ちびまる子ちゃんの読書感想文教室 満点ゲットシリーズ (満点ゲットシリーズ/ちびまる子ちゃん)

  • 集英社
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本棚登録 : 121
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784083140679

作品紹介・あらすじ

苦手な人も多い「読書感想文」。ちびまる子ちゃんと一緒に、実践的な書き方を学べるので、だれにでも感想文が書けるようになります。文章作法の基本や、本の選び方、読書の楽しさも教えてくれる一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 読書感想文を書くのに、テーマ選びから、書き方、文章表現まで書いてあって、小学生と一緒に指導する先生にも良い。

  • Twitterで見かけて、小学生の頃の記憶を軽くさまってしまい、読書感想文についてネガティブな印象がないことを思い出した。たぶん、褒められるようなことはなかったにせよ、若干、黒歴史的なことはあったにせよ、苦手意識を持つようなことはなかったのだ。小学生の頃は。

    そんなことが想起されて、苦手でないからには、本書のような手ほどきに記されていることのいくばくかは自然にやれていたのだろうと思い、答え合わせのつもりで読んでみた。
    読む前からわかっていたことではあるが、やれてたこともある、というところ。

    『自分にとってよい本に出会うことは、よい友だちと出会うことと同じように大事で、同じくらいきせき的なことです』 P.158
    習慣になってしまってやめられないくらいに考えていて特に意識したことはなかったが、本を読み続けてしまう理由は、これかもしれない。

  • きっと子ども向けに作成された本なのだろうけれど、世代関係なく、すべての読書感想文の苦手な人にとってわかりやすいだろう、という印象を受けました。

    感想文を書くにあたってのワザが一つ一つ項目になっていてまるちゃんの4コマ漫画とともにとてもわかりやすくまとめられています。

    感想文を書くにあたっての着目点のバリエーションが豊かで、例としての作文もあるので、イメージが湧きやすいと思います。

    また、よく書くのが不得意な人にありがちな落とし穴も項目別に書かれていて、自分の子ども時代の感想文が、大部分これらに当てはまっているのには笑うしかありませんでした。

    読書感想文ではなくても、他人に伝わりやすい文章の構成の仕方、が学べる1冊だと思います。

  • 図書館で借りて来ました。
    まるちゃんのおかげで読書感想文の大切さが分かりました。
    行の開け方や、句読点の付け方、文章の構成まで考えなければいけない事が分かりました。
    読書感想文を書く事はとても良い事です。
    その本を読んで、自分なりの感想を紙に認める事が出来るからです。

  • 2021年9月26日読了。子ども向けに相方が借りてきた本を読了。子どもが毎回手を止めてしまう読書感想文の宿題を進めるコツをつかむために読んでみた。ちびまる子ちゃんは子どもにとっては身近なキャラクターではなく、自分もそれほど詳しくはないがまんが形式での色々な登場人物たちの掛け合いを楽しく読めた。あらすじ・自分の意見など5つのブロックに文章を分けてそこを埋めていく、で進め方はOK、というのは普通の話だが、「感動のタネ」なる、自分が気になった・書きたい・伝えたいポイントをメモっておいてそこを感想文の主軸に据えるということ、読む側に「おやっ」と思わせるような書き出しを本書提案のパターンを使って工夫してみれば、作文の苦手な子どもでも、読ませる感想文を書けるのではないか?とこちらは思うが…子どもたちにはがんばってもらいたい。

  • この本は、ちびまる子ちゃんがクラスメイトと一緒に、読書感想文の書き方を学んでいく本です。
    1番学んだことは、見直しの仕方についてです。
    実は、仕事で確認不足により、ミスが多いという悩みがあります。
    読書感想文の見直しを応用して、仕事の見直し確認に活かしたいです。
    読書感想文の見直しでは、1日空けて読み返すことが良いとあります。仕事でそんなに時間はかけられないが。1度気持ちをリセットしてから、確認することが大切だと気づきました。
    私は、この本を通して見直しのコツを学びました、今後、仕事のミスを減らすことに取り組みます。

  • 自分の子どもが読書感想文を書いているのを見て、「私は大人になったけど、読書の感想はブログとかに納得のいく形で書けていないな」と感じたので、勉強し直そうと決意し、図書館で見つけたこの本を手に取りました。

    この本は、読書感想文をつくるためのフレームワークをマンガで簡潔に提供してくれています。また、具体的に感想文の例を載せてくれているので書き方の参考にもなります。

    『「感想文を書く」ということは、自分の心を見つめることができるということ』
    本書に出てくるこの言葉は私を変えてくれる一冊でした。

    私は言葉で人に感情を伝えるのがとても苦手で、なぜうまく伝えられないかも、よくわかっていませんでした。ですが、「自分の気持ちを言葉にする整理法が、わからなかったから上手く伝えられなかったのか」と気付かせてくれました。

    さっそくですが、この本を読んだ感想をこのようにフレームワークに則って今書いています。うまく伝わっていれば良書と判断してください。伝わっていなければ私の技量不足です。多くの感想文をフレームワークに則って書きためていき、より自分の気持ちを伝えられるようになれればと思います。

  • 8歳息子と読了。
    まるちゃんのかわいいイラストやマンガ部分に対して文章の多さにちょっとアンバランスさを感じないではないながらも、読書感想文を初めて書く人から極めたい人までカバーできるほどの充実の内容。

    後半は読書感想文コンクールとかに選ばれそうな文章構成やテクニックが満載で、うちはとてもここまではたどり着きそうもないので前半のみ参考にさせてもらうことに。

    感想の書き方以外にも本の選び方や原稿用紙の使い方なども網羅されているので、色々と勉強になる。

    まずは読書感想文を仕上げられるようになるのが目標だけど、高学年になったらもう一度読んでもっと文章力高められると良いな。

    メモ

    ①本との出会い
    ②あらすじ
    ③感想のたね
    ④たねが気になったわけ
    ⑤本を読んで変わったこと

    ④の補足
    本を読んで心が動いたところ
    (面白かったところ、なるほどと思ったところ、疑問に思ったところ、心に残ったセリフや言葉、心が動いたところ、泣きそうになったところ、ぐっときたところ、怒りを感じたことろ、かわいそうにおもったところ、素敵だと思ったところ)

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