賛否両論 -料理人と家族-

制作 : 中岡 愛子 
  • 主婦の友社
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本棚登録 : 38
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784074597963

感想・レビュー・書評

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  • 素の笠原さんに触れられて良かった。何回泣いたかな。親、子、それぞれの目線で家族と向き合う良著。

  • 妻・江理香~前篇:
    一目惚れ
    うねるようなキャッシュ
    桜のころ
    父・賢:
    親父の教え
    おじいちゃんと寅さん
    夜逃げ
    孫の顔を見せたい
    板前は十年
    マサヒロ、本気で釣れ
    妻・江理香~後篇:
    あたたかな冬
    居場所
    夢の国から
    沖縄の海
    仕事を優先して
    別れ
    妻の姉・みーひー:
    仕事はいつでもできる
    年に5回の誕生日
    沖縄のお布団
    長女・L:
    パパ、盛らないで
    ママの背中
    次女・夕莉:

    チェキの箱
    タイムマシン
    恩返し
    長男・蕗維:
    夜更かし
    親父と呼べ
    母・陽子:
    お袋の口ぐせ
    お菓子づくり
    夫婦の話
    和食をひらく:
    本音
    サードプレイス
    料理が上手になりたい
    失いたくないもの

  • 分かるわ、応援してるから頑張れ

  • 普段、基本の料理が知りたくて笠原さんのYouTube観てます。さみしそうだけどイキイキ料理作る人。3/4読み終えて、泣きました。病気はなるの仕方ないものの見つけたから絶対治るとかないんだ…それを時間かけて3人も見送るなんて、料理仕事に没頭するしかない。

  • 笠原さんが語る家族のこと。そして、家族が語る笠原さんのこと。
    それぞれの視点で見てみると、親が思うほど子どもは「分かっていない」わけじゃないし、子が思うほど親は完璧ではない、ということがよくわかる。
    両親と奥様を早くに亡くして見送らなければならなかった笠原さんの悲しみが、じくじくと疼くのが伝わってきて、途中から読むのが苦しくなった。
    でも、遺された家族(奥様のお姉さんや3人の子どもたち)と良好な関係を紡ぎながら、生活されていることが救いでした。

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著者プロフィール

笠原将弘(かさはら・まさひろ)
1972年 東京生まれ。高校卒業後、「正月屋吉兆」で9年間修業後、家業の焼鳥店を継ぐ。30周年を機にいったん店を閉め、2004年9月、恵比寿に自身の店「賛否両論」を開店。リーズナブルな価格で、味に定評のある和食料理が人気を博している。テレビ、雑誌などメディアにも多数出演。主な著書に『和食屋がこっそり教えるずるいほどに旨い鶏むねおかず』(主婦の友社)、『笠原将弘のごちそう帖 おうちでカンタン! プロの味』 (毎日新聞出版)、『賛否両論 笠原将弘 保存食大事典』他多数。

「2023年 『今さらだけど、「和食」をイチから考えてみた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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