流れ星の約束 再会したきみは芸能人!? 伝えたい想い (集英社みらい文庫)

  • 集英社 (2024年11月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784083218781

作品紹介・あらすじ

幼い頃に両親を事故で亡くした結(ゆい)。 小学2年生のときに施設で出会った
安藤流星(りゅうせい)くんとトクベツな約束をしたけど、すぐに離れ離れに。
小学6年生になり、ひょんなことから映画のエキストラに誘われるが、
その映画の主演の男の子は「流星」という名前で…!? 顔もそっくり!?
同一人物なのか確かめたいけど、彼はおどろくほど冷たい人物で…!?

感想・レビュー・書評

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  • おさないころ事故で両親をなくした6年生の結
    母の旧友の多摩子さんに引きとられ、幸せにくらしている

    多摩子さんからエキストラに誘われた映画の主役は天才子役の流星
    結が施設にいるときにトクベツな約束をかわした男の子と顔も名前も同じだった

    けれど撮影現場で会った流星は驚くほど冷酷でいじわるで……

    《流星くん、今、きみはどこにいますか?》

    『たったひとつの君との約束』(全9巻)、『スターになったらふりむいて』(全3巻)の“まいぽん”=みずのまいがみらい文庫で4年ぶりにリリースしたオリジナル新作、2024年11月刊

      「あの日見た流れ星、忘れた日は一日もない」

    結は流星に会えるのか
    ラストの展開に続編の予感も

    応募券1枚で図書カード(3000円分)を150人にプレゼント
    みらい文庫「冬読フェア」開催中(2025/2/28消印まで)

  • 結ちゃん、表紙のイラストから予想外に元気いっぱい頼れる子だった!16ページで倫太郎くんが「かっこよくて似顔絵を描いてみたい」って言ってて、絵を描くのが大好きなのすっごい伝わってきた!

    20ページの元気なあいさつをする結ちゃんにぐっとなっちゃった……。不安でいっぱいのとき、「素直に言えばよかったのに」とか「なんでもっと早く言わなかったの」とか言われたことあるけど、言ったら迷惑かなとか、言ったら怒られちゃうかなってなったことある。「自分は不安です!」って言うのって、すっごいすっごい勇気が入ります。だから、それを隠しちゃうように元気にみせようとするの、自分もだー!ってなった。22ページの心配してほしい優しくしてほしいっていう結ちゃんの気持ち、あの時の自分の気持ちと一緒かもって思った!でも、23ページで結ちゃんは、自分が怖いなって思う気持ちを打ち明けられることができて、良かったなって思った。

    33ページのイラストすっごいすっごい好き!結ちゃんと流星くんの大切な思い出の約束の一ページがたくさん溢れてる。二人の背中に星がたくさん流れていて、時間がぐるぐる巡っているみたいって思いました!


    多摩子さんの『鈴木くんは犯人じゃありません』って面白そう!龍之介くんがすばらしいって絶賛する多摩子さんの作品たち、読んでみたいです!

    結ちゃんは過去に自分の不安を出さないために元気に振る舞うってことをしていて、龍之介くんは演技の為に自分を作品のイメージに近づけるってことをしている。「演じる」って、相手に見せたい部分をみせるってことだけど、自分を偽ることでもあるんだね。46ページの龍之介くんの「ぼくがもし~責任重大だ」って言葉、ズドーンって重みがあります。

    結ちゃんが大きなくしゃみで龍之介くんを庇ったところ、結ちゃんの勇気も凄いんだけど、【そうせざるを得ない】状況での【振る舞い(演技)】を結ちゃんは自ら選択して行っていて、なんだか結ちゃんだけじゃなくて、この撮影の世界にいる人たちみんなが【そうせざるを得ない振る舞い】をしながら過ごしているのかなってくらい、緊張感のある場面の連続だった!読んでてすっごいドキドキしてたけど、71ページで結ちゃんに火が付いたところ、ちょっと笑っちゃった!そこだー!結ちゃん行けー!ってなった!

    キーマカレー!私も好き!甘いカレーだったら食べれる!結ちゃんも甘いキーマカレー派かな?82ページで、多摩子さんがちゃんと結ちゃんを守ってくれる大人で良かったなあってなった!95ページでも結ちゃんの気持ちを確認してくれて、結ちゃんの傍にいる大人が多摩子さんで良かったー!多摩子さん大好きです!


    監督という立場の人間が、一般人(俳優さんじゃないからね!)である結ちゃんを、みんなの前で頑なに「くしゃみちゃん」って呼び続ける意味はなんだろう?

    月菜さんは月菜さんで一生懸命な子なんだろうなあって思いました。結ちゃんに対して発する言葉は「いいかげんなことをしないで」で一貫しているし、彼女の芯になる部分が揺らがないから、キツイ言葉に現れちゃうのかな。撮影の場面は【そうせざるを得ない振る舞い】だって感想書いたけど、月菜さんはそういう小細工みたいな態度をわざわざ見せずに、ガツンと言葉を放つところがカッコイイ子だなって思いました!

    12章のタイトルの「やっと会えた……!」から結ちゃんの気持ちがすっごいすっごい伝わってきたのに、156ページの「再会なんてしなければよかった……」で泣いちゃった。「楽しかったよー」ってごまかして、過去みたいに自分の気持ちを見せないようにしている結ちゃん、すっごいがんばってて、がんばってて、がんばってるから辛いです……。多摩子さんとお話して、結ちゃんの気持ちが言葉にできたの、嬉しくてまた泣きそうになっちゃった。

    決意した結ちゃん、カッコイイ!雪丸ぬん先生も書いてたけど、また結ちゃんと流星くんが笑い合える日がくると良いな!これからの結ちゃんの快進撃!?を是非、読んでいきたいです!

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著者プロフィール

2010年「お願い! フェアリー」(ポプラ社)で作家デビュー。シリーズ全23巻の大ヒット作となる。他に「たったひとつの君との約束」(全9巻)、「スターになったらふりむいて」 (共に集英社みらい文庫)、「放課後オンライン」「クリエイティ部!」(共にポプラ社)など、著書多数。万葉集を新解釈し、それぞれに楽曲をつけた「万葉恋ばな~春夏秋冬~」(学研)が発売中。

「2023年 『鏡のうらのカガミさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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