ブラックロッド (電撃文庫 ふ 3-1)
- KADOKAWA(アスキー・メディアワ) (1997年4月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784073060352
作品紹介・あらすじ
ブラックロッド-公安局・魔導特捜官。精神拘束により全ての感情を封印した彼に表情はない。まるで死人の顔。ヴァージニア9-降魔局・妖術技官。黄色い外套をはおった少女。だが、侮る事は禁物だ。彼女は魔女の分身なのだから。ビリー・ロン-探偵業をなりわいとする気さくな青年。人なつっこい笑顔には、だが"牙"がある。ゼン・ランドー-3つの都市を奈落堕ちさせた隻眼の男。その正体は人か魔か…。第2回電撃ゲーム小説大賞で「大賞」を受賞した異色作。異形の町ケイオス・ヘキサが今、文庫に出現する。
感想・レビュー・書評
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第2回(1995年)電撃ゲーム小説大賞受賞作。1996年2月メディアワークス刊。1997年4月メディアワークス文庫化。大森 望さん, 三村 美衣さんのライトノベル☆ めった斬り!で名作として紹介されていた。マニアックな世界構築とスピーディーな展開が良い。確かに名作。読めて良かった。
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突き抜けたものがある。
独特の雰囲気と世界観がある。 -
オカルトパンクっていうジャンルを初めて知る。マーチ調にアレンジされた般若心経聴きたい。
惜しむらくは冒頭のカッコイイ機甲祈伏隊の活躍シーンがほとんど見られなかったこと。 -
イカしたオカルト科学SF
個人的にこの世界観はすごい好きだから続き書いてほしいなー -
三部作の最初『ブラッドジャケット』『ブラックライツ・ホーリランド』と続く。
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他人に好きな作品は?と聞かれたら、とりあえず答える作品。
科学とオカルトが混じり具合が楽しい。
あと、N◎VAやる人にはとりあえず勧めたい。 -
なかなか面白いSFです。
読んでも損しないので読んでみては?
まあ、攻殻機動隊のほうが面白いけどね。
これはこれで好きだなぁ。 -
ライトノベル「ケイオスヘキサ」三部作の一作目です。
読みやすいアクション、映像的な文体、帝都物語をライトにしたような感じでしょうか。 -
未読
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サイバーパンクならぬオカルトパンクとでもいうべき怪作。科学技術とオカルティズムの融合した独特なディストピア像が秀逸。