ポジティブの教科書 ― 自分も周りの人も幸運体質になる3つの基本と11の法則

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  • 主婦の友社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072931080

感想・レビュー・書評

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  • 書道家の武田双雲がこんなにポジティブな人だったとは。
    こういうコツが身につけば、幸運を呼び込み、幸せになれる!?

    毎日感動して、その感動を人に伝えて、人を喜ばせたい。
    というのがモチベーションとエネルギーだそうです。
    子供の頃から競争心はあまりなく、ただ人を喜ばせたいという気持ちだけは人一倍強いそう。
    人のためになりたい、世界に貢献したいという気持ちを抱いてから、これほどになったのかな。

    幸せになる、三つの基本は
    一、幸せを与えること。
    一、幸せであることに「気づくこと」。
    一、幸せな言葉を発し、幸せな態度をとること。

    同じ状況でも「してくれない」と思うか、「してもらってる」と思うか。
    先に感謝してしまうと、物事はいいほうへ転がり始める。
    日々の小さなことに感謝し、喜びを見つける練習を続けていく。

    自分の思い込みをはずす。
    出来ない理由を挙げず、「どうしたら出来るようになるんだろう」と考えてみる。
    遠慮はしない。

    人を変えようとしない。
    相手の悪いところに意識が集中していたら、向こうは気分が悪いので言うことを聞くはずもない。
    どうやったら伝わるのだろうと考えてみる。
    子供を叱るときは、明らかに迷惑をかけたその部分だけを叱ること。人格を否定しない。
    褒めるときも上から目線だと伝わらない。すごいなあ、嬉しいなあという感動をこめて。

    他人からネガティブなことを言われたときには、受け流す。
    関わらないほうがいい相手からは逃げる。
    関係をよくしたい場合は相手を分析する。
    どうしても嫌な相手のことは、頭の中で存在をどんどん小さくしていく。
    他人のことでネガティブなことを考えても、潜在意識には主語がないので、自分を不幸にするのと同じになりかねないから。

    不安があるとき、問題を大きくしない。
    ピンチはチャンスに繋がるものだから、それを楽しみに。
    ゆとりを持つと決めて、ちゃんと休みはとる。

    ちょっとのイライラは別にイライラしてもいい、と思う。
    イライラを繰り返すときは分析して、対策をとる。

    口角を5ミリ上げ、ゆっくり呼吸する。

    やった後悔よりも、やらない後悔のほうが大きい。
    今すぐ、楽しいことを始めてみる。
    やりたいことに既に成功した自分をイメージする。

    やりたいことリストは、欲望だけだと悪魔のリストになりかねない。
    周りの人をハッピーにする、ということを付け加える。

    一つ一つ、具体的な流れがあって書かれているので、説得力がありますよ!
    この本の広告を見つけたときに、心がよどんでいたので(笑)元気になりたい一心で読みました。
    読んでいると明るい気分になれます。

    ただ、3日ぐらい本の通りの気分で過ごしていたら、その後に反動が起きました。
    暗い気分になるのも当然な事情があるので、思い出してしまい、それはそれなのだと思います。
    ないことにするのは、また違うでしょう。
    ずっと暗い気分でいるのではなくね。事実は認め、そのことが悲しい、残念なのも当たり前、でもそれだけじゃない、必ずいい面もある、うんといいことも他にたくさんある、と。

    ありがとう、幸せだ、と毎日、口にするようにしています。
    「ポジティブの教科書」というだけあって濃いので、週に1度とか、自分に関係のあるところを読んで、少しずつ身につけていく、というぐらいのペースでもいいのかも。
    幸せなイメージを描きながら‥
    時々、服用してみたいと思います☆

    9月に読んだ本ですが、本棚の最初に移して置きます!

  • さらっと読んだだけだけどすごく前向きな気持ちになれた!

    このポジティブ思考はぜひ子育てと仕事の面で活かしたい。

    特に、子育てで活用したい考え方をメモメモ。。


    4歳の上の子とうまく主張があわず「はぁ~、もうなんでそんなわがまま言うのよ」とため息をついていたこの頃。
    でも本書はじめのほうに書いてあった「今日はなにに恩返ししようかな♪」の思考を取り入れたら、不思議不思議、なんかうまくいきはじめた。
    日々あった出来事に感謝するというより、もう最初に感謝してしまうという点が斬新。
    もう既に子どもから恩を受けているという前提で子どもに恩返しするということ。
    宋美玄先生の本に「子どもは授かりものではなく預かりもの。神様から預かって、一人前に自立できるよう育てさせていただくのだ。」という言葉にも通じるかもしれない。

    また、子どもは思い通りにいかなくて当たり前・・というか思い通りにさせようという点で上から目線である。
    親にできるのは、子どもの思考や行動を変えさせようとすることではなく、「環境を用意すること」「応援すること」。
    例えば歌が好きな子どもには思い切り歌える場所やコンサートへ連れていったり。
    あと、ほめるにもコツがある。
    「すごいね」「えらいね」ってなんか上から目線じゃないか?
    感動、ビックリするとそこらへんがうまくいく。
    「わあ、なんでこんなことができるの~♪」「あまりに・・でびっくりしちゃった!」など。

    最後に、日々実践して習慣化したいこと。
    ・口角を5ミリあげる
    ・寝る前に心を静めて家族や会ったひとに感謝の気持ちを祈ること


    余談だけど、本書の著者さん、夫と経歴が近いうえ、本名の名前がうちの息子と漢字含め一緒で、なんか親近感わいたのでした。
    他の著作も読んでみようっと!

  • この本を読んでナカマだ!と思いました。ネガティブな言葉は不幸を呼び寄せると思っているのでなるべく言わないようにしています。でも周りの人はネガティブな言葉が好きな人が多く、ポジティブであろうとすると、ノー天気だとかそんなにうまくいけばいいけどなどと必ず否定してくるので寂しく思っておりました。でもそこで諦めず突き進む、さらに周りの人たちのハッピーを加えるところまでは考えが及びませんでした。それと、タイガーウッズがトップ争いをしている時もライバルのパットを「入れ!」と心の中で言っている、入るなと願うと自分へも入らないイメージを強めるからというところを読んでなるほどすぐ実践しようと思いました。

  • 「ポジティブ思考」と「ポリアンナ症候群」の違いを悶々と考えてる時に
    本屋さんで見つけた本


    ちなみに「ポリアンナ症候群」をwikiでチェックすると・・・

    ベストセラー小説『少女パレアナ(Pollyanna)』および
    『パレアナの青春(Pollyanna Grows Up)』(テレビアニメ「愛少女ポリアンナ物語」でも知られる)
    の主人公ポリアンナに由来して命名された。
    一般的には、
    「直面した問題の中に含まれる(微細な)良い部分だけを見て自己満足し、問題の解決にいたらないこと」
    「常に現状より悪い状況を想定して、そうなっていないことに満足し、上を見ようとしないこと」などを指す。

    だそうです・・・
    こういう人、いるよね?

    私は正直、こういう人が苦手です
    今、起こっている問題から逃げているように思えるから・・・
    でも心理学を学ぶと、これがストレスコーピングの一つで、
    その人にとっては必要なことなんだと知りました
    ただこの状況が長く続くと「ポリアンナ症候群」になってしまうんだろうねぇ~

    でも、私はやっぱり苦手(苦笑)

    結局、この武田さんの書かれた本を読んでも、違いは分からなかったし
    武田さんが「良い」と勧めている「ポジティブ」もよく分からなかった・・・
    ポジティブや前向きは良い事で、ネガティブや後ろ向きが悪い事って風潮になってるのも
    私は気に入らない(苦笑)

    もちろん、後ろ向きより、前向きの方が物事は進みやすいのかも知れない
    だけどさ、自分に中に起こっている「負」と言われる感情だって、大事な感情じゃないの?
    それを無かった事にして、もしくは直ぐに切り替えて(切り替えた振りして)
    「前向き!前向き!」ってしてるのは何だか気持ち悪い・・・
    その負の感情を味わって、自分に落とし込んで、そこからじゃないの?前を向けるのは・・・

    ごめんなさい、武田さん・・・
    とても素敵な事が書かれてあると思うんだけど、捻くれてる私には響いてきませんでした・・・

  • この本を読むまでは、ポジティブの意味を履き違えてました。
    双雲さんの本を初めて読みましたが…深すぎました。スラスラ読めるかと思いきや、内容が濃すぎて全然進まず。

    ポジティブは技術。前だけを見るのではなく、様々な面を見ながら、受け入れたり、受け流しながら、豊かな精神をもって前に進んでいく力が必要になってくる。

    双雲さんがなぜ好かれているのか、愛されているのか、あんなにポジティブなのかが、この本を読んでいたら一目瞭然。
    時間を置いて再度読みたい一冊です。
    目次を読むだけでも参考になります。

  • 【内容】
    書道家の武田双雲さんが書かれた自己啓発の本です。変わりたいけど変われない、ポジティブになれない、何をしたらいいかわからない、など様々な悩みを抱えている方に本当にお勧めです!僕はこの本のおかげで人生が変わりました!考え方において大事なことが詰まっています!何かしら参考になる部分があると思うのでぜひ読んでみてください!

    【ビフォー】
    この本を読むまで自分は運が悪いと常に思っていたネガティブ人間でした。

    【気付き】
    自己啓発本として何年も前に初めて読んだ本でしたが、すごく救われました。今なお読み返しても、また新たな学びがあり、本当にお勧めしたい本の中の1つです。
    番号で題材が別れており、一つ一つの題材が読みやすくわかりやすいです。なんだか徳を積んだ偉いお坊さんからアドバイスを受け取っているような文章で、自然と言葉が身にしみてきます。単純に『〜をやりなさい』とかではなく、具体例や経験談が豊富で、人生において大事なことが詰まっています。
    個人的には19.48.66.75の話がとても参考になりました。

    【TO DO】
    何かでつまずいたり上手くいかない時は、この本を読み返して原点に戻れるようにする。

  • この本に書いてあることをいきなり全て真似するのは難しいけれど、取り入れられる部分から少しずつでも真似していくと、今より多少生きやすくなるのかなぁと思いました。(ネガティブ思考も時には大切だと思うのは私だけ?)

  • チェック項目11箇所。幸せになる三つの簡単な基本、一、幸せを与えること、一、幸せであることに「気づくこと」、一、幸せな言葉を発し、幸せな態度をとること。「さて、今日は、何に恩返ししていこうかな♪」、小さな声でいいから何度か口にしてみてください、この♪が大切です、まずは、口にしてみたらわかると思います。感謝めがねをかけて、ファミレスに行ったら、「わお! 水が無料で出てきた! しかもうまい!」「自動ドア、ありがて!」「呼び出しボタンを押したら、すぐに店員さんが笑顔で来てくれた!」ってファミレスだけでもう感動の嵐です。JALの再生……「他人のせいにしない」、これだけを徹底的に半年間、語り続けたとのことです、技術ではなく、ただ、「全社員が自分の問題とする」ことだけにフォーカスしたら、見事に、会社内は変われたとのことです。人と出会うことで起こることは大きく分けて二つあります、一つは、共通点を発見する、もう一つは「違い」を発見すること。人は変われないんじゃなくて変わるのが怖いんだと、僕は思うのです、心の底では変わりたいと叫んでいるのに、怖くて、変われない。他人の言葉は、単なる言葉の羅列であり、想いという波にすぎないのです、それをどう受け止めるかは、その人によるということになります、だから結局、傷つくかどうかは他人の言葉によるのではなく自分で選択できるのです。生きていると不安はつきものです、愛する家族に囲まれていたとしても、高い収入や地位があったとしても、それらを「失うかもしれない」という不安が出てきます、「不安は当たり前」くらいに思うのがちょうどいいと思います。「今」やることが、「後悔」を減らします、さぁ、今できることは今のうちにやっちまいましょう。よく、ブログやツイッターに「どうやったら幸せになれますか」とか「どうしたら前向きになれますか」という質問をいただきます、「どうやったら、そうなれるか」って考えるよりも、「そうなったつもり」で生きる。「願いが叶わない」最大の要因は何だと思いますか、それは、自分が「叶いっこない」と思ってしまうことなんです。

  • フォトリーディング
    ポジティブな思考

  • 潜在意識は主語がない。たとえ他人のことでも悪いことを考えていると自分に返ってくる。
    いかにポジティブに考えることがいいことか、具体的に分かりやすく書いてあってよかった。読んでから毎日が楽しい。子育てにも役立つ話が多かった。

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著者プロフィール

1975年、熊本生まれ。本名 武田大智。
3歳より書道家である毋・武田双葉に師事し、書の道を歩む。
東京理科大学 理工学部卒業後、NTTに就職。3年後に書道家として独立。
音楽家、彫刻家などさまざまなアーティストとのコラボレーションや、斬新な個展など独自の創作活動で注目を集め、映画「北の零年」「春の雪」、 NHK大河ドラマ「天地人」をはじめ、世界遺産「平泉」など、数多くの題字、ロゴを手がける。
また、世界中から世界中から依頼を受け、パフォーマンス書道、書道ワークショップをおこなうとともに、海外に向けて日本文化の発信を続けている。
ADHDの特徴と言われる多動性・衝動性を併せ持ち、2022年には 精神科医・岩波明との共著『ADHDを「才能」に変える生き方』(ビジネス社)を出版。

「2023年 『母ちゃん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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