夫婦善哉 完全版

著者 :
  • 主婦の友社
3.13
  • (0)
  • (4)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 30
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072910030

作品紹介・あらすじ

ダメなおことが悪いのかホレたわてが悪いのか-いつかきっとホンマもんの夫婦に…蝶子、柳吉のその後のゆくえは?幻の続編収録!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 仲が良くないように見えて仲睦まじい夫婦もいる、その逆もいる、お互い歳をとってからしみじみ気づく愛情もある。夫婦って傍目にはわからないことだらけだなぁ。

  • 今までずっと、「しっかり者の女房と、気の優しいダメぼんのしみじみといい夫婦の話」だと思っていたのですが(というふうに田辺聖子もオビで言っている)、実際に読んでみたら、かなり殺伐とダメな夫婦だった!
    同じダメぼんでも、柳吉には猫愛の庄造さんみたいな可愛げがなくて陰気で酒癖悪いし、なにより蝶子をずっとバカにしてる感じが最悪。自分よりずっと若い蝶子を「おばはん」て、なんやねん(怒)。蝶子さんも、親の苦労を見てきてるんだから、いつまでも正妻の座に執着してこんな男にしがみつくのやめればいいのに。
    続編では別府に落ち着いて、ようやく夫婦らしくなった二人の姿に多少安心するけど、この続編がみつかったのはつい最近だから、正編だけで「名作」という評価が高かったわけだよねえ。正直、なんで?という感じ。特に正編のラストでは、柳吉に蝶子と添い遂げる気がさらさらないのを、蝶子自身は知らずに、すっかり太ってしまった姿を読者の前にさらすわけで、ほのぼのどころか作者の陰湿な視線さえ感じてしまいます。
    いやほんと、どのへんがしみじみいい夫婦の話なの?つうか、こういうのがいい夫婦だとしたら、戦前の夫婦って、どこまでひどかったの?謎・・・

  • テレビのドラマをみた!
    役者さんが素晴らしい。
    こんな大好きな人できたらたいへんだろうけど楽しいだろうなー

  • 2013/8/30-9/1
    青空文庫を携帯で読む。読みにくいかと思っていたがそうでもなく、また短編ということで疲れる前に終えた感じ。話もダメ男物にある延々と続く感じが良かった

  • どうもね、甲斐性なしの話は好かん( ´ ω ` )

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1913年10月、大阪市生まれ。1933年から創作活動を開始し、1938年に小説「雨」を発表。1940年に「俗臭」が第10回芥川賞候補となる。同年に発表した「夫婦善哉」が改造社の第1回文藝推薦作品となり、以降、本格的に作家活動を開始。1946年4月に発表した「世相」が評判を呼び、作品発表の機会が劇的に増えるも、1947年1月、肺結核のため東京にて死去。その直前に評論「可能性の文学」を発表し、作風の転換を図っていた矢先のことだった。太宰治、坂口安吾らと共に「新戯作派」「無頼派」と呼ばれ「オダサク」の愛称で親しまれた。

「2019年 『織田作之助 女性小説セレクション 怖るべき女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

織田作之助の作品

ツイートする