心身セルフ・コントロール法: 池見酉次郎博士の 自らの体験で説く心身症の防ぎ方、治し方

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  • 主婦の友社
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784079302135

感想・レビュー・書評

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  • 人からもらった本なので、興味の無い人の自伝を読んでしまった感が否めない。

    内容は日本に心療内科ができるまでの苦難を綴った自伝的作品。
    西洋の治療法をベースに、東洋の考え方を盛り込んだことがこの方の実績らしい。
    池見酉次郎博士の生い立ちから知りたい人には有益な本だと思う。

    題名にセルフ・コントロール法とあるが、ぜんそくを克服する方法、不眠からの脱却などが挙げられている。
    ただし、カゼを引かない方法(対策は温度計を設置して、客観的判断で衣類を調節するというもの)や、胃潰瘍の克服(対策は腹6分目にする)など、ちょっと拍子抜けするようなものが含まれている。
    生活にはすぐ活かせそうなので、私は自宅に温度計を設置した。

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著者プロフィール

1915年生まれ。日本の心身医学、心療内科の基礎を築いた草分け的な日本の医学者。九州大学医学部名誉教授。甥は臨床心理学者の池見陽。 福岡県糟屋郡粕屋町生まれ。旧制福岡中学(現福岡県立福岡高等学校)、九州帝国大学医学部卒業。日本心身医学会を設立し、初代理事長になる。翌昭和36年(1961年)九州大学に国内最初に設立された精神身体医学研究施設(現在の心療内科に当たる)教授に就任し、内科疾患を中心に、心と体の相関関係に注目した診療方法を体系化、実用化に尽力した。 1999年没。

「2023年 『フロイト著作集第4巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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