コレクション 戦争×文学 16 満洲の光と影 (コレクション 戦争×文学)
- 集英社 (2012年2月3日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (696ページ)
- / ISBN・EAN: 9784081570164
感想・レビュー・書評
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村上春樹の作品だけ拝読。
彼らnできるのは、死ができるだけ苦痛に満ちたものでないようにと祈ることだけだった。
その8月の午後には、だれもが死ぬことを考えていた。今日は彼らが動物たちを殺し、明日にはソビエト兵たちが彼らを殺すのだ。
満州国は数日のうちに幻の国家として歴史の流砂の中に呑み込まれ、消え去ろうとしていた。
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