はるがきた (主婦の友はじめてブック―おはなしシリーズ)

  • 主婦の友社
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本棚登録 : 254
レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072742754

作品紹介・あらすじ

みどりと光がいっぱいの春。春になったら、さんぽをしたり、ちょうちょをおいかけたり、公園でおもいきりあそんだりできるのに。はやく春が来ないかなあ…なかなかやってこない春にしびれをきらした街の人たちは!?大人と読むなら2才から。ひとりで読むなら小学生から。

感想・レビュー・書評

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  • 私は今まで、この二人の著作を計6冊編集してきました。

    『ジェフィのパーティー』
    『あっ おちてくる ふってくる』
    『さとうねずみのケーキ』
    『ベンジーとおうむのティリー』
    『ベンジーとはずかしがりやのフィフィ』
    『ベンジーのいぬごや』

    そして7冊目となる今回は、私の翻訳です。

    残念ながら、文のジオンはすでに亡くなっていますが、
    絵のグレアムは今でも生きていらっしゃいますので、
    この間、手紙を通して親しくさせていただきました。

    過去のブログですが、こんなことや、あんなこと、
    はたまた、こんなこともありました。はぁ、懐かし。

    その後も、何度かお手紙をもらっているのですが、
    最近は音信不通気味。お年がお年だけに、心配です。



    ちなみに現在、アメリカ版の『どろんこハリー』は4色です。
    シアンが入ったんですが、僕は3色版が親しみがあって好き
    だけど。
    本作品も明るくきれいな3色ですよ。

    装幀は、中嶋香織さんです。
    中嶋さんとは編集者時代に一度、お仕事させていただいたの
    ですが、今回、ひょんなご縁で再びお仕事をごいっしょする
    ことになりました。
    とても素敵な装幀に仕上げていただき、ありがとうございま
    す。

  • タイトルから想像される情緒的なものは少なく、明るく元気良く、登場する子供たちはアグレッシブなタイプだ。
    これなら、お話会にも使えそう。
    約8分。年長さんくらいから。

    「どろんこハリー」や「はちうえはぼくにまかせて」等の作品でおなじみの、ジーン・ジオンとマーガレット・ブロイ・グレアムの共作。
    その2作品に比較すると、こちらはさほど取り上げられないのが惜しい。
    モノクロを基調にして、青と黄色と緑がアクセントに入る程度の絵が、春になるにつれどんどんその割合を増していくのがとても鮮やかで楽しい。

    遅い春の到来を待つよりも、自分たちで街を春にしようという、その発想がなんと楽しいのだろう。
    次々に明るい色のペンキで街を塗っていく途中、そんなことをしてはいけませんと言う、大人の存在が現れないのがとてもいいな。安心して読める。
    突然の雨ですべて流れてしまったけれど、そのあとに本物の春がやって来たという展開もなんとも素敵だ。
    芽吹きの春。さまざまな生き物たちの姿を、指差して数えるのも楽しい。
    見開きの絵の綺麗さと躍動感を、よーく見せてあげたい一冊だ。

  • 「ねぇ!どうして春を待ってなきゃいけないの?」この言葉に心を奪われました!
    .
    そこまできている春がなかなか来なくて…街は暗く沈んでいる。だから街中の人達で春を迎えに行ったお話しです。どうやって〜?
    .
    街をブラスバンドで行進し、ペンキで街に春のお絵描き!ラッパスイセン、ヒナギク…ルリツグミにネコヤナギ。あ〜春ってこうだったなぁ〜と。街が輝きはじめ躍動感と明るさが絵本にいっぱいです。
    .
    せっかく描いた絵が一夜の雨で消えてしまっけれど、その雨のおかげで本当の春がやってきます。
    .
    勇気と力を与えてくれるような〜待ってないで自分で春を迎えに行けばいいんだ!って前向きで心を春にしてくれた素敵な1冊です。3色しか使ってないのに…心は満開なお花畑です。
    .

    #どろんこハリー の作者が描く優しいお話し、春1番に咲くミモザをふと思い浮かべて読みたいなぁ〜。 .
    .

  • 7分

  • 読み聞かせに。7分。絵が見やすく読みやすい。春が来ないなら自分たちで春にしよう、とみんなで町に絵を描きます。春が来る喜びにわくわくする。

  • 図書館本。灰色の冬の街を春の色に色づけしていきます。雨が降って本物の春に。

  • 春は、皆んな待ち遠しいのね〜

  • モノクロの絵柄から、だんだん春っぽく色が付き始めるのが楽しい絵本。


    3歳以上  3月  6分

  • 最近街路樹の足元で、そっと置かれてるプランターでお花が咲き始めていて、川辺の木々も蕾を膨らませ始めていて、急に街のトーンが明るくなった気がして、つい足取りが軽くなって気持ちも軽くなって、ああ春だなあって思ったりするんだけど、そんな感じの一冊。どんどんと暗かった街の絵に、色が、花が、笑顔が、広がっていくお話。まさに春!

  • 春が来ないので町中をペンキでカラフルにしていく

    C8798

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著者プロフィール

アメリカ・ニューヨーク生まれ。ニューヨークのプラット・インスティテュート卒業後、出版社で広告デザイナー・編集者を経て、フリーライター・デザイナーとして活躍した。1952年にデビュー作品である妻グレアムとの共作『ほら なにもかも おちてくる』(本作)がコルデコット・オナーを受賞。『どろんこハリー』(福音館書店)、『はちうえはぼくにまかせて』(ペンギン社)など沢山の作品がある。1975年没。


「2017年 『ほら なにもかも おちてくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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