星新一 すこしふしぎ傑作選 (集英社みらい文庫)

  • 集英社 (2013年11月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784083211836

作品紹介・あらすじ

生涯に1000編を超える作品を執筆、いまだなお多くの読者に愛されている星新一。そのショートショート、エッセイより17篇を厳選したアンソロジー。選・解説は瀬名秀明。子どもから大人まで楽しめる一冊。

みんなの感想まとめ

短編小説の魅力が詰まった本書は、星新一の独特な世界観を楽しむことができる一冊です。エヌ氏やビールスなど、懐かしい要素が登場し、読者を数十年前の記憶へと誘います。各短編は約10ページで構成され、ちょっと...

感想・レビュー・書評

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  • 星新一、子供のころ夢中で読んでました。
    しばしば登場する"エヌ氏"という響きが懐かしく、また今はウィルスが一般的となった表現がビールスだったりして、一瞬で数十年前に戻りました。
    1話10ページほどの中に、チョット不思議な出来事と、なるほどという結末が閉じ込められています。
    次の物語はどんなオチが待っているのか楽しみでどんどん読めてしまいます。
    私は理系人間ですが、星新一さんの影響を少なからず受けていることに間違いないです。

  • 何年か前に、当時小学生だった娘に買い与えた本だが、あの瀬名秀明が、膨大な星作品から17編をチョイス。しかも、書籍初収録のエッセイもあるなんて、こりゃ面白そう!いずれ読むつもりでいながら長年積ん読状態だったが、いざ読み始めたら、あまりの面白さに即読了!あとがきの瀬名秀明氏の言葉を借りれば、「読みやすく簡潔かつ透明」な文章ゆえ、子ども向けの作家だと低く評価されることもあったらしいが…とんでもない!確かに親しみやすい星作品には十代の頃、学校では自分以外にも多くの同級生がハマっていた。でも、改めて大人になって読んでみると、まぁ深く刺さる刺さる!何このリアルさ!予言!?と驚くことも多々あり。後半に行くほど不気味さとリアルは増していき、最終話「時の渦」を読み終えたときは「ヒィ~」と声が出そうになった。
    箸休めのように挟み込まれているエッセイもまた面白くて、特に、今回書籍初収録の「うきなす」。学生時代に発表されたものとのことで、ちょっと理屈っぽい言い回しが新鮮でした。
    星作品の新たな魅力が発見できる本書は、瀬名秀明氏の「星新一」愛に満ちている。それが感じられるあとがきも、とてもよかった。
    児童文庫だからと言わず、是非是非大人にも読んで欲しい。作品の色褪せなさに、改めてビックリする。

  • あえて有名作・表題作を外してくる選集。
    好きな作品を自選して一冊にし、出版する贅沢。読む側も、記憶にある話の中に忘れていた作品がパッと入ってきたりで新鮮。

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著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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