- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784083212093
作品紹介・あらすじ
イギリスの全寮制学校へ転校してきたワトソンは、同じ部屋になった少年・ホームズが、天才的な推理能力を持っていることを知る。2人は協力して、学校内で発生する事件を次々に解決していくことに!
感想・レビュー・書評
-
オーストラリアからイギリスへ戻ってきたワトソンは、寄宿制のビートン校に転入する。寮で同室になった少年・シャーロック・ホームズはかなりの変人だが頭脳明晰で、生徒たちの持ち込むちょっとした“事件”を解決しているのだった。
NHKの人形劇「シャーロックホームズ」のノベライズ。
図書館本。
この人形劇は全く見たことが無く、ノベライズとどの程度違うのかもわからない。
ホームズがしょっちゅう吹き戻しをピーヒョロやってるけど、バイオリンの代わりなの???
ワトソンのミドルネームが“ヘイミッシュ”なのもしゃらくさい(笑)。そのネタで喜ぶのはシャーロッキアンだけっしょ……。
生徒や教師の名前が原作の登場人物なので、元ネタを知っていると仕掛けがバレバレ。1話目の事件の目撃者・ベッポには笑ってしまった。推理不要!!!
ロイロット先生というのも勘弁してくれ~。事件が起こったら先生が何かやったんじゃないかと疑ってしまう(笑)。
原作のシャーロック・ホームズシリーズを読んだことがあればまあ、それなりに笑って楽しめるかと思うが、原作も人形劇も知らない人が読むのは……あまりお薦めしない。児童向け小説とはいえ人間心理も満足に描写されず、かなり浅い。
何より、原作を適当にこねくり回して面白くないお笑いを突っ込んだだけ、という感じがすごいんだよね……。三谷幸喜が原案というか脚本だから、そうだろうなとは思っていたんだけども。
なぜ「六つのナポレオン像」と「緋色の研究」が抱き合わせになっているのか、ワトソンのミドルネームネタに意味があるのか、続巻を読めば判明するのかもしれないが、今のところ、読んで確かめる気が起きないんだよなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こどもたちが気に入っているテレビの人形劇ドラマ(10月から本放送スタート)のノベライズ。この本は春に先行放送された3話分(最初の冒険(「緋色の研究」「6つのナポレオン」が下敷き)&こまった校長先生の冒険(「ボヘミアの醜聞」が下敷き))。ベイカー街221Bはベイカー寮221B 号室に。本家ホームズシリーズにかつてどっぷりはまっていた小6長女はもちろん、未読の小4次女と小2ぼーずにもおもしろくてたまらないらしい。
テレビで繰り返し見てもおもしろいけれど、本は背景の情報や人形の動きや台詞からは読み取りきれない細かい心の動きなどもわかるのがいい。ドラマの内容にとても忠実なノベライズなので、文字を追うと実際のシーンが頭に浮かび、さらに深く楽しめることうけあい。 -
結構面白い!
-
読み聞かせ用。15歳のシャーロックホームズとワトソンが全寮制の学校で出会い、事件を解決する。小学校中学年からの割に、校長先生の不倫とごたごた2話!原作をもとに、となってるけど、なんだろう、面白くなかった!
-
ワトソン君がふつうの子だったらシャーロックホームズの部屋にいられないのに、1週間以上いられたので、すごいなと思った。
-
NHKの人形劇のノベライズらしい。
人形劇は見たことはないので、どの程度のものなのかは知らない。
復讐して犯人は退学になったり、校長先生が…とあまり子供向けっぽくない設定。
いいのだろうか、これで…。
15才の少年とあるだけ子供っぽくて頭はいいけれどやっぱりまだまだ子供という感じがして微笑ましい。
文章がどうにも読みづらかった。 -
テレビでやっていたのが面白かったし、シャーロックあるあるネタも散りばめられていたし、三谷さん作というので、書店で見つけて衝動買い。
やっぱり子供向けでしたね(苦笑)