破妖の剣(6) 鬱金の暁闇 3 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
3.17
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本棚登録 : 259
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086002974

作品紹介・あらすじ

破妖刀・夢晶結の使い手であるスラヴィエーラは、苛立ちを隠せなかった。紅蓮姫がアーゼンターラに懐いているのに、使い手であるラエスリールは平気な顔でいるからだ。しかも紅蓮姫が惹かれているのは、アーゼンターラではなく、かつてラキスだったときの人間の魂と、幾ばくかの記憶にであった。つまり、ラキスとは意志の疎通ははかれるが、アーゼンターラ自身とはままならないのである。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ19冊目


    まだお話はさっぱり進まず…

    次巻に期待!

  •  挿絵が一切なく、巻末にかなり古いコバルト本誌の企画が収録されていたため、多分、〆切ぶっちぎってギリギリだったんだろうなぁ……と推測。
    印刷所のスケジュールとか、月度の売上見込みとか、作者本人の他作品刊行スケジュールから、落として翌月回しにとかの対応ができなかったんだろうなあ。
    イラストレーターさんのスケジュールとかも押さえてあっただろうに……とか思ってたら、案の定トラブったらしく、次の巻からレーターさんが変わった(泣)
    思い入れのあるイラストレーターさんだったので、仕方ないこととは言え、かなり寂しい。
     現行版のカバーは新イラストレーターさんに変わって、昔からのファンとしては複雑だけど、新たに手に取る人が増えたらいいな。
    一緒に未完地獄を味わおうぜ!

  • 現在の表紙は小島榊さんですが、2009年発行版からです。
    それまでの版は全て表紙も厦門潤さんです。
    「鬱金の暁闇4」が発売された時に書店に並んでいた此方も拝見させて頂きましたが、本体は変更が全くされていない(版数等以外)ようでした。
    確か本体に記されたイラストレーター様の御名前も、厦門潤さんのままだったような…。
    気が付けば「鬱金の~」以外の破妖シリーズも新しい表紙のものが発売されてきており、いずれは全て小島榊さんのイラストの表紙となってしまうのでしょうね。
    中のイラストまで全て変更だとか、書き下ろしがある新書の文庫化等なら新しく購入もアリなんですが…表紙だけだと再購入は無いかな。
    しかし、シリーズ途中でイラストレーターの変更は珍しいことではないですが、以前発売されたものまで変更になるのは初めてな気がします。

  • 早く続きを書いてくれ、と真剣に願うシリーズ。
    破妖の剣シリーズの一番新しい本編。

    未完の作家として有名な前田珠子氏の小説。
    この小説で絵師のファンになり、漫画を探し回ったのはいい思い出です。
    そっちも未完っていうか第一部完っていうか打ち切りが結構あるんだこれが…

  • 闇主も青春の思い出が詰まった愛しいけどダメ男ランキング上位の人(笑)これ続きはどうなったんだ・・・。

  • 現在出ているところまでは所持。天然ボケで強いラスが好き。どの人も個性が強すぎて面白い。
    どうか完結しますように……!

  • 破妖の剣6話目の3冊目。
    ラスと紅蓮姫、その異質な破妖剣士と破妖刀との絆の深さについての見解の相違が齟齬となり、苛立つスラヴィエーラ。
    自分の過去を思い出し、受け入れようとするリメラトーン…もとい、アーゼンターラ。
    遥かなる昔、唯一愛しあったラキスとの再会…思い出にすがり、ラスの手を離れた紅蓮姫。
    裏で糸をひいてた存在は第6の妖主たるものだった…!!
    まぁ、あんなに大事やらかしれるんだから新しい妖主クラスのものだろう・とは思っていましたが、その能力たるや…反則的なものなのではないでしょうか。
    未だ完全に彼女の企みの全貌も明らかにはなっておらず、どういうことをこれから仕掛けてくるのか楽しみです。
    そして、ラスは彼女にどう立ち向かって行くのか? 
    未だに姿を見せない乱華は? 不意に姿を現した金の妖主は? 
    今回も良い感じになったのに、邪魔が入られた闇主…。そろそろ不憫に感じてきたけれど、ラスも自然に懸命に、それに応えようとしているので望みが叶う日も近いに違いない。がんばれ赤男!! 
    巻末なんですが、イベント的なモノを入れなくて良いですから(普通にCobalt本誌で読みましたし、その方がイラスト満載で楽しかったしスクラップでとってあるし。)もうちょっと、しまりのある感じで本編終わって欲しかったです。
    次の破妖はいつ発売ですかね〜?もう4年たってますよ;('07.11現在。)そろそろお願いしたいものです。(切望。)

  • 最初の感想は文字が大きい。
    次に薄くなってもいいので、後半のオマケはいらないと思った。
    雑誌で掲載されたものらしいが、自分の趣味丸出し。自己満足のオマケ部分の所為で本編が台無しになる気がする。

    このシリーズが好きだからこそ、がっくりきた。

  • 破妖刀・夢晶結の使い手であるスラヴィエーラは、苛立ちを隠せなかった。紅蓮姫がアーゼンターラに懐いているのに、使い手であるラエスリールは平気な顔でいるからだ。しかも紅蓮姫が惹かれているのは、アーゼンターラではなく、かつてラキスだったときの人間の魂と、幾ばくかの記憶にであった。つまり、ラキスとは意志の疎通ははかれるが、アーゼンターラ自身とはままならないのである。

  • 先生、続きが読みたいです。なんだかんだいって結局このシリーズ、好きなんだよ…!

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