- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784072921906
作品紹介・あらすじ
ついにフランチェスコ王子とボナ王女が来訪する。朗らかに笑いながら、トラブルを連発するフランチェスコ王子と、その王子に代わって頭を下げて回る、生真面目で気弱なボナ王女。軽率な言動を連発するフランチェスコ王子に、善治郎は振り回されがち。そんな日々を過ごしている善治郎に、ある日、衝撃的な報告が入る。愛息、カルロス・善吉王子が発病。しかし、貴重な魔道具『治癒の秘石』の使用は認められない。そこに、フランチェスコ王子が「自分が持っている『治癒の秘石』をカルロス王子に使ってもよい」と提案してくる。そこでフランチェスコ王子の「血筋」が明らかになる-。
感想・レビュー・書評
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もはやヒモ生活の欠片も無くなり、内外での政治的駆け引きが主軸となって話が進行している。
タイトル詐欺ではあるのだが、政治的駆け引きについての描写は厚い、そしてその政治的駆け引きの中にも現代の利器が関わってくる辺り、ロマンを掻き立てられる。
普段あまりラノベは読まない身ではあるが、これは娯楽的な読み物として純粋に面白いため、ラノベに抵抗がない人であればオススメ出来る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白いが、いろいろ動きがあって、時間くらいから急展開を予想。
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面白い。ついつい、先を先をと読んでしまう。続巻をネット書店に注文してしまった。
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お約束通りやってきた、王子と王女。
しかし、彼はものすごい天真爛漫な存在だった。
あっちでは塩問題、こっちでは人間問題。
まぁ一国の話ですから、外交から内政問題まで
幅広く同時進行で勃発しますよね…。
そして主人公、リラックスしすぎて口が滑る滑る。
気をつけねばなりませんが、正直この立場に立って
発言内容を気をつけるとか、できそうにもないです。
しかしまた、知らなくてもいい他国の秘密を
知ってしまった状態。
これが次にどうなるのか、何かの布石なのか。
人間一番怖いのは、自分の特色を知った人? -
また、あっという間に読了。
やっと連載に追いついた感じ。
隣国からのお客様に振り回されるのが中心なんだけど、
此処から先どうやって盛り上げていくのかが未知数。
この調子だとそろそろマンネリ感もでてくるかも。
というわけで次回作にも期待の★3つで。 -
アウラがまあかっこいいんですが、善治郎が「前に出る」を絶対にやらないところが真のかっこよさですね。まだ結婚して大してたってないとはいえ、すばらしい控えっぷり。
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バカ王子と苦労性の王女がやってくる.
で,ゼンジロウ氏の持ち込んだ真球の宝玉(ビー玉)に興味津々だったり
同じく持ち込んだ三連ダイヤの指輪に興味津々だったり.
あとは王子くんが病気になったり.
バカ王子良いキャラだわー.
彼の持ち込んだ問題と利益とかの為に
とうとうゼンジロウ氏は側室を迎えることになるのだろうか.
次回はなんだか将軍関係で大きく動きそうな?
で,もうヒモとか全然関係ないな. -
善次郎のカープァ王国に、隣国のフランチェスコ王子とボナ王女がやって来て…。
王族のあれこれや息子の善吉の病気や、今後大問題に発展しそうな野生の群竜問題をメインにストーリーは展開。
サイトの連載分まできっちり本になってしまい、今後の出版スケジュールが遅くなるのではとちょっと心配です。 -
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