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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784079239288
作品紹介・あらすじ
昭和53年に落語協会分裂騒動が起こり、新聞、マスコミは大々的にこの事件を報道し、あれから8年たった。あの当時の事件の当事者達もかなり亡くなり、人々はあの事件をすっかり忘れてしまった…。ぜひ書かねばなるまいと思っていた。いや、あの事実を語らずに貝のように口を閉ざして死にたくないという執念のような気持だ。これは俺から見た協会分裂の百パーセントの真実なのだ。
みんなの感想まとめ
昭和53年の落語協会分裂騒動を中心に描かれたこの作品は、著者の生々しい視点から語られ、まるで当時の出来事が目の前で繰り広げられているかのような臨場感を持っています。30年以上前の出来事にもかかわらず、...
感想・レビュー・書評
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三遊亭圓丈師匠による落語協会分裂騒動を生々しく描いたノンフィクション作品。まず驚いたのは30年以上前の作品にも関わらず、全く古さを感じない文章や言葉であることだ。そのためか、すらすらと何の違和感もなく読み進められ、圓丈師匠の目線で良い意味で熱く、青臭く語られる顛末が目の前で起こっているように感じられる。
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伝説の「御乱心」。売ってないので古本屋で購入。円丈っぽい虚実あいまぜな文章が楽しいです。円丈の円生に対する愛憎も、、、、
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前から読みたかった本。俺が生まれる頃の出来事なので歴史物を読んでる感覚。
それにしても、先代円丈はよっぽど5代目円楽が嫌いだったんだなw
非常に面白かった。 -
言い回しの一つ一つに「インテリ臭」があり、もちろん落語家なので話が面白い。大なり小なりどこの社会でもありそうな事件なのかもしれないが、かなり面白く読める
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落語協会分裂騒動の顛末の円丈による記録
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かなり内容が偏っているが、偏りも含めて面白かった。
落語協会分裂騒動の渦中に巻き込まれた作者による、本人にとってはまっすぐな、端から見れば歪んだ熱意が伝わってくる、ハイカロリーな顛末記。 -
円楽師はかっこいいしカリスマ的な人だと思っていたし、円丈師は好きじゃなかったのだが、この本が真実だとすれば、いやはや…としか言えないなと。
円生師も円楽師も躁病だったんじゃないのか?
行動が普通じゃないし、周囲の人の巻き込み方も半端ないし、統合失調症な部分もあるんじゃ?
新協会設立なんてよほど確実な根回しと保証がなくちゃできないと円丈師が言ってる通りなのに激情に任せて動く両師匠はやっぱり狂ってる。
巻き込まれた円丈師「ら」の苦悩は図り知れない。
三遊亭の落語を聴いてみようと思った。 -
落語協会分裂騒動をほぼ95%の事実と実名入りで書いた暴露本(のようなもの)円楽さんの人となりとか、知った落語家さんの素顔とか知れて面白い。人間臭くて笑えます。真打ちが多すぎると私も思うなぁ
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2010年、七代目円生襲名問題の真っただ中に行われた鳳楽VS円丈の落語会「円生争奪戦」では、円丈に対して「お前は逃げたくせに!」と客席から野次が飛ぶ緊迫した場面もあった。その確執の元となったのが、’78年の落語協会分裂騒動。
円生、円楽、志ん朝らが新団体を作ろうとしたが、寄席の席亭の反対にあい失敗、志ん朝は詫びをいれれ復帰、円生、円楽は協会から離脱という結果に。
その円生の弟子である円丈による騒動の顛末記である本書、これが、なかなかスリリング。
当時、真打になったばかりの円丈は、新聞で「円生、円楽ら」と「円生ら」と常に「ら」の存在でしかなかった。師匠や兄弟子円楽らに翻弄される哀しみ、悔しさがフツフツと感じられる。
一番の名シーンは、新協会設立が失敗に終わった後、円生に呼ばれて、身の振り方を聞かれる場面。
寄席に出演したい円丈は、「協会に戻りたい」と告げる。すると円生とその夫人から「恩知らず!」「義理知らず!」と罵声を浴びせられる。
「俺はこの心の拷問に耐え切れなくなって来た。俺の心は、もうズタズタになっていた。」(P158)という円丈は、罵声を浴びながら台所へ行き、コップの水をぐっと飲む。そして、畳の上に両手をついて、「私も一緒に出たいと思います。」と涙をこらえながら言う。
自分を殺す、なんとも切ないシーンである。
今年70歳の円丈、いまだに新作を作って演じているのがたいしたものだ。固有名詞が出てこなくてハラハラすることもあるけど・・・。 -
落語協会分裂騒動を描いたノンフィクションとしては言わずもがな、ひとつの小説として読んでも充分に面白い一冊。本書最大のヒール・五代目円楽亡き後、そして七代目円生襲名問題がいつの間にかウヤムヤになってしまった今、まだ読んでない人はもちろん以前読んだ人もぜひ読み返してみてほしい。
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残念ながら、一気に読ませる力がある。
この本の事件があったことが、本当に残念だ。 -
三遊亭圓丈による落語協会分裂についての本。
ほぼ事実と著者は述べているが、
実際どの程度事実なのかはよくわからない。
文章からは圓生への強い愛憎と、
圓生の弟子としての強い自負を感じた。 -
紹介:浜美雪「師匠噺」P.280
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落語協会分裂の内幕を暴露する。著者の激しい思いが読み手を引っ張らせる。再読。
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図書館から借りてきた。
落語協会分裂(というより分派とか離脱という方が近いと思う)の前後を、三遊亭圓生の直弟子である圓丈が書いた内情暴露モノ。主観は入っているものの、新作落語会で地歩を築いた圓丈師だけに自分を客観視する視点も入っている。当事者による生々しいドキュメンタリーとして完成度は高いと思う。
七代目圓生の名跡をめぐって、六代目圓生の直弟子である圓窓、圓丈、圓生の惣領弟子だった五代目圓楽の弟子である鳳楽の三者が名乗りを上げている今、読む価値は十分にあった。圓丈が鳳楽の圓生襲名に待ったを掛けた理由も、自分が鳳楽に圓生争奪杯を仕掛けて後に名乗りを挙げてきた圓窓をどう思っているかも、この作品を読めば察しがつく。 -
とっても面白く一気に読んでしまった。
最近落語ファンになった自分にとって、気になっていたけどよくわからなかった円生の例の問題。
これを読んですっきりした。
きっと書かれた側にしたら反論したいだろうなぁ、と心配するぐらいはっきりきっぱり書かれている。
「全てが真実」と100%信じているわけではないけど、大変だったんだねってホント思う。
落語協会分裂問題って、きっとこの時代の落語ファンは色んな意味で悲しかっただろうなぁ。
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Amazon古書で購入。落語ライフに基礎知識的なこと。
著者プロフィール
三遊亭円丈の作品
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