冒険の森へ 傑作小説大全 11 復活する男 (冒険の森へ 傑作小説大全11)

  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (616ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784081570416

作品紹介・あらすじ

ジャンルを越え、小説の面白さを追求する画期的アンソロジー『冒険の森へ 傑作小説大全』第11巻。
ヘミングウェイの文体を想起させる、無駄な描写を削ぎおとした2長編を中心に、「復活する男」たちの物語を全13編収録。

無駄な描写を削ぎおとした2長編が柱である。
「男の復活」物語といえば、まずヘミングウ ェイの「老人と海」が想起されるが、ビルド ゥングス・ロマンの変型である。そのテーマ に沿った傑作を並べられた幸福を喜びたい。

[収録作]
【長編】
飯嶋和一 「汝ふたたび故郷へ帰れず」
北方謙三 「檻」
【短編】
隆慶一郎 「ぼうふらの剣」
白石一郎 「秘剣」
浅田次郎 「門前金融」
乃南アサ 「彫刻する人」
藤原伊織 「雪が降る」
東野圭吾 「誘拐天国」
【掌編】
星新一 「使者」
城昌幸 「スタイリスト」
眉村卓 「拾得物」
景山民夫 「ボトムライン」
大沢在昌 「二杯目のジンフィズ」

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

小説家。1952年山形県生まれ。1983年「プロミスト・ランド」で小説現代新人賞を受賞しデビュー。88年「汝ふたたび故郷へ帰れず」で文藝賞受賞。(上記の二作は小学館文庫版『汝ふたたび故郷へ帰れず』に収録)2008年に刊行した単行本『出星前夜』は、同年のキノベス1位と、第35回大佛次郎賞を受賞している。この他、94年『雷電本紀』、97年『神無き月十番目の夜』、2000年『始祖鳥記』、04年『黄金旅風』(いずれも小学館文庫)がある。寡作で知られるが、傑作揃いの作家として評価はきわめて高い。

「2013年 『STORY BOX 44』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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