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Amazon.co.jp ・本 (532ページ) / ISBN・EAN: 9784081550043
作品紹介・あらすじ
古代の愛、王朝の恋。著者渾身の二つの物語。
「記紀」の世界から材を得、20年の構想を経て結実した古代ロマン「隼別王子の叛乱」。王朝に花開く、典雅にして傲慢な恋のかけひき…「不機嫌な恋人」。傑作恋愛小説2編! 月報/高橋睦郎、熊井明子
感想・レビュー・書評
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古事記を題材にした「隼別王子の叛乱」と
王朝を舞台にした「不機嫌な恋人」。
隼別王子(速総別王とも)は仁徳天皇の異母弟。
仁徳帝の使者として女鳥王に帝との結婚の申し込みに
たったものの、女鳥王は申し込みを拒否。
隼別王子自らがその女鳥王をめとってしまい、
結局、二人とも帝に討たれてしまう話をもとにしています。
古事記にこんな話があったんですね。
大変にロマンチックな話ですが、甘くせずに古事記らしく
骨太かつ力強い物語に仕立てられています。
「不機嫌な恋人」は、舞台が平安時代とは思えない現代的な
タイトルですが、内容も今の感覚に近くなっています。
仕事を持った女性が女性が、年下の恋人を持ち・・・
というストーリーはするっと現代に置き換えられます。
非常に納得いく結末でした。
田辺さん、王朝ものだけでなく、古事記も自家薬籠中のものに
されてるんですねぇ。
読み終えてしまうのが惜しくなる楽しさでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示
著者プロフィール
田辺聖子の作品
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