もの好きの食器棚と愉快な時間

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 100
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784083330612

感想・レビュー・書評

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  • この本の良いところは、堀井さんが自分の目でいいと思ったものをコツコツ集めていくと、それが後からこういうメーカーのこれこれだとわかったりする経緯が載っているところ。名前ではなく品物のよさから入っているのが分かるところ。同じような本でも、著者さんによっては名前に釣られているのが透けてくるものもあるし、その場合にはどうしてその品がいいのかが、読んでいてよく伝わってこない場合が多いのだ。

  • 長年大切に使っているものたち。
    気に入ったものに囲まれて生活する心地よさと優しさがほんのり伝わってくる。

  • 見づらい写真があるのが残念
    伝わりきらない

  • 著者の食器棚にあるものを写真付きで解説している本。
    表紙が可愛くて、思わず手に取り、主に北欧のデザイナーのものだったりするので、素敵だなぁ~と思いながらページをめくりました。

    はじめに のページでいいなと思ったのは、著者が探し、わかってきた、ものへの“ルールがあること”。
    -何か新しいものを買ってくると、居場所を探してやるのに苦労する-
    そして、見えてくる著者のものへの感覚が私は好きだと感じました。
    最初から、ここにこういう風な感じので・・・と決めてものを探すこともあれば、衝動的に出会うものもあります。
    選んで残るものは、大好きでずっとそばに置いておきたいもの。

    もの好きって、何でも好きなのかっていうとそうではなくて、こだわりやセンスや趣味、理由の有無はあるけれど、その人っぽいところが出ちゃうものがいいなって思ったりしました。

  • フードスタイリストの堀井和子が、自身の気に入った道具たちをカラー写真で紹介した楽しい一冊だ。
    日本の民芸から北欧のガラス製品やフランスやイギリスの雑貨など、紹介される品々の出身はさまざまなのに、ひとりの目を通して選ばれ、長年生活に添わせると、こうして並べてみたときにどこか似通った顔をして見えるから不思議だ。
    私もこんな風に由来からいとおしく思えるような品を、少しずつ集めて暮らしていきたいなぁ。

  • どれも手に取りたくなる、洗練されたアイテムたち。

  • 堀井和子さんの本をじわじわと。

  • *図書館*
    時間をかけて愛しんできたことが伝わる‘もの’ばかり。そのスタイルは見習いたい。
    この本でも釜定工房のオイルパンが載っていた!

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著者プロフィール

ほりいかずこ●1954年、東京生まれ。上智大学フランス語学科卒業。中学生の頃からの料理好きが高じて、料理スタイリストになる。1984年から3年間、夫の仕事でニューヨーク郊外で暮らす。帰国後、シンプルで洒落た食情報や料理を紹介。おいしいと思ったもの、素敵だと感じた生活空間を、写真、文、イラストを自らも手がけて伝える単行本が人気。その徹底した美意識と、文章の行間がかもし出す自由な雰囲気に惹かれ、熱烈なファンが多い。 2011年には「一丁目ほりい事務所」を設立。若手作家とコラボレーションをして、オリジナルのテーブルウエアなどを製作している。

「2014年 『北東北のシンプルをあつめにいく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

堀井和子の作品

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