蔦屋重三郎 (学習まんが 世界の伝記NEXT)

  • 集英社 (2024年11月26日発売)
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本 ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784082400897

作品紹介・あらすじ

歌麿、写楽、北斎を仕掛けた江戸のカリスマ出版人――

2025年大河ドラマの主人公・蔦屋重三郎の生涯を
美しい絵、引きこまれるストーリーで、分かりやすくえがいた学習まんが!


260年間も平和な治世が続いた江戸時代。
それは庶民の文化が花開いた時代でもありました。

そんな江戸時代の中ごろに生まれた蔦重こと蔦屋重三郎は、
時代を読む確かな目と
熱意と誠実さとでつちかった人脈をいかし、
軒先を間借りして始めた貸本屋をたった10年で江戸を代表する本屋、版元に成長させます。

その後も幕府の出版統制にあらがいながら、
江戸っ子たちが楽しめる本や浮世絵を世に送り出しつづけました。
江戸の町民文化の最先端を走りつづけた本屋、蔦重が見いだした作家たちの作品は、時代や国をこえ、
多くの人びとを楽しませることになるのです。

【本書の特長】
●まんがだから読みやすく、わかりやすい!
●すべてふりがな付きなので、小学校低学年から楽しく読める!
●Q&Aや年表など、よりくわしく知ることができる記事ページも充実!

【もくじより】
みんなをよろこばせたい!
ひとりで本はつくれない
まじめなる口上
だれも見たことがない絵
もっとみんなに「楽しい!」を
9つの質問でわかる! 蔦重が江戸のカリスマ出版人になったわけ
年表

感想・レビュー・書評

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  • 話題の蔦屋重三郎さん。恥ずかしながらお名前も何をした人なのかも知らなかったので、子どもだけでなく自分のためにも借りてみた。山東京伝、喜多川歌麿、滝沢馬琴、東洲斎写楽らを見出し、常に世の人に「楽しみ」を提供してきた人物だと言うことが分かった。自分の仕事を進めていくうえで参考になることも多かった。

  • 大河ドラマで興味を持ち読みやすいこの本を手に取った。あっという間に読めて、入門にはぴったりだと思う。

  • 大河ドラマの「べらぼう」とは生い立ちの印象が違いますね。

  • 江戸中期〜後期に出版業界で活躍した蔦屋重三郎の伝記まんが。2025年大河ドラマ『べらぼう』のモデル。喜多川歌麿、葛飾北斎、東洲斎写楽、曲亭馬琴など見い出し、世に作品を出した人物。

    遊郭のあたりどう説明してるんだろう?と読んでみたが、サラッと「廻りを囲われ、遊女が集まっている地域。遊女が客を遊ばせる妓楼がある」と注釈があった。ふむ。

    常にアンテナを張り流行に敏感で、与えられたチャンスをグッと掴んでいく姿、政府の取り締まりにもめげないでやりたいことをやりぬいていく姿が胸を打つ。
    江戸のシャレのきいた遊び心、たまらない!
    『一目千本』(遊女を花に見立てた絵の本)や判じ絵おもしろい。

  • 蔦屋重三郎の生涯を俯瞰するのによい。
    2025.02.11 読了

  • 2025年の大河ドラマ「べらぼう」の主人公蔦屋重三郎。これまで全く聞いたことのない名前で何をした人かもよくわからない。
    そこで、手っ取り早く知識を仕入れるのに学習まんがは便利です。
    歌麿や写楽を仕掛けた江戸のカリスマ出版人なのですね。
    蔦屋重三郎の生涯や功績について、おおよそつかめました。

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