鉄コミュニケイション(1) ハルカとイーヴァ (電撃G’s文庫 A 19-1)
- 主婦の友社 (1998年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784073100256
作品紹介・あらすじ
「記憶喪失で推定年齢13歳で、人類最後の生き残りかも知れないわたし-でも平気。わたしには、みんながいるから。スパイク君やアンジェラさんやクレリックさんやリーブスさんやトリガー君がいるから。だから平気-」廃墟に家族同然のロボットたちと住む少女ハルカはある日、自分そっくりの女の子を見かける。-もしかして自分以外の人間が生きてたの?大捜索の末、ようやく出会ったその女の子はイーヴァと名乗り、そしてその正体は…。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
鉄(くろがね)コミュニケイション〈1〉ハルカとイーヴァ (電撃文庫)
-
久しぶりに再読しました。
前回読んだのは少なくとも10年以上は前なので、内容はほとんど覚えてません。
表紙の2人の女の子は誰で、なぜ同じ顔なのかわからないくらい何も覚えていないので、実質、初めて読んだようなものですね。
中だるみなく、どのシーンを切り取っても面白かったので、よどみなく一気に読めました。
ちょうど章が切り替わるシーンで続きが気になる場面を持ってくるので、ここまで読んだら終わろうと思っても、もう少し先まで読んでしまい、結果思った以上に読み進んでしまいました。
アニメも視聴済みのはずなのですが、こちらもほとんど覚えていないです。
確かスパイクくんが準主役的な立ち位置だったような。
VHSで録画してしまってあるので、そのうち見返そうと思いますが、小説は原作に比べると、仲間のロボットたちの活躍が少なめだと思いました。
原作で必要性があり登場させたキャラの個性が薄くなっている気がします。
また、本書は本書で名作なのですが、キャラ設定以外のストーリーなどは原作と全然違うので、原作のファンは残念に思うかもしれません。
時系列も繋がっていない完全なアナザーストーリーです。
そのため、原作は未視聴のほうが楽しめると思います。もっとも、原作より本書のほうが有名になってますけど。 -
買うなら二巻まとめて。
-
漫画、鉄コミュニケーションのノベライズ。
原作とストーリーはまったく異なっているけどキャラクターや世界観は同じです。
その世界やキャラを上手く使って秋山節と相まって凄く泣ける話になっています。
2冊というのも丁度良いボリュームです。 -
戦争で荒廃し、人類も死に絶えてしまった世界でただ一人コールドスリープにより生き残った少女・ハルカ。ロボット達と共に暮らす彼女はある日自分そっくりな少女型のロボット・イーヴァと、彼女が連れている軍事用ロボットのルークと出会う。――断片的に描かれるハルカの思い出とイーヴァやルークがどう関わるのか、続きがものすごい気になるので、上下巻揃えて読む事をお勧め。私は下巻入手まで間が開いたので気になって仕方ありませんでした。
-
レビューはまとめて後編に記載致しております。 <a href="http://booklog.jp/eop/asin/4073112430"><b>こちら</b></a>