- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086002684
作品紹介・あらすじ
幻将皓は、現在随一の側近硝乃と高級シティホテルのスイートルームにいた。色鮮やかな唇で皓はひとり笑む。炎将〓(せん)司の最期を思いおこしての、静かな微笑だった。そこに雷将勝呂が、九那妃の恩情を伝えるために現れた。"蘭を遣わす。幻将の手足として用いられよ"空者九那妃の分身ともいえる"使"の蘭を陣中に加えるということは、すなわち九那妃の剣を預かるに等しいことを意味したが…。
感想・レビュー・書評
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出版当時以来の再読。新刊が出たので復習に。
一読して、こ、こんなところで終わっていたのだっけ…と呆然としました。むごすぎる。たぶんこの苦しさを覚えたまま新刊を待つことに堪えきれずに忘れたんだろうな…当分出ないだろうことなんてわかりきっていたし…。思い返してみればこのシリーズを読んでいて苦しい思いをしなかったことがありませんが、思春期に読んだものというのは自分の血肉になっていて、容易には切り捨てられないですね。
オーラバではずっと里見十九郎が好きなので、この人がメインの話が回ってくるといつもうれしいけどつらかったのだということもまざまざと思い出しました。『星を堕とすもの』とかね…。縁側でいとこづきあいしている十九郎と希沙良にはほのぼのしてしまうけれど、まだこの二人のバランスは完全には戻っていないのだとわかるのでそれもつらい。つらいばっかりだな!
それにしても修学旅行の朝の冴子ちゃんかわいい。冴子ちゃんと亜衣ちゃんの揺るぎない女子力(こんな言葉は2004年当時はなかった気がするけど)のおかげで、頼りないやら暴走するやらの男どもをなんとか見守っていられる、そんなシリーズ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み直しが間に合った…!
ああ、新刊待ち遠しい。 -
シリーズ第十九弾。
今のところ最新作。
早く先が読みたいです〜
******** 再読記録 ********
2009.06.23 -
読み始めた頃は、まさか十九郎氏の歳を追い越すとは思わなんだ(笑)
今や忍様とて遙か年下なのだなあ。
どうでもいいが、私は西城氏がとても好きだ。 -
いつ・・・完結するんだろう。このシリーズともずいぶん長い付き合いになりました。希沙良が大好きです。彼のエピソード好きだった。
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早く次でないかなー…
あとグラハのあかねちゃん受験はいつ文庫収録するの? -
本当にどうなってしまうんでしょう、19郎さんってば・・・。早く続きが読みたいよう・・・。
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もう12年の付き合いになりますね…。結末を見ないと死ねない作品のうちのひとつ。(またか)彼本人はそんなこと望んじゃいないだろうけれど、しかしどうか…救われますように。
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いたいね。(悪い意味じゃないよ)本とに。てか、そろそろハイスクールじゃ無くなるんじゃ・・・とゆうかそれに付いて考えると悪い方向にいってしまう気がするので考えるのはやめにしとこ。ああ十九郎。。。ちょっと表紙が・・・