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- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784073060123
作品紹介・あらすじ
ジードは新進気鋭の錬金術師。今日も人造人間フュリィさんに、算数国語のレッスンレッスン。だがしかあし!フュリィさんのちっちゃな桃色脳みそがジードを野望の渦へとつき落とす。平穏と静寂の研究室をすて、ジードは旅立つ。遙かな西で待ちうけるは、師パラケルスス、錬金術界の巨匠。行く手をさえぎるは狂信の異端審問官。無邪気な魔女は微笑み、堕天使は闇を揺るがす。女神の加護は届かず、フュリィさんは物の道理がわからない。旅の終わりにジードを待つは魂の解放か、はたまた深淵への転落か。カルトな人気ゲーム『メルクリウスプリティ』、待望の小説化。
感想・レビュー・書評
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『メルクリウス・プリティ』というゲームのノベライズ小説。
ゲームのほうは試験管の中の妖精を、錬金術師が育てるという話だったけれども、こっちのほうはロードムービー的な小説になっている。ゲームの、あの世界観を小説にするのは、かなり難しいと思うから、その変更は当然だと思う。
ただ、小説自体はそのことによって、ノベライズと言っていいのかというレベルになったな~と。イラストを中村博文氏が描いているので、その共通点だけで押し通すことができる……と考えているのか。
雰囲気は楽しかった。ゲーム自体が未完成っぽい内容だから仕方ないところはあるなと。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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