冒険の森へ 傑作小説大全 16 過去の囁き (冒険の森へ 傑作小説大全16)

  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (608ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784081570461

作品紹介・あらすじ

ジャンルを越え、小説の面白さを追求する画期的アンソロジー『冒険の森へ 傑作小説大全』第16巻。
主人公の過去が蠢き囁き始めることで、ダイナミックに躍動していく物語。その鮮やかな成功例、12編をこの一冊に収録。

主人公の過去。それは物語を紡いでいくための最重要の要素である。過去が蠢き、囁き始めると物語はダイナミックに躍動していくのだ。
その鮮やかな成功の例をこの巻では長短掌12編、提示させていただいた。快哉である。

[収録作]
【長編】
志水辰夫 「行きずりの街」
花村萬月 「なで肩の狐」
【短編】
清水義範 「永遠のジャック&ベティ」
高橋克彦 「遠い記憶」
高村薫 「愁訴の花」
藤田宜永 「剣士たちのパリ祭」
真保裕一 「暗室」
【掌編】
皆川博子 「風」
小松左京 「沼」
結城昌治 「骨の音」
北方謙三 「カウンター」
桐野夏生 「蜘蛛の巣」

感想・レビュー・書評

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  • 花村萬月の”なで肩の狐”はバイオレンスすぎて、途中で挫折。
    桐生夏生の短編”蜘蛛の巣”は不気味で面白かった。

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著者プロフィール

1936年、高知県生まれ。雑誌のライターなどを経て、81年『飢えて狼』で小説家デビュー。86年『背いて故郷』で日本推理作家協会賞、91年『行きずりの街』で日本冒険小説協会大賞、2001年『きのうの空』で柴田錬三郎賞を受賞。2007年、初の時代小説『青に候』刊行、以降、『みのたけの春』(2008年 集英社)『つばくろ越え』(2009年 新潮社)『引かれ者でござい蓬莱屋帳外控』(2010年 新潮社)『夜去り川』(2011年 文藝春秋)『待ち伏せ街道 蓬莱屋帳外控』(2011年新潮社)と時代小説の刊行が続く。

「2019年 『疾れ、新蔵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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