冒険の森へ 傑作小説大全 2 忍者と剣客 (冒険の森へ傑作小説大全 2)

  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (600ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784081570324

作品紹介・あらすじ

ジャンルを越え、小説の面白さをとことんまで追求した画期的アンソロジー。最終配本となる第2巻は、日本が世界に誇る忍者・剣豪小説の豊穣な作品群から選りすぐった名編10編を収録。ロマンと活劇の快楽に酔いしれる一巻!

●編集委員/逢坂剛 大沢在昌 北方謙三 船戸与一 夢枕獏

[編集室から]
当初、「忍者」と「剣客」の2巻に分かれていたが、1巻にまとめざるをえなかった。
となると、編集委員の方々も気合いが入る。
どの作品も落としたくない。しかし半分にせねばならない。
豊穣な日本の忍者・剣豪小説から1500枚を選ぶ、という暴挙を敢行してこの10編が残った。
佳作傑作名作が他にもたくさんあることは、承知のうえである。
幸い、はずさざるをえなかった作品の一部を他の巻に散らせることはできた。

[収録作]
【長編】
山田風太郎「甲賀忍法帖」
柴田錬三郎「赤い影法師」
【短編】
綱淵謙錠「讐」
津本陽「隼人の太刀風」
滝口康彦「異聞浪人記」
五味康祐「柳生連也斎」
【掌編】
江國香織「草之丞の話」
清水義範「猿取佐助」
逢坂剛「決闘」
小泉八雲「かけひき」

感想・レビュー・書評

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  • 甲賀忍法帖は凄かった。終末か予感出来た流れで見事に閉めた。敵味方の統領同士が愛し合うロミオとジュリエットの流れで美しく物語を納めた。

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著者プロフィール

1917年-1978年.岡山県生れ。慶應義塾大学支那文学科卒業。在学中より「三田文学」に現代ものの短編を発表。戦後、「書評」の編集長を経て、創作に専念。1951年、『イエスの裔』で第26回直木賞を受賞。以後、時代小説を中心に創作し1956年より「週刊新潮」連載開始の『眠狂四郎無頼控』は、剣豪小説の一大ブームを起こす。1969年に『三国志英雄ここにあり』で第4回吉川英治文学賞を受賞主な作品に『赤い影法師』『御家人斬九郎』『剣は知っていた』『決闘者 宮本武蔵』『チャンスは三度ある』など多数。

「2022年 『第8監房』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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