねー、それが解決したら世の中、男女間のトラブル、事件は起こりませんよね。
    また文芸のテーマが無くなってしまうかもしれない!それは大変。本が面白くなくなるぅ。

    夫がいつもは私の読んでる本に関心がないのに、読んだら次貸してだってさ!

  • 図解で分かりやすく、あっさり読める。

    男女では脳の構造が全く違うんだなぁと改めて感じる本。

  • 1

  • 2016.11 図書館

    あるある~とおもしろかった。

  • graph

  • 寝る前に読めてしまうわりに、人生において知っておるとずいぶん楽になる要素がつまった本。
    女は同時にあれこれ考えられる。
    男はひとつのことしか考えない。
    ただそれだけでも「そういうもんだ」とわかっている方が、変に気を煩わすこともなく楽に生きられると思った。

  • わかるわかる!と大きく頷くものから、そう?と首を傾げるものまで。
    でも、男と女は違う生き物なんだよ!という主張には共感します。
    面白おかしく書かれていますが、私はこういう皮肉っぽい言い回しも好きです。

    「男と女が相手に不満を抱いたり、恐れたりする最大の理由は、男と女はちがうという認識がないことです。」
    読んだ当時はまだ子どもでしたが、この言葉で、まずは相手との違いを知ることが大事なのだと気づかされました。

    同性同士でも理解し合うのはままならないのに、体の構造すら違う相手とわかり合うのはとても難しいこと。
    その性差を知り、理解し、受け入れられるようになりたいなと思いました。

  • チェック項目9箇所。男は過ちを認めたがらない、それは、相手に嫌われるのがこわいから、だからむりに詰めよったりしないで、過ちを素直に認める男のほうがすてきなのだと教えてあげよう。怒った女をなだめようとして、彼女の気持ちをよく考えずに、すぐに解決策を出そうとすると、かえって火に油を注ぐことになる、ただ話を聞いてあげるだけでいい。男は追いつめられると、酒をあおり、外国に逃げだす、女は追いつめられると、チョコレートをむさぼり、買い物に逃避する。年収の多い少ないなんて、大したことではない、女が男に愛想を尽かすのは、欲しいものを買ってくれないからではなく、心が満たされないからだ。女は追いつめられると、思考を停止してしゃべりつづける、男は追いつめられると、思考を停止して行動を起こす。女は男とちがって、右脳と左脳の両方で言葉を処理している、男が左脳を損傷したら、それだけで言葉を失う可能性が高い、だが、女が同じところを損傷しても、おしゃべりはやめられない。男にとって、話すことは事実を伝えること、電話はほかの人に、情報を伝える手段でしかない、でも女にとって、電話は相手との結びつきを強める道具なのである。女にとって、沈黙は脅しの手段、でも男には通用しない、男は沈黙が大好きだから。男は鈍感なのではない、男の脳が、他人の外見や行動のちょっとした変化に気づきにくいだけ。

  • 男のなぜ?女のなぜ?の会話の理由がわかる本です。
    文字数が多くないので、よみやすいです。
    困っている時に本を開くと問題が解決されるかも。。。

  • 心理テスト結果
    夫100点、妻105点

  • 男女の思考や感情を比較した一言集。
    その思考や感情が全ての人に当てはまるものでもないので、
    それらを一冊で読み通すにはどんなものかと。

    「話を聞かない男、地図が読めない女」のように行動の原理を説くなかでの、
    一言だからこそ面白さの効果があるのであって、一冊にまとめると信憑性は薄くなってしまう。

  • 「話を聞かない男 地図の読めない女」の簡略版。
    この本だけだと「男はこうで、女はこういう生き物だ」という誤解が生まれそうであまりおすすめできない。

  • 主張が単純だから分かりやすい。

    しかし、その分、類型化ばかりしているから、勘違いする人間もでてくる。

    それが困りものだと思った。

  • わかりやすくまとめられていて、
    「あるある」と思いながら読みました。

    途中にあったイラストも風刺がきいていてよかったです。

  • ■書名

    書名:言葉でわかる「話を聞かない男 地図が読めない女」のすれちがい
    著者:アラン・ピーズ、パーバラ・ピーズ

    ■概要

    男脳、女脳について記載した本。
    "話を聞かない男 地図が読めない女"の要約?版

    ■感想

    かなり前に流行った本の別冊(?)です。

    まず、人類を男と女という2種類の考え方しか無いと分けている時点で、
    エンターテイメント、話題の一環として読む本だと思います。

    恐らく大きく間違ってはいないのでしょうが、男だからこう!女だから
    こう!というのは、極端に考え方(視野)が狭いです。

    まあ、作者もそんなことわかっていた上で、流行らせるために、わざと
    こういう風な書き方にしているんでしょうけど。

    あと、何ページにも渡って同じようなことばっかり言っていますので
    しつこいです。

    時間があまっている人だけが読めばいい本です。

    ■気になった点

    ・女は話を聞いてもらいたいだけで、解決策を求めているのではない。
     男は、すぐに解決策を提示したがる。

    ・女は追いつめられると、思考を停止して話し続ける
     男は追いつめられると、思考を停止して行動を起こす

    ・女は複数の事を同時にできるが、男は一つの事しか出来ない

    ・女が話をする目的は一つ。相手と親しくなるため

    ・女が黙り込んだら、爆弾を抱えているようなもの。
     すぐに話を聞いてあげよう。

    ・女は愛する人とたくさんセックスしたい。
     男はただたくさんセックスがしたい。

  • 20代前半(大学の頃だったかな)に読みました。

    かなり為になりましたね~(笑)
    多感な時期だったので女性独特の考え方(というかDNA的なもんなんでしょうね)の参考に、と。だってだれも教えてくれねーじゃん・・・。

    ・女性が怒ってるときには絶対反論してはいけない
    ・女の脳はどんなことも見逃さない
    ・黙りはじめたら危険シグナル etc....

    いや、勉強になったわ(笑)

  • 「読みやすいしどーしようもないくらい単純化したことを何度も繰り返して語ってくれてるからわかりやすい。
    男と女ってやっぱり考え方とか感じ方が違うんだろーなっていう気にさせてくれる。
    でもなんだか、ここに書いてあることを素直に読むと男はだめで女はすごい、みないな感じにしか読めない気がする。
    女はいっぺんにいくつものことを処理できて男はひとつのことしかできないって言うけど、そーでもない気がするし。
    まーあんまり信憑性はないけど、100円だったし別に悪くない買い物だったかな。 」

  • 女の考え方と男の考え方の違いをページで対比しているのがいい。
    文量が少ないね。

  • 男性と女性は脳の作りから違うんだよという話。

  • アラン&バーバラ・ピース『言葉でわかる「話を聞かない男、地図が読めない女」のすれ違い』

    【女の気持ち】
    「悩んでいることをしゃべるのが、女のストレス解消法」
    「でも女は話を聞いてもらいたいだけで、解決策を求めているわけではない」
    「女は気が動転すると、感情の赴くままにしゃべり続ける」
    「女にとって、過ちを認めることは信頼関係を築くための手段」
    「女の脳はマルチトラックなので、関連のないことを幾つも同時進行できる」
    「女は守られていると感じたい」
    「女は男と違って、右脳と左脳の両方で言葉を処理している」
    「女が考えていることを全部口に出すのは、親しさの表れ。女は相手と気持ちを分かち合っているつもりなのだ」
    「女は細かいところに気がつくし、他人の表情や行動が変わるとすぐ察知できる。俗に言う<女の直感> だ」
    「人間関係で煮詰まっているとき、女は仕事が疎かになる」
    「男が女にしてやれる一番のことは?相槌や身振りをまじえながら、女の話をよく聞いてやること」

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