砂の覇王 5 流血女神伝 (流血女神伝シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086000383

作品紹介・あらすじ

ドミトリアスの戴冠式で、亡国・ギウタ最後の皇女と同じ、カザリナの名で、バルアン王子の正妃として披露されたカリエ。晩餐会にも出席したカリエは、同席したヨギナ総督・シャイハンに、その素性を追及されてしまう。その場は乗り切ったが、会の後、別室に現れたサルベーンによる、聞き覚えのない言語での語りかけに、カリエは一瞬、真っ白になる。そして、彼女の口から出た答えとは…。

感想・レビュー・書評

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  • エドの出番がもう少し欲しいなぁ。個人的願望、。

  • 過去が明かされる時
    最初の頃から匂わされてはいたけど
    それが
    表され
    絵もついたとき
    あの時代があったから
    奇跡的に生き残れたからこそ
    今があったんだよね
    まだ勢いだけでしかないけど
    少しずつ
    自分の意思で対峙できるくらいになってきたんだね
    すごいなぁ

  • カリエの素性が明かされる。
    カリエが、覚悟を持って今後の生き方を選択する。
    カリエの転機、
    近隣諸国の情勢が流動化し、激動のマグマが溜まっていく。カリエがトラブルに巻き込まれ続けるのは変わらないらしい。

  • 45:どろどろです。兄上と姉上の行く末に光あれ!

  • ラクリゼがいよいよ表舞台に登場してきた.カリエに対しての想いがどのように結実するのか非常に興味深い.

  • おさんぽマヤルの初恋

  • サルベーンほんまに色々掻き回してくれるよね…。そらラクリゼも怒るわ(笑)この巻の目玉は、サジェの最期と、そのあとのカリエとバルアンのやり取りだろうなあ。サジェは本当に可哀相だった。でもこの同情すら彼女を苦しめるんだろうなあ…。カリエとバルアンとのやり取りはヒヤヒヤしたっ!危険な駆け引きやったけれど、この時のカリエは格好良かった〜!次の巻ではトルハーン大活躍するようなので、トルハーンとギアスのやり取りに注目して読みたいです。

  • サジェが!
    ラクリゼが人間であることに驚く。ひとっぽくない。
    トルハーンはどうすんだろう。

  • カリエが成長した~!というか、「選べ」と果敢に立つ。圧倒される。それも愚痴を言うだけの利用される存在から自分で見極め対峙しようとの覚悟と行動があってからこそなのだろう。4巻よりおもしろく感じたのはカリエが受動的立場から自分の意志が明確になったからだろうな。バルアンの周到さは凄すぎる。

  • 亡国・ギウタ皇国の最後の皇女であるカザリナとして、バルアン王子の正妃と披露されたカリエ。
    その素性を追求されることに…

    やっぱりというか予想してましたが、カリエこそカザリナ皇女なんですね~
    帝国の娘からの疑惑がスッキリ!
    そして、インダリに戻ったらこんどはサジェが…
    エドも妹(?)離れしちゃうしね~
    今回はバルアンをちょっと見直したかも…
    カリエ同様に私も少しずつ惹かれてるのかもしれない(^_^;)

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著者プロフィール

『惑星童話』にて94年コバルト読者大賞を受賞しデビュー。『流血女神伝』など数々のヒットシリーズを持ち、魅力的な人物造詣とリアルで血の通った歴史観で、近年一般小説ジャンルでも熱い支持を集めている。2016年『革命前夜』で大藪春彦賞、17年『また、桜の国で』で直木賞候補。その他の著書に『芙蓉千里』『神の棘』『夏空白花』など。

「2022年 『荒城に白百合ありて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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