- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784074179350
感想・レビュー・書評
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相変わらず面白い
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今回は、表紙からしてフレア姫がかわいすぎる
暑さで参ってグッタリしてたり、そのことでスカジから突っ込まれたり、気合と根性で首から上の汗を止めてみたり、善治郎に最終確認してみたりと、可愛くて可愛くて。
これは文倉十のイラストがかわいすぎるのが悪いに違いない。
内容的には、
・前巻のニルダ・ガジール騒動の顛末とその後
・黄金の木の葉号の修理完了
・善治郎、アウラの出産の前に医者の手配のため双王国へ
という流れ
フレア姫の側室入りの件も一応決着がついて、双王国編という感じで、さてさて次はどんなハプニングがあるのやら。 -
待望の8巻。前巻を読んだ時の記憶がほとんど抜け落ちているので心配だったが杞憂だった。アウラに2人目ができる、フレア姫と共に黄金の木の葉号に乗る、時空魔法を修得しシャロワ・ジルベール双王国に行く、の3本立て。ゼンジロウが善良な社会人という設定が本当に生きている。ゼンジロウがやっていることは、自らの立場を理解し、それに相応しい振る舞いをし、時に少ない情報から適切な行動をとろうと動く、ホウレンソウを実行している理想的な社会人そのもの。それが女王の伴侶という役割をこなそうとするのだから面白い。サラリーマン、異世界に行くという感じ。魔法などのファンタジー要素はあるものの、むやみやたらな俺tueeは出てこず、それなりに地に足がついていると感じさせる。8巻でもダレない。もともと大きな起伏はなく、それでも小刻みな出来事が続きで飽きることなく読めている。続きも読みたいが、いつかしれっと出なくなりそうで怖いな。