「暮らし力」がなくなる日―暮らしのプロが訴える日本の家庭の危機 (主婦の友新書)

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  • 主婦の友社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072752708

感想・レビュー・書評

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  • 著者、近藤典子さんは「暮らし力」は「かきくけこ」と説きます。①考える ②聞く ③工夫する ④決断する ⑤行動する。 退職後、若干の社会活動はしているものの、心地よいマンネリ、まあまあでいいかの精神で、「かきくけこ」に疎くなっています。そして、不便ならまだしも便利さがいい加減を更に加速しています。時々、自分で自分に注意喚起したいと思います。近藤典子 著「暮らし力がなくなる日」、2010.11発行。再読。

  • 20160316読了
    電車に揺られている間の時間つぶし。

  • 手際のよい掃除の方法、収納特集など実例や方法が載っている本が世の中にはあふれている。しかし、本に載っている一般的な方法を真似ればそれがそのまま全ての生活にあてはまるのではなく、結局のところ、自ら経験を積んで土台をつくり、そこから「なぜ、どうして」の分析と目的への創意工夫が必要になってくるのだろう。
    分からないことがあったら何でもすぐ調べてばかりで、「考える」力を最近使っていない自分に気が付くきっかけとなった。
    モデルルームの話はあまりピンとこなかった。現物の写真かせめて間取りなどがあれば文章のみの表現よりわかりやすかったもしれないが・・・。

  • 現在の問題点は何か、なぜそうなってしまったのか、将来どうなりたいか。
    全てのことに対して、言えることだと思う。
    これが考えているということだろう。最近考えてないので、考えることを始めてみようと思う。

  • この本は
    P163 第三章●慮る気持ちが、日本人の「暮らし力」のベース
    からが本番かなと。
    相手の立場に立ち、何をして欲しいと思っているかを考えて行動に移す。
    でなければ半歩でいい(将棋や囲碁では何十も先を読むらしいけど)、先を想像し逆算して動く。
    その想像力こそ近藤さんの言う「暮らし力」なんだろうな。と
    そしてこれは「行儀作法の教科書 (岩波ジュニア新書)」に繋がります。。。

    自分の蔵書として、図書館の本が途切れたり、雨の日や長距離移動の時に少しづつ読んできたので少し時間がかかった。もっと早くに出会いたかったかも。

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著者プロフィール

2000軒以上のお宅の暮らしの悩みを解決した経験から生み出された収納や家事動線、掃除術など近藤流のわかりやすい暮らし提案が好評。
テレビやラジオ、雑誌等のメディアや、講演会、企業との商品開発のコラボレーション等、幅広い分野で活躍中。
空間プロデュースも多数手掛け、暮らし提案型の家を「ケーススタディハウス(CSH)」として、広島・神戸・名古屋・横浜の4ヵ所にて公開中。
収納システム「しまいごこちユニット」も好評展開中。2011(平成23)年4月より使用される小学校高学年用家庭科教科書(「新しい家庭5・6」・東京書籍)では、子供の目線での整理整頓や掃除の方法を提案。

「2013年 『近藤典子の「片づく寸法」図鑑 モノと人のサイズから考える賢い収納術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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