- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784072968970
作品紹介・あらすじ
東京の郊外で冷蔵庫なし、エアコンなし、洗濯機なし、携帯電話なし、掃除機なしのシンプルな暮らしをするアズマカナコさん。なんと、家族4人で、ひと月の電気代は500円、水道代は1300円! ◆多くのマスコミで取り上げられ、反響を呼んできたアズマさんの暮らしぶりを、豊富な写真とエッセイでつづる一冊。◆写真から伝わるアズマさんのエコ生活から、本当の豊かさとは何なのか考えてみませんか?◆時代や流行に流されない本当に必要なものは、シンプルで単純なもの。あなたにとって、必要なものとは何ですか?◆また、誰でも取り入れやすい節電&節約の方法を紹介。◆電化製品いらずの掃除と洗濯◆服をよみがえらせる方法◆服を長持ちさせるコツ◆干したり、漬けたり、食材の保存法◆野菜のへたや種の活用法◆電化製品なしで暑さ・寒さをしのぐ◆収納のコツ◆子供のこと◆夫との関係◆私に必要な3つの電化製品
感想・レビュー・書評
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時短家電でどこまでラクをするか!
という世の中の流れの中で
少しの手間(少しじゃないこともありそうだけど)をたのしんでいる作者さんと
その家族に少し憧れを抱いた。
マンション暮らしでは取り入れづらいこともあるけど
取り入れてみたいことがたくさんあった。
やってみたいこと
・梅干しやらっきょう漬けなど常備菜をつくる
・ソーラーランタンの使用
・冷暖房の使用を最低限にする
・冷えない体を作る生活
・生ゴミを減らす工夫
・水を溜めて使う(節水)
これはムリかなって思ったこと
・冷蔵庫を手放す
・雨水を溜める(本当はやりたい)
・生ゴミの飼料化
・テレビを置かない
この家族は、災害にあったとき本当に強いと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
冷蔵庫を持たない。テレビは使う時に出してくる。
常温で食べる。こたつは炭を入れて。
見習いたいこと、共感すること、自分にはそれは無理だなと思うこと、考えさせられてよかった。
無理せず、無駄なく、快適に暮らす。自分や家族の価値観を大事にしながら選択していく。
鍋をもっと使いたくなった。 -
気持ちはわかりますし、やってみたいと思うこともたくさんありました。しかし専業主婦やフリーランスで働くような人ではないと中々難しい。在宅勤務も少しずつ可能になってきた今からなら 私でも出来ることからやってみたいですね。
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以前,『節電母さん』を読んだことあるが,内容的に真新しさはなかった。
メンタリティに関することばかりだけれども,心に留まったところを書き残しておく。
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自分には才能がないのかな、努力しても無駄なのかな、と絶望的な気持ちにもなりましたが、そのときに、不得意なことに時間やエネルギーを費やしてもそれに見合う成果は得られないのでは、と気付いたのです。それなら、その時間やエネルギーを、他の伸びる可能性が高いところに配分した方がいいかもしれない、と考え直しました。(p39)
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冷蔵庫があったころは、いつも庫内の使いかけの食材や賞味期限の近いものを気にして、献立を考えていました。今は、その日に食べたいものを買い、食べることができます。毎日の食事作りや買い物のストレスが減りました。
冷蔵庫を手放した一番の収穫は、ありすぎることの不便さに気付けたことでした。(p76)
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できれば失敗はしたくないけれど、失敗は悪いことばかりではないとも思います。たとえ失敗をしても、そこから何か発見をして、次に役立てることができれば、自分にとってプラスになるからです。(p81)
『もたない、すてない、ためこまない。身の丈生活』
(アズマカナコ,主婦の友インフォス情報社,2015) -
素晴らしい、実行出来ていてるというのが凄い。それもこうありたい生き方を貫いているのが凄い。
なんとなく世間に流されて、なんとく「まっいいか!」って生活をしがちだけれど。自分の生き方やしたい事 優先順位がきちんとあるからこそ出来る事だと思う。
ある意味羨ましいと感じた。
お金を貯めるだけのエコじゃないって言葉は本書のどこかにあったけれど本当にそうなんだと思う。
登山を経験しおばあちゃんに育てられ彼女の感性がそれを結びつけたんだと思う。彼女の事は初めて知りましたブログも覗いてみようと思います。
彼女がしたかった事//の為に...とあってけれどそれって何だろう?
もう少し色々本を読んでみるつもり//
素敵な人だと思った。 -
烏骨鶏を飼う
食器洗い洗剤は たまごの殻の粉末(研磨剤) 炭 米糠 石鹸
ポリタンクの雨水を 水洗トイレに
野菜を干す
とうもろこしの皮は 乾燥させて 弁当の仕切りや 料理の下敷きに
夏バテ対策に 酢+はちみつのジュース
常温で食べる 身体を冷やさない
ねこはんてん(袖のない半纏)
金属湯たんぽ
柑橘類の匂いは虫除け効果あり
冬の間に乾かし、
燃やせば蚊取り線香に -
まさに理想の暮らし!と思いながら、あっという間に読み終わりました。
なかなか真似できることばかりではないですが、エコ生活を心掛けて、まずは石けんを使うことから始めたいと思います。雨水や日向水、良いですね。
それにしても共感して生活できているご主人とお子さんたちもすごいです。
環境に優しく、お財布にも優しい暮らし。憧れます。 -
真似したいと思うところと、それは嫌と思うところもあったけど、たのしめた。
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冷蔵庫なし生活は難しい…。
ですが、参考になることもありました。
・たらいに水をためて食器洗い、洗面器に水をためて洗顔
・雨水をためて、トイレや水やり、打ち水、防火用水に活用
・常温の野菜を食べる
・藤のたんすや行李、かごの利用(プラスチックフリーだしおしゃれ)
この辺りはやってみたい。