コミュニケーション力を育てる 実践 ことばキャンプ

著者 :
  • 主婦の友社
4.00
  • (1)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 31
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072824122

作品紹介・あらすじ

7つの力のトレーニングで、コミュニケーションする力を身につけるプログラム。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 図書館で借りて読み。

    ノーとうまく言えなかったり、説明が足りなかったり、人の話を聞く姿勢がうまく養われてなかったり、人に呼びかけをせずに、いきなり本題に入ったり…という5歳児向けに、子ども向けのSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)の本で、実践的な内容のものはないかな、と探していたので。

    保護者向けの内容と、子ども向け(小学生くらいからかな)の内容とがバランスよく入っていて、ちょっと手元に置いておきたいと思う。

    付箋が足りなくなりそうだ。
    ・子どもが話し始めたら、話をよく聞くことです。話をよく聞くとは、口を挟まず、反論もせず、おおげさなリアクションをしないで、うなずきながら、おしまいまで聞くことです。(p10)

    ・どんな答えが返ってきても「そうなんだ」と、まず受け止めましょう。子どもの言ったことをそのまま繰り返す「オウム返し」は有効なスキルです(p15)

    ・親はグッと我慢で見守ることが大事。大人にできることは、子どもたちが自分の力で乗り越えていけるように、「言ってみようか」と声をかけ、背中を押してあげること。もし仲間に入れなくても、「そっかー、残念」「そういうこともあるよ」と心を楽にしてあげるフォローや応援のエールを送ることなのです。(p17)

    ・要求水準を下げて、ほめポイントを見つける。「それでいいんだよ」「言ってごらん」と言ってもらえたら、勇気が出てきます。そして少しでも言えたら「声がよく聞こえたよ」「笑顔が良かったね」と、小さな「できたね」「できてるね」を見つけて、言葉にしましょう。(p18)


    ・ほめほめ1000本ノック(p57)
    →褒める力はぜひとも私が身につけたい


    ・口下手な子には共感して、「○○したいんだよね」「くやしいんだよね」などと代弁してあげる。思っていることがあったら、ことばで言えた方がカッコいいよと励ましながら、ことばで表現するように促す(p71)

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

監修者:高取しづか(たかとりしづか) コミュニケーション能力育成を目的とするNPO 法人・JAM ネットワーク代表。 「ことばキャンプ」主宰。「子どもの自立トレーニング」をテーマに、さまざま なメディアでの執筆や講演活動を行っている。子育て・教育関係の著書多数。 ことばキャンプ http://kotobacamp.com/ 「幸せになれる子」に育てたいあなたへ http://www.takatori-shizuka.com/

「2021年 『はっぴーSTUDY! 小学生から知っておきたい自信のつけ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高取しづかの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×