「育てにくい子」と感じたときに読む本 ― 悩み多き年齢を上手に乗り越えるためのアドバイス

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  • 主婦の友社
4.09
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本棚登録 : 216
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072620946

感想・レビュー・書評

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  • 「子どもへのまなざし」にある「子どもの望みをできる限りかなえてあげる」の意味を自分に都合よく解釈していたことに改めて気づいた。わずか3歳の子どもには大人のような判断能力や自制心はなく、甘いものはたくさん食べたいし、ジュースばかり飲みたいし、不快なことはしたくないし、眠たくなければいつまでも起きていたいし、周囲の迷惑なんて関係なく騒ぎたいし、自由にしていたい、保育園なんて行かずに一日中、レゴとシルベニアファミリーで遊び、公園で走り回りたい、それが子どもだ。それを本人が望んでいることだから、と望むようにさせるのは育児放棄であり、放任主義なだけである。そんな子どもがいざ集団生活に入っていくと、その環境に適合できないのは当然である。
    我が子が保育園での適応障害を発症し、すがるようにして読んだ。子どもの願い、つまり、お母さんと一緒に遊びたい、お母さんと一緒に何でもやりたい、という我が子の願いを充分に満足させ、その上で、こういうときはこうするんだよ、こうしなきゃいけないんだよね、こうするといいよ、と説明していく。一度で納得しなければ、何度でも言い続ける。キレずに。
    私に足りていなかったのは、本人がお母さんと遊びたい、と思っているのに、それにつき合いきれていなかったこと、YouTubeや映像を見せて放置していたこと、その上に子どもがわがままを言えば、だったらそうすれば、と幼い子どもの判断に任せていたこと、自分の育児の問題点に気づかせてくれ、解決策を示してもらった。自らの身に降りかかった難題を解決しようとしたことがきっかけだったが、そのヒントをもらい、自らの行動が変わった、という意味で私にとっては価値ある読書となった。

  • 読むたびに泣ける。
    佐々木先生の文章が大好きで、だいたい読んでいます。

    この本はQ&A方式で、読みやすいです。

    また、見出しがいいのです…。
    見出しだけで、涙が出ます。

  • 過保護はいい。過干渉はダメ。
    つい過干渉になってしまう自分に気づく。
    親が望む子どもにするのではなく、子が望む親になりなさいという言葉はずきっと響いた。

  • 支援センターから借りた本。幼児から小学低学年の子の親向けのアドバイス本。
    でもこれが簡単に分かりやすく書いている。さすが佐々木正美氏の本だなーと思った。
    上の子とはまた違う障害系の、下の子のために借りた本。

    発達障害にこだわらず、集団生活になじめない、兄弟げんか、母性が分からないという母など…色々なパターンの悩みが書かれていて、それにアドバイス、ヒントが書かれている本。

    やっぱり障害児でも虐待でも、普通の子の母でも、『心の余裕・ゆとり』がないと優しさは生まれないんだな…と痛感した。

  • N.O蔵書

  • 自立というのは、他人に迷惑をかけないことではない。お互い信頼しあって、迷惑をかけあう、助け合うこと。そういう関係を築けるようにする。


    アイスを食べたいといったらあげて良い。ただし、子どもと一緒にちゃんと喜ぶことが重要。そのうち、お母さんを喜ばせてあげようとなる。

    子どもにこうなってほしいではなく、子どもがなってほしい親になる。

    親の許容度が小さいほど、子どもの自己肯定感は小さくなり、自分で自分を誇りに思えなくなる。

  • がんばる…

  • 子供が今より幼い頃それなりに大変なこともあり、読んだ。佐々木正美さんの語り口はとても優しく、親子の気持ちに寄り添った解決方法を案じてくれている。肩肘はらないアドバイスが染み入ります。就学前のお子さんをお持ちの方におすすめ。

  • 育てにくい子と感じた時に読む本 / 佐々木正美/2011.10.15(21/73)
     手のかかる子供は、思う存分手をかけてあげる=>お母さんやお父さんなら、必ずこたえてくれるという信頼感があるからこを、主張するもの。
     自己肯定間を育てることが重要な課題。
     喜びの共有をする。=>子供の喜ぶことをしてあげることが親の喜びといことが伝わっている子は早くから感情をコントロールできるようになる。
     手がかかる子や要求の多い子は、蘭や菊の花。手をかければ、見事な大輪の花を咲かせる。自立が早まる=>やってほしい相手は母さんだけ。ほかの人ではダメ。。
     一人で遊べる条件が整いすぎているのが現代の家庭の特徴=>子供は本来誰かと遊ぶのだ好き。
     短い時間でもいい。食事、風呂、就寝で十分なかかわりを。
     幸せに見える人は誰かを幸せにしている人
     自制心や自律心が育つのは幼児期前半。親にゆったり見守られて育った子は、自制心、自律心の強い大人になる。
     幸福な家族になっていくためには信頼関係を築く努力が必要。

  • 子どもが発達障害かも?と健診で言われたときに出会った本。
    子どもがどういう時に発達相談を受けたら方がいいのかの目安がわかりやすい。

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著者プロフィール

佐々木 正美(ささき まさみ)
1935年8月25日 - 2017年6月28日
群馬県前橋市生まれの児童精神科医で、専門は児童青年精神医学。川崎医療福祉大学特任教授、ノースカロライナ大学医学部精神科非常勤教授。
新潟大学医学部を卒業後、ブリティッシュ・コロンビア大学、小児療育相談センターなどを歴任。自閉症治療教育プログラム「TEACCH」を米国から日本に紹介し、研究を続けてきた。
代表作に『子どもへのまなざし』シリーズがある。主な受賞歴として、糸賀一雄記念賞、保健文化賞、朝日社会福祉賞、エリック・ショプラー生涯業績賞などを受賞。

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