鳩居堂の歳時記

著者 :
制作 : 鳩居堂 
  • 主婦の友社
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本棚登録 : 38
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784074021291

作品紹介・あらすじ

創業350年、日本の古きよき伝統を今に伝えるお香、書画用品、はがき、便箋、金封、和紙製品の老舗専門店・鳩居堂。その品々にこめられた日本の四季や行事、伝統、いとおしむ心を美しい写真とわかりやすい解説でつづる、見て楽しい知ってうれしい歳時記です。色鮮やかな和紙や匂いまで漂ってきそうな香の数々、植物や動物で見せるシルク葉書や和文具など、時代を超えて伝える価値のある一品を普段の生活にそっと取り入れて日本ならではの四季折々の季節の変化を感じてみませんか? 春夏秋冬、日本のよく知られた行事や祭事、しきたりなど一昔前には当たり前にあった日本の原風景が、鳩居堂の品々とともに蘇ります。細やかな心配りが失われつつ今だからこそ手にとってほしい、心がほっこり豊かになる一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • よく行く鳩居堂。上品だけど素朴な和の雰囲気が好きです。1663年に漢方薬局から始まったんですね。鳩居堂が好きなので、読んでみようと思いました。
    内容は、季節ごとの暮らしと小物、それにまつわるエッセイです。

  •  広田千悦子「鳩居堂の歳時記」、2016.10発行。文房四宝(筆・墨・硯・紙)を育てる鳩居堂は1663年京都に生まれたそうです。私は銀座の鳩居堂が馴染みですw。日々の暮らしに溶け込んだ品々が教えてくれる四季の気配と和のこころ。平安時代に宮中ではじまった衣替え。日本人が思いを馳せてやまない月を愛でる。やさしい虫の音にそっと耳を傾ける。菊の花に不老長寿の願いを込める。

  • 季節ごとにある日本の文化、習わしが紹介されています。
    こう言う知識があると、ちょっぴり暮らしが豊かになる気がします。

  • 歳時記,由来と道具の写真。
    季節を大切にする,節目節目を大切にする心、取り入れていきたい。
    話しの引き出しとして持っていたいところ。
    このような本、本棚にあってもよい。

  • 鳩居堂の商品を使った写真と穏やかな語りの文章で季節や行事を見て感じる本。
    イラストがかわいくてほっこりとしました。

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著者プロフィール

日本の行事・歳時記研究家。文筆家。ライフワークは季節のしつらいと祈りのかたちづくり。横須賀市秋谷に築八十年の日本家屋スタジオを構え、「季節のしつらい教室」を主宰。日本の行事の源流に触れつつ、現代のくらしや世代に合わせて提案している。東京新聞に「くらし歳時記」、神奈川新聞に「季めく暮らし」、スタイルアサヒに「季の記」、東急沿線フリーマガジン『SALUS』に「暦と暮らす十二ヶ月」、月刊誌『清流』に「季節のしつらい 祈りのかたち」、第一園芸のウェブサイトに「花月暦」を連載。ほか、「YANASE LIFE plaisir」などの企業誌にも寄稿している。著書は、ロングセラーの『おうちで楽しむにほんの行事』(技術評論社)をはじめ、『七十二候で楽しむ日本の暮らし』(KADOKAWA)、『口福だより』(小学館)、『知っているとうれしいにほんの縁起もの』(徳間書店)、『鳩居堂の歳時記』(主婦の友社)、『にほんの行事と四季のしつらい』(世界文化社)など多数。日本の季節の楽しみ、行事の美しさを伝える映像をYouTubeにて配信中。

「2021年 『花月暦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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