- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784072921845
作品紹介・あらすじ
目が覚めると新世界にいた。巨木の中で眠っていた紫郎は、目の前にいた空色の髪の少女から前時代の生き残りであることを知らされる。そこは波動係数収束管理システム、通称世界樹(ユグドラ)によって支配された未来だった。人間のほかに、それに従属するために生まれた生体型人造人間(バイオロイド)もいた。困惑しながらも常識の通じない世界を理解し、順応していこうとする紫郎。その生活は緩やかで安寧で眠る前の記憶もまた、退屈な毎日の中で過去のものとなっていく。その矛盾に気づかぬままに-。「薬屋のひとりごと」の日向夏の待望の新作は近未来ファンタジー。理想と現実、そして己の存在価値が炙りだされていく。
感想・レビュー・書評
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主人公と一緒に常識を学んでいくので少し説明が多かったが読み応えはあったので良かったし世界観が面白いと思った。
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世間知らずの若造が強大な力を手に入れて、小さな正義、世迷いごと、キレイ事を主張する話。
量子力学を持ちだして科学的に語っているように見えて、かえってエセ科学になってるように感じた。 -
最初面白そうと思ったのだけれど、途中からなんだかノリが合わなくなった。
何でだろう? -
羽犬塚紫郎が目覚めると木の洞のようなところでスリープ状態、350年がたっていた。ものすごくユニークな未来世界。そんあ設定を考える作者もすごい。
女性型人造人間のロリータなラピスもかわいい。
ただし、長くなりそうなはなしではある。 -
むちゃくちゃ面白かった!!