暗黒の街角 冒険の森へ 傑作小説大全 18 (冒険の森へ 傑作小説大全)

  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784081570485

作品紹介・あらすじ

ジャンルを越え、小説の面白さをとことんまで追求した画期的アンソロジー。
第14回配本となる第18巻「暗黒の街角」は、馳星周の言わずと知れたノワールの名作「不夜城」を筆頭に、
新旧のヤクザ小説の傑作13編を収録! 本当の男の美学に酔える一冊!

●編集委員/逢坂剛 大沢在昌 北方謙三 船戸与一 夢枕獏

[編集室から]
ヤクザ小説の巻である。
「いいヤクザ」「フツーのヤクザ」「悪いヤクザ」をほどよく配列しよう、というのが当初の発想だった。
が、甘くなかった。
「いいヤクザ」の小説はいくらでもあるのに、「悪いヤクザ」の名編は少ない。
愚考するにヤクザ小説でリアリスムを貫徹しても感動を呼ぶ小説にならぬのだろう。
とはいえ馳星周長編には「いい人」はいない。
この長編で「背徳」の沼の感覚にひたっていただきたい。

[収録作]
【長編】
馳星周「不夜城」
【短編】
長谷川伸「関の弥太ッペ」
有馬頼義「貴三郎一代」
河野典生「ゴウイング・マイ・ウェイ」
安部譲二「プロフェッショナル・トゥール」
花村萬月「笑う山崎」
石田衣良「エキサイタブルボーイ」
浅田次郎「ラブ・レター」
【掌編】
かんべむさし「ドス」
夢枕獏「あんまさまおおいに驚く」
清水義範「極道温泉」
大沢在昌「気つけ薬」
子母沢寛「座頭市物語」

◇解説/北方謙三 解題/香山二三郎

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務を経てフリーライターになる。96年『不夜城』で小説家としてデビュー。翌年に同作品で第18回吉川英治文学新人賞、98年に『鎮魂歌(レクイエム)不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞、99年に『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。2020年、『少年と犬』で第163回直木賞受賞した。著者多数。

「2022年 『煉獄の使徒 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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