神遊び (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 31
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086002394

作品紹介・あらすじ

神遊びをすると怖いものに遭うという。祭りの夜に神社に向かった明、俊介たち。少年たちの小さな冒険が心の奥の秘密をさらけ出し、やりきれない思いはリーダーの明に向かう。やがて悲劇が訪れ…。いたずらな神の手がぼくらの運命を変える!?二〇〇一年度ノベル大賞・読者大賞、W受賞の表題作に二編を加えた人と神をめぐる不思議でちょっと怖い異色のオムニバス・ストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 加津ばあちゃんが好き。

    見えないものへの畏れと、伝えられる懼れが代を超えて少年少女の閉じた世界を開く様が良かった。

    絶対的な神ではなく、理解の及ばない、決して利ばかりを齎さない、しかしながら人間臭くもある人ならざる者の姿は後の作品へと受け継がれているなぁと。

  • 2001年ノベル大賞受賞

  • 子供の心って、抑制聞かない分、素直で残酷。

  • 昔気になっていて、すっかりそのまま忘れていた本です(笑)
    そういえば…と思って借りてみました。

    題名の『神遊び』は、神『と』なのか神『で』なのか…。
    当然神様から見れば、人などというものは玩具です。
    そう考えると、話の内容は察する事ができます。

    現実から少しだけ不思議な世界にはみ出した、そんな話ですw

  • 20040717:読了

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著者プロフィール

唐津市生れ。2017(平成29)年『奇譚蒐集録一弔い少女の鎮魂歌‐』(2018年11月 新潮文庫nex)が日本ファンタジーノベル大賞最終候補に。同シリーズに『奇譚蒐集録一北の大地のイコンヌプー』(2020年7月 新潮文庫nex)、他の著書に『神遊び』(2003年2月 コバルト文庫/2021年7月 集英社文庫 表題作にて2001年度ノベル大賞と同賞の読者大賞を受賞)がある。

「2022年 『薬喰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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