マンガで解決 親の介護とお金が不安です

  • 主婦の友社
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本棚登録 : 211
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784074466931

作品紹介・あらすじ

●「お母さんとお父さん、なんか老けた?」と思ったら、今すぐ読むべき1冊。●「いま、親に何かあったら、どうしよう?」超高齢社会で長生きしても、最期の数年は不健康である場合が多い。今何をしたらわからないけれど、漠然と不安を持っている方に、「親の介護とお金」の超入門編。●マンガ家の上大岡トメさんは、離れて住む両親がだんだん体が衰えてきてたけれど、具体的な行動に移せないでいたところ、出版社からメールが。「トメさん、離れて住む親の介護の本を作りませんか?」●具体的に何をしたらよいのか?トメさんの「親の介護とお金」の不安を、介護問題にもくわしい、ファイナンシャルプランナー黒田尚子先生に、聞いて疑問をマンガでズバリ解決していく。●介護の少し先輩たちの具体的な体験談やアドバイスも必見。

感想・レビュー・書評

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  • 実家ってほんとに物が
    多い(汗

    親がまだ元気なうちに
    一緒に片付けよう。

    兄弟姉妹間で揉めない
    ためのポイントは、

    情報の共有と公開なり。

    かかった費用など全部
    オープンにしとくこと。

    そして親が一番子供に
    期待してることは?

    それは話し相手になる
    こと。

    終末期の意向を聞いて
    おくことも大事だけど、

    残された時間を親子で
    楽しむことがなにより
    一番大事。

    とにかく介護に関して
    は完璧を求めない。

    ま、これくらいでいい
    かな、という感じで♪

  • 2週間ほど前に読んだ『ボケ日和』という本で、認知症の症状と程度、母の現状などがわかってきたので、今度はもう少し具体的に…というか生ぐさい話である介護の実際とその後の選択や、お金のこと、兄弟や親戚との関係などについて書いた本を。
    とは言え、やっぱりまだ腹が決まったとは言えないのである。
    「貯金いくらある?」とか「通帳はどこにあるの?」など聞きにくい。
    ましてや「お葬式に誰呼べばいい?」なんて本人に聞けないよ。
    まだしっかりしているうちに聞いておいた方がいいというのはわかるけど。

    父と相談して、脳神経科を受診したのち、結果をもって区役所に相談に行くということになりました。
    病院も区役所も私に付き添ってほしいと父は言います。
    必要があればもちろん仕事を休まざるをえませんが、日常的にべったり寄りかかられても困ります。
    だからこそ、介護認定を申請して、できるサービスを考えなければならないとこの本は書いています。
    何よりも共倒れになってはいけない、と。

    あと、認知症になってしまったら預金を降ろすことができなくなるので、元気なうちに「代理人指名手続き」を銀行でしておいた方がいいそうです。
    あとは「家族信託」というのも我が家の場合ありかもしれません。

    それから、耳の遠い父についても、病院で先生や看護師さんの指示が聞き取れないくらい不自由しているのなら、障碍者申請をした方がいいのかもしれないと思いました。
    私はてっきり病院の方から「申請したほうがいいよ」と言ってくれるものと思っていましたが、自分から申請しないと駄目なようです。
    この辺も区役所で要相談です。

    あまりにもわかっていないことが多かったということがわかり、また、とにかく書類仕事が煩雑であるというのを読み、ちょっとこの先が思いやられます。
    だけど気付かなかったふりしてなんとかなるものではないので、少しずつ何とかしていかなくては。

  • 読みやすくわかりやすい。でも詳しくはない。入門編としては◎。取っ掛かりとしては最適な一冊。

  • 父の介護をやり切りある程度の知識はあるものの、まだ一人暮らしできている母の今後に役立つことがあればと読んだ。
    復習になったのと、航空会社の介護割引申請は初めて知れたので早速登録します。

  • 離れて暮らす親の介護が必要となったら?その準備はどうすればいい? マンガとテキストでわかりやすく解説した一冊。実際には想定以上のトラブル続出なんだろうけど、その簡単な予習としてはちょうどいいかも。

  • 20240331

    親の介護とお金の話が、漫画といろんな人たちの経験談で、これ以上ないくらい分かりやすく、丁寧に書かれてる。大変参考になります。

  • 初めて読んだ介護の本。
    想像だけと、体験を観るのは違い、危機感が増します。
    転勤で親元を離れるので、お互い準備する必要があると思いました。

  • 私は70を超えた両親がいる
    まだ、介護とは無縁だろうと思っていたが
    先日、父親が医者から仕事停止の申告を受けた

    これから来るであろう一大イベント(介護)に備えて
    色々学ぼうと読み始めたが…読めば読むほど
    何も備えていない自分に頭がいたい

    ただ、子供も親の介護といい距離をたもちながら向き合う事が大事との指摘

    今から始めればまだなんとか間に合うし、大事なのは親が良い最後を迎えられるようにしてあげられる事が孝行になるのかなと…

    次、帰った時には少しエンディングノートの事も話さないといけないと思った

  • こういうことをやらねばならないというのはよく分かる。しかし、当然のことながら解決策は書いていない…てか、そんなんないか。。

  • まさにいま、自分が読むべき本だ。介護をする人、した人のさまざまな意見を知ることができ、とても勉強になる。親にまだ介護が必要ではない人も知っておくべき、準備しておくべき、いまできることがあるなと感じた。もちろん私にもいまするべき課題が見えてきた。

    いまだに親に心配ばかりかけている私だが、「親の話を意識的に聞くこと、それはもう立派な介護です」という言葉に励まされた。

    時々読み返して、遠くに住む親について、介護はまだまだ先のことと、目を背けてしまい逃げてしまうことがある自分に喝をいれたい。


    20241130
    上大岡トメさんの新刊が出たので、そちらを読む前に復習でこちらをもう一度読んでみた。前回読んだ時に学んだことを実践できていないわたしを反省。

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著者プロフィール

上大岡トメ Tome Kamioooka
イラストレーター。ふくもの隊隊長。神社めぐりマニア。東京生まれ。東京理科大学で建築を学ぶ。現在は山口県在住。趣味はバレエとヨーガ。著書は『キッパリ! たった5分間で自分を変える方法』(幻冬舎文庫)、『のうだま1、2』(池谷裕二氏と共著 幻冬舎文庫)、『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎)など多数。ふくもの隊としての著書も多数あり。
新参の「ふくもの」が一気に増え、我が家の古参の「ふくもの」たちと一緒に縁起のいい学校ができそうです。

公式サイト「トメカミカメト」
http://tomekami.com/

「2021年 『【マイナビ文庫】日本のふくもの図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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