- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784074372348
作品紹介・あらすじ
オフィス街に程近い商店街の一角、古い雑居ビルの地下一階にある『洋食のねこや』。平日はサラリーマンが多く通うありふれた洋食屋は、一週間に一度、土曜日にだけ「特別」なお店になる。先代の頃より三十年間「向こう」の客を絶品料理でもてなしていた『異世界食堂』は、『異世界料理のねこや』として新装開店する。それは、店の主が変わった一つの区切りの証。けれど、新たな看板を掲げて名前が変わっても、小さな食堂の営みは変わらない。ちょっと変わった給仕とともに、訪れた人々に美味しい料理をふるまい続ける。チリンチリン――。そうして今日もまた、土曜日に鐘が鳴る。
感想・レビュー・書評
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息抜き用に読むラノベとしては最高なこのシリーズ。
ストーリー性とか全くないけど、ここに出てくる料理(今回はスイーツが多めw)がみんな普通の料理なんだけど全部おいしそう。
ラノベっていうのはこうでなくっちゃね!
ただ、空腹時に読むのはある意味かなりの拷問なのでおすすめはしません。お気をつけあそばせ♡詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お久しぶりの異世界食堂。
出てくる料理は高級とは言えないけど、どれも美味しそう。
お給仕さんは、どちらかと言えばクロがお気に入り。
お客さんは十人十色でみんな面白い。
ごちそうさま -
巻数を重ねるにつれて、シリーズを読み始めたころの「新鮮さ」や「料理の描写に対する感動」のようなものが薄れてきた(=慣れてきた)ように感じます。
登場人物も次第に増え、それぞれが異世界食堂「ねこや」でかかわりを持つようになったことや、過去のエピソードをふり返って描く場面も増えてきたことから、「誰の」「いつの」「どんな」話を描いているのか、ということが少しわかりづらくなってきたようにも感じます。
ふとした隙間時間に、箸休めとして読むには十分に楽しめる作品ですが、ひとつのファンタジー作品シリーズとしておいかけるには少し根気が必要になってきたかもしれません。 -
今回は番外編が少し多め
全体のストーリーも進みながら、前出てきた人物たちが最初にきたお話もあったり…
特にボークソテーの話がすき
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異世界向けの食堂として、
改めてスタートする区切りの巻。
毎巻変わらず、文字だけでも美味しそうなのが伝わってきて、空腹時には注意が必要かも!?笑
特別編が多く、物語の隙間を埋めるエピソードが多く収録されている。そのため、料理の短編集としてだけでなく、全体のストーリーも大いに楽しめる内容となっている。
節目節目に出てくる豚汁ですが、ウチでもバターを乗せるようになりました笑 -
現世と異世界がエルフの古の魔術によって週に1度
ドヨウの日にだけ入口の扉で繋がり
異世界の住人相手に異世界食堂を開店させる物語の第5弾
今回の個人的な見どころは
特別編や番外編が良かったかな
番外編三のポークソテーは
西大陸から東大陸に渡ってきた侍のタツゴロウこと
テリヤキが初めて異世界食堂に来た際の話し
銀シャリに食らいつくタツゴロウの若さが
溢れてたかな(笑) -
今回もアレッタちゃんが、可愛くて何よりです。
アニメにあわせて改めて読んだけど、読後幸せな気分になる。アニメのOPと同じで、幸せそうで幸せです。 -
久しぶり。あいかわらずの展開で安定感。
ある意味これも地味な話だけどな。
ただ、出てくる料理が再び系が多いのはキャラの掘り下げ
のためのネタまわしなのかねた切れなのか。 -
コーヒーブレイク本。
七日に一度、突然異世界に扉が現れる「異世界料理のねこや」、この店を訪れる異世界の者達の特別な日を描くグルメファンタジー小説(2019/04/10発行、648E)。
面白さに不安のない安定しストーリーですが、一話辺りのボリュームが、もう少し欲しいところです。
とは云え、アニメのDVD特典付録として掲載されていたらしい番外編1~6が掲載されていますので、何時もより少しボリュームのあるお得な第五巻でした。