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- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086000352
作品紹介・あらすじ
大学は行けなかった。だけど就職して、仕事はたくさんある。忙しい毎日が続いている。…ふと立ち止まったとき、急に虚しさにとらわれたサラリーマンの志水。そして男相手に体を売り、変わった報酬を得る少年・サヤ。大都会・新宿の公園で、たまたま出会った二人だったが…?忘れていた肌のぬくもりを思い出させる、かぎりなく優しいボーイズラブ・ストーリー。表題作ほか1編を収録。
感想・レビュー・書評
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どちらの話も共通して、まだまだ人生これからな10代の受けと、社会人になって数年、雑多な毎日に忙殺されて何かを見失いそうになっている20代の攻めが軸。「オアシス」の主人公は褐色の肌を持つエキゾチックなタイプでどちらかというと「陽」なのに対して「酔芙蓉」の主人公は色白で寡黙で儚げな「陰」と対称的。自分としては「酔芙蓉」の方が妖艶さが感じられて好みだった。どちらもラストは日々お疲れ気味だった20代攻めが心ときめく受けの存在に力を得て、心の健康を取り戻し前を向いて歩いてゆくところで終わっているところが良かった。
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「後学」のために図書館で借りて見たいわゆる典型的なBL本(コバルト文庫なのでぬるめ)。攻めがふたりともへたれだったのがみすとさん的にいまいちでした。
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