伯爵と妖精 あいつは優雅な大悪党 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1110
感想 : 159
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086003933

作品紹介・あらすじ

リディアは、妖精が見えて、彼らと話ができる女の子。父に会うためロンドン行きの船に乗った彼女は、突然現れた若い男に誘拐されてしまう。エドガーと名乗るその男は、自分は伯爵だと言い、彼の身分を明かすための宝剣探しをリディアに依頼する。胡散臭いと思いながらも、彼と契約してしまうリディア。一方ちまたでは凶悪な強盗事件が噂になっていた。犯人の特徴はエドガーに似ていて…。

感想・レビュー・書評

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  • いやぁ、王道!
    強気な女の子も、強くてきれいな顔で、影がある青年って。

    「もう、いつくっつくのよ~」とお姉さんはヤキモキしちゃいます。
    ……!?Σ(□`;

    シリーズは32巻だって!?
    それって、二人はいつごろくっつくの!

  • ヴィクロテに結構はまったので、同じコバルトの人気長編ということで手を出してみました。
    いろんな妖精てんこもりでちょっと読みながらう〜んと思ったけど、エドガーの過去や謎が気になって一気に読み進めちゃった。そして意外と盛りだくさんで読むのに時間かかった。
    文章もすんなり読みやすいし挿絵も繊細できれいで、これは大人買いしたい……。
    一巻がこのクオリティならはずれはないなーという構成力&文章力。
    エドガーの設定はダークさてんこもりなんですが、リディアの性格と作者さんの品のある世界観できれいな乙女のファンタジーという印象。
    こてこてファンタジーになりすぎず、ヴィクロテのようなどろどろリアルよりにもならないんじゃないかと期待。

  • 20周年記念ということでシリーズを1から再読。
    定期的に読みたくなる作品です。
    ヴィクトリア朝とかそういう世界感の作品が大好きなので!そういう世界感が好きな人や魔法使いや妖精などファンタジー好きな人にオススメです!
    猫好きにはニコがたまらない!

  • イラストが可愛くて購入。妖精の話とか大好きだったので楽しかった。
    エドガーののらりくらりな感じと、リディアの自己肯定感の低さにモダモダする。
    ケルピーがかっこよくて、出てくるたびテンション上がった。のちにアニメかまでする作品です。

  • 2021.01.26再読終了
    読み始めたらどんどん物語に引き込まれてあっという間に読み終えた。

  • アニメにもなってたみたいで有名だけど、長編だからと敬遠していた作品。
    ちらっと読んでみたら面白かった。
    積み本たくさんあるし、消化してからのはずが。
    やっぱりまだ読んだらダメだったかもと思ったけど結局読んでしまった…。

    有名で長編なものってやっぱり面白いから、そうなるんだなと再確認。
    うん、面白い。
    複雑な設定だしまだまだ良くわからないんだけど、余計に続きが読みたくなる。
    これは上手だからなんだろうなー。

    リディアもエドガーもレイブンもニコも魅力たっぷりでした。

    (ただ最後にひとこと。
    男性のメロウが魚人風ってところが。
    えっ!イケメン風じゃないの?!と思ったり…。)

  • 再読です。点訳では3巻でとまってしまって、電子かされたので最後まで読めると思い最初から読み直しています。でてくる生意気な猫が可愛いです。

  • 意外なほど良い出来
    続巻に期待

  •  昔好きだった少女小説。改めて読んで、やっぱり好きだと思った。
     急にラブラブになったりせず、二人の言動や心情に無理がないので読みやすい。
    自分の魅力を十分分かった上で駆使する男と、自分の魅力がサッパリ分からず自分への賛辞を信じない少女。ナルシストと自虐少女になりそうなのに、どちらも嫌味なく魅力ある登場人物になっている。
     最終巻まで読んだあと改めて読むと、初巻では互いの心の壁が分厚い。二人がいかに影響し合ったのかがよく分かる。

  • 親友からもらった小説。意外と面白かったので続きが読みたい。

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著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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