「暮らし力」がなくなる日―暮らしのプロが訴える日本の家庭の危機 (主婦の友新書)
- 主婦の友社 (2010年10月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784072752708
感想・レビュー・書評
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著者、近藤典子さんは「暮らし力」は「かきくけこ」と説きます。①考える ②聞く ③工夫する ④決断する ⑤行動する。 退職後、若干の社会活動はしているものの、心地よいマンネリ、まあまあでいいかの精神で、「かきくけこ」に疎くなっています。そして、不便ならまだしも便利さがいい加減を更に加速しています。時々、自分で自分に注意喚起したいと思います。近藤典子 著「暮らし力がなくなる日」、2010.11発行。再読。
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20160316読了
電車に揺られている間の時間つぶし。 -
手際のよい掃除の方法、収納特集など実例や方法が載っている本が世の中にはあふれている。しかし、本に載っている一般的な方法を真似ればそれがそのまま全ての生活にあてはまるのではなく、結局のところ、自ら経験を積んで土台をつくり、そこから「なぜ、どうして」の分析と目的への創意工夫が必要になってくるのだろう。
分からないことがあったら何でもすぐ調べてばかりで、「考える」力を最近使っていない自分に気が付くきっかけとなった。
モデルルームの話はあまりピンとこなかった。現物の写真かせめて間取りなどがあれば文章のみの表現よりわかりやすかったもしれないが・・・。 -
現在の問題点は何か、なぜそうなってしまったのか、将来どうなりたいか。
全てのことに対して、言えることだと思う。
これが考えているということだろう。最近考えてないので、考えることを始めてみようと思う。 -
この本は
P163 第三章●慮る気持ちが、日本人の「暮らし力」のベース
からが本番かなと。
相手の立場に立ち、何をして欲しいと思っているかを考えて行動に移す。
でなければ半歩でいい(将棋や囲碁では何十も先を読むらしいけど)、先を想像し逆算して動く。
その想像力こそ近藤さんの言う「暮らし力」なんだろうな。と
そしてこれは「行儀作法の教科書 (岩波ジュニア新書)」に繋がります。。。
自分の蔵書として、図書館の本が途切れたり、雨の日や長距離移動の時に少しづつ読んできたので少し時間がかかった。もっと早くに出会いたかったかも。